気まぐれネコめくり

家族は3にゃん(娘)、主人、私。

偶然も一つの運命なり

2008年07月08日 00時56分34秒 | うちのにゃんズの話
「偶然も運命の一つなり」うはっ~!自分でも恥ずかしくなるようなタイトルを書いてもうた。
保護しているちびねこ八百屋は、うちに7月4日にやってきた。3年前の同じ日に、ほぼ黒ネコのキュウが、うちにきた日だった。私は、てっきり白黒のオスのター(現在はM-78星雲在住)が7月7日に拾って保護したので、日付けが近いからその縁かと思っていた。まさか、キュウと同じ日だったとは・・・。キュウちゃんや、気がつかなくてごめんしゃい。他にも驚くような偶然はいくつもあるのだけど、やっぱり、偶然って一つの運命なんだろうなぁと思える。
実は、このちびねこ八百屋が保護されて最初に写メールが送られてきた時に「この子は、うちの子になる」と直感した。ブログでは、保護がほしいになりそう。なんぞと脳天気に書いていたけど、本心では、真剣に「手放してはいけない」と感じていた。
とーちゃんは「飼うのはいいけど、ウリがどうなるかなぁ」と今も心配気味。洋ネコのウリは、ネコみしりがはげしい性格。でも、元もとは大家族の中で生まれている。時間をかければ、必ずキュウと同じように適当な距離を保ちつつ仲良くすると信じている。
何よりも思うのは、このちびねこ八百屋は、人慣れしすぎている。つまり、一度は飼われていたのに捨てられたのだろう。この八百屋のおっさんのようなダミ声も、心ない飼い主だった人に置き去りにされ、よほど叫んでこうなったのだろう。
ネコは顔を覚える。この数日で、ちびねこ八百屋は、私をしっかり覚え信頼しきっている。すっかり元気になって、仮に里親探しでいい飼い主に出会えても、この子には人間には見えない心の傷がのこるかもしれない。ボランティアの方々が、保護ネコの里親募集をされていることは、すばらしいことだと思っています。でも、私はボランティア活動のメンバーでもない。この子を預かったいきさつは、偶然が重なったのもあるけど、それもまた運命。私は、人間にも運命があるように、ネコにもあると思っています。この子がうちに来て病気と闘い、そして克服しようとして頑張っている。ちびねこ八百屋、私は君を手放さないよ。でも、この子で打ち止め。これ以上は、ネコにとってもストレスになるし、うちの経済も崩壊する。キュウも出所が不明なので、うちに来た日が誕生日。ちびねこ八百屋の誕生日も7月4日ってことに。