
暑い土用の下にもめげず、しっかりと根を下ろし大空に枝をかざしている大杉に出合った。
ここ、白山市吉野に「御仏供杉(おぶくすぎ)」国指定天然記念物(昭和年13年8月8日指定)があって
歴史の中で面々と息づいている。
御仏供杉の表示板に次の説明書きがあった。
「御仏供杉は樹齢660余年、樹高18.7m、目廻り7.6mの大樹で、その樹形が仏様にお供えする
「おぶくさま」のように見えることから、御仏供杉と呼ばれるようになりました。
別名「倒さ杉」と呼ばれるこの杉は、九州肥後の国に生まれられた大智禅師が幼い時に仏門に入り、
正中元年(1324)、11年の中国(当時は元の国)での修行を終えて帰朝され、翌年ここ吉野の
山中にて祇陀寺を開山されました。
元徳2年(1330)に菊池氏の願いを入れ肥後に向うにあたり山ん寺から杖にしてこられた杉の小枝を
逆さにして「この木が根づいて繁茂すれば、仏法盛んになるべし」と言われて、村人に別れをつげられ、
以後村人は仏の木として大事にお守りし、今の大樹になったと伝えられています。
また、この木は梢が四方に根が張ったように見え、どの枝も下に垂れたように下がり、また上を向いています。
これが倒さ杉と言う名の起こりであります。」
<1.東方向に向かって「御仏供杉(おぶくすぎ)」の全景。>
<2.東南方向に向かって。>
<3.南方向に向かって。>
<4.南西方向に向かって。>
<5.ここは、陶芸の里でもあり見学も出来る。>
<6.休憩も出来て、道の駅の役割を果たしているよ。>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます