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最後の旅を始めよう

-黒の英雄譚・零-

新宿警察物語

2006年05月11日 | ツレズレ日記
前回までのあらすじ]
新宿警察に捕まったクロイキシは、
パトカーで警察所に連れて行かれたあげく、
そこで、尋問される事になってしまった!!!!!?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




前回、言い忘れていましたが…、
実は尋問の前に写真を撮るとかで、捕まったときのままの写真を
何枚か、撮られました…

更にナイフが、ウエストポーチから出てきた事から、
それだと分かるように、指をさした状態で撮るとか…



それって、相当“コッケイ”な画になりますよ!?
( ̄△ ̄;)


モチロンそんな事は、心の中で叫びましたよ。
言えるわけ無いじゃないですかこの状態で!!
汲んで下さい、僕の気持ち!!


まあ、向こうはプロのカメラマンでもなければ、
クリエイターでもデザイナーでもありませんから、
「このウエストポーチの中に入っていました。」
…という事さえ分かればいいのでしょうけど…


私がモデルな時点で十分、滑稽だというのに・・・
(==;)



ええ、
モチロン、ちゃんと指をさしましたよ。

ええ、
さぞコッケイな画が撮れたことでしょうね。_| ̄|○

しかも、8枚も!!!



なぜ、そんなに撮る必要があるんだーーー!!
流石に、指がツッテクルンデスケド…

そんな私を知ってか知らずか・・・
更に、
「じゃあ、今度は開けたところを指差してください。」
と、要求…(T_T)


そして、10分ほど写真撮影をした後、遂に尋問がはじまるのであった…





前回、言ったように
名ばかりの黙秘権をいただいたワタクシめは、恐怖の尋問に臨む…


 「まずは、住所と氏名をお願いします。」

「住所は…千葉の奥地、名前は…クロイヒト…と、」

 「では、身分と住所の証明となるものの提示をお願いします。」

「え?身分証明書ですか?」

そういえば、
今、私はそんなもの持って居ないんじゃ…
短大の学生証は返却してしまったし、
某、Hアカデミーの学生証は無いし…(研究生には発行していないらしい)
JIU大学の学生証はまだ貰ってないし、


どうすればいいんだ!?
(il||liO△O)



 「免許証とかでいいんだけれど。」

「そんなモンあったら、苦労しないって!!!!(泣)」

…と、心の中で叫びつつ、
しょうがないので其れらしいものがないか財布の中をあさる…


と、
どうやら神は、私の事を見放しちゃいなかったようですね…
千葉に、住所移転する際に、身分証明のため、役所に持って行った
“保険証”が、まだ財布の中に入れっぱなしにしてあったのだ!!

俺の“忘却力”と“怠惰”ぶりも…たまには、役に立つみたいだぜぇ。


とりあえず身分証明に、保険証を出してみる。

「あのぉ…これで…、」

 「あ、保険証ですね、じゃあ少しお預かりします。」

そのとき、保険証を見た警察官の顔色が曇った…

 「これ、言われた住所と違うんだけど!」

「え…!?」


しまったぁぁーーーーーー!!
保険証に載っている住所は、移転前のものだったぁぁあああああああ!!!


「あっ、いや、その…、これはですね…(汗)」

マズイ…ヘタに慌てると、逆に怪しまれるッ!!
…落ち着け、俺! 後ろめたい事など何も無いんだ…
と、自分に言い聞かせる。


「えーっと、今度、三年次編入で千葉の大学に通う事になりまして…」

と、住所移転の説明を一から丁寧にする。
どうやら、向こうも納得してくれたらしく、


「わかりました、では、この保険証は少しお預かりします。」


というと、もう一人の警官にそれを渡し、その人は尋問室を出て行った。
なんでも、コピーしてくるそうだ。


ほっと、胸をなでおろす。
なんとか、乗り切った…



が、それも束の間、


 「…では、本題に入りましょうか」

!!?
まだ、本題じゃなかったのですかー!!?
Σ( ̄□ ̄;)

ここまででも、
相当、精神をすり減らしているというのに、
はたして、俺は、此処から生きて出る事が出来るのだろうか…



                       …やっぱりツヅク



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