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山村集落「加賀東谷」
重要伝統建造物保存地区は、全国43道府県(126地区)に種類別(3段階)で剪定されている。
加賀東谷保存地区は、加賀市の南東部に位置し、大日川を源とする動橋川(いぶりはし)と
杉ノ水川の上流域に点在する4つの集落で構成される。
この集落は、藩政期より製炭業で栄え、明治前期から昭和30年代迄に建てられた主屋や
土蔵等が群として残る。
主屋は二階建て、瓦葺き、煙出し付きの形式で統一され、これらの伝統的建造物群と周囲の
自然環境が一体となり、歴史的な山村景観が形成されている。
<大聖寺川支流杉ノ水川流域の「杉水集落」。集落内は300mほどに両側に点在し、
集落入口に村社(𠮷備神社)がある>
<集落を越えて1.5km遡ると「県民の森」ここには、川遊びや遊戯施設・キャンプ場が
整っている。ここより、動橋川流域への峠越に遡る。
峠からの眺望も、天似が良ければ左に日本海まで見える>
<坂道を下り、動橋川流域沿いに沿って遡ると、大土集落の入口に被災受難の地蔵
昭和13年5月22日-大土集落全焼(焼死3名)とある>
<大土集落(全戸空き家同然で、冬期は不在となる)>
<二つの蔵が同じ程度で建っていたが、奥の1戸改修されている>
<大土集落を下ると、道路の三叉路にある念佛地蔵と道標、左の道標に「念佛は
光尋の 大道」右の道標「村の発展へ 道路愛護」「右 大土を経て大杉谷村え至る」
「左 大杉谷村を経て新丸村へ至る」と記実ある>
<今立集落>
<今立小学校跡地>
<荒谷集落>
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