管理人のコメントです。
食糧備蓄、脱水対策も視野にしっかり進めてください。
産経が農水省備蓄ガイドも一緒に載せてくれました。
http://sankei.jp.msn.com/life/body/090501/bdy0905010810008-n1.htm
新型インフルエンザ 家庭で…どう備える? 食料品や薬の備蓄を (1/3ページ)
脱水に注意/デマに振り回されるな
世界に危機感が広がる新型インフルエンザ。国内でも一度発生すれば、大流行になることが懸念される。万が一に備え、この大型連休中に家庭でできる対策を紹介する。(平沢裕子)
≪2週間分の食料を≫
連休まっただ中に宣言された新型インフルエンザの発生。メキシコでは死者が150人を超えたと伝えられ、国内でも不安に思う人は少なくないだろう。
インフルエンザに詳しい元小樽市保健所長の外岡立人(とのおか・たつひと)さんは「予想されていた鳥インフルから変異したものと違い、今回の新型インフルはウイルスの毒性が弱く、多くは1、2日の発熱で終わっている。ただ、万が一に備えることは大事だ」と指摘する。
計画していた連休中の旅行をどうしようかと迷っている人もいるかもしれない。「流行している地域に出かける場合は、保健所などに確認して判断してほしい」と外岡さん。
感染が広がったときに備え、この機会に食料や日用品、医薬品の備蓄をぜひ行っておきたい。農林水産省は、最低でも2週間の食料品備蓄を推奨しており、家族4人が2週間生活するのに必要な食料品の例をホームページで紹介している。
≪梅干しや解熱剤…≫
かつて新型肺炎(SARS)が流行した中国・北京の日本大使館で医務官を務めていた近畿医療福祉大学の勝田吉彰教授は「万が一、感染が広がった場合、外出を控えざるを得ないので、今のうちに備蓄をした方がいい。通常のインフルエンザもそうだが、発熱による脱水症状が怖いので、イオン飲料や経口補水液(ORS)を多めに用意すべきだ」とうながす。
ORSは病者用食品として調剤薬局などで販売されている。自分で作る場合は、水1リットルに対し、砂糖40グラム(上白砂糖大さじ4・1/2杯)と塩3グラム(小さじ1/2杯)を溶かせばいい。また、「おかゆに梅干し」もORSと同様の効果があるとされるので、備蓄食料品には梅干しも加えておきたい。 発熱時の解熱剤としてはアセトアミノフェンを用意しよう。アスピリンや非ステロイド性抗炎症剤は、インフルエンザ脳症を悪化させる危険があるので小児に服用させてはいけない。
≪他者にうつさない≫
外出から帰ったら、手洗い、うがいをする予防策も必要だ。また、自分が知らないうちに感染していることもあるので、他者にうつさないようにする努力も大切。せきやくしゃみをするときには、必ずハンカチやティッシュを口や鼻にあてて覆い、その中にするようにしたい。
勝田教授は「北京での経験から、誤解やデマに振り回されるのが最もよくない。発熱などの症状があるときは保健所などに相談し、どのように受診すればいいか、指示に従ってほしい」と呼びかけている。