222.『現代思想入門』千葉雅也の本から考える
はじめに、日本のミュージシャンの訃報を二件、取り上げます。 ギタリスト、シンガーソングライターで、日本におけるフィ...
223.千葉雅也の本から現代美術を考える②
はじめに、芸術の問題とは縁がないようなことを書きます。 私にとって、これらの日々の暮らしの中で目にすることと芸術活動とを切り離して考えることはできません。それらは人間の営みとして...
224.倉重光則展、北川聡展、千葉雅也から現代美術を考える ③
最初に展覧会の紹介です。 5月23日まで、藤沢の「obi gallery」で倉重光則さんの展覧会が開催されています。 https://www.obi-kikaku.com/ex...
225.「批評理論入門 『フランケンシュタイン』解剖講義 」廣野由美子について①
はじめに、大変恐縮ですが、せっかくこの文章をご覧になった方には、ぜひ前回のblogも見ていただきたいと思います。 https://blog.goo.ne.jp/tairanahu...
226.『アメリカン・ユートピア』バーンと『批評理論入門』廣野由美子について②
デイヴィッド・バーンの『アメリカン・ユートピア』を見ました、と言ってもiPadの小さな画面ですが、それでも十分に楽しめました。前から見たかったのですが、忙しくてなかなか果たせず、や...
227.『ラバー・ソウル』をめぐって、村上さんと佐藤さんのこと
先月の村上RADIOで「ラバー・ソウルの包み方」という特集をやっていました。ビートルズの名盤『ラバー・ソウル』を、他の演奏者のカバー曲でやってしまおう、という特集です。カバー曲だか...
228.100分de名著『砂の女』から連想して
友人がNHKの『100分de名著』という番組で「6月は安部公房(あべ こうぼう、1924 - 1993)を取り上げるよ」と教えてくれました。調べてみたら、彼の小説『砂の女』を4回に...
229.ETV特集「ウクライナ侵攻が変える世界」、ベイトソン『精神と自然』
4月2日に放送されたNHKのETV特集「ウクライナ侵攻が変える世界 私たちは何を目撃しているのか 海外の知性に聞く」という番組が、先週末に再放送されました。そしてそれが、6月16日...
230.『糸数都 展』『高島芳幸 展』から絵画のあり方を考える
かつて『時代は変わる』と歌ったのは、ボブ・ディランでした。私たちの世代なら、『風に吹かれて』と同様に知らない人のいない歌だと思いますが、リリースされてから60年近くが経つものですか...
231.須賀敦子の翻訳の仕事、ヤマザキマリの言葉から
NHK・Eテレの番組『100分de名著』の6月は漫画家、文筆家のヤマザキマリさんの語る安部公房の『砂の女』です。その初回の放送を見たときに、ヤマザキマリさんと『砂の女』との出会いを...