[屋根型太鼓台]
5.丸屋根型‥平らな天井の太鼓台が出てくれば、その天井を丸く装飾するのはごく自然の成り行き。
・小松島市の「勇み屋台」
・愛媛県愛南町内海柏の「四つ太鼓」
・徳島市勝占町の「勇み屋台」
・鳴門市の「勇み屋台」
6.切妻・破風屋根型‥屋根が更に屋根らしく、地方によっては豪華となる。
・境港市外江の「だんじり」
・高松市庵治町の「だんじり」
・越智大島の「だんじり」(今治市)
・淡路島の「遣いだんじり」
・丹後・久美浜の「屋台」
・広島県坂町の「ちょうさい」
・小豆島・土庄町の「太鼓」
7.神輿屋根型‥屋根型の最も上級の神輿を模した形態に発展する。但し、初期の神輿屋根は意外と簡素であった。
・小豆島・土庄町の「太鼓」
・奈良県榛原市の「太鼓台」
・兵庫県三日月町の「屋台」
・姫路市の「屋台」
「蒲団型太鼓台」
太鼓台文化圏では蒲団型の太鼓台が最も数多く分布している。しかし蒲団型においても多様な発展を繰り返し今日に至っている。その詳細をたどってみたい。
8.本物蒲団型‥座布団状の本物の蒲団を積む。初期の蒲団型太鼓台である。
・愛南町深浦の「四つ太鼓」(「やぐら」とも称す)
・広島県大崎下島沖友の「櫓」(やぐら)
※奉納絵馬には蒲団部を積み重ねていない。(年代不詳-裏に書かれているのか)
(終)
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