分離開幕決定!セ強行「3・25」パ延期「4・12」(スポーツニッポン) - goo ニュース
15日の理事会で25日の開幕強行開催を決め、世間から大バッシングにあう危機一髪
だったセ・リーグ。労組・日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)と加藤良三コミッショナーに
救われ、とりあえずは最悪回避。それにしてもその非常識さは情けない限り。
15日午後4時から都内ホテルでセ・リーグとパ・リーグの理事会が行われた。
東日本大震災の被害が広がる一方の宮城県・仙台を本拠地にする楽天が
所属するパ・リーグは、25日の開幕予定を延期することで全会一致。
あきれ返ったのはセ・リーグ理事会だ。「セ・リーグは25日の開幕を延期する理由がない」と
某球団代表が言い切り、25日の強行開幕を決めたのだ。
この決定がツイッターで流れると、「何を考えているのか」と、
ファンから一斉に非難の嵐が起こった。が、この後に開かれた年金運営員会に
出席した新井会長はじめ労組・日本プロ野球選手会関係者が
「セ、パ同時開幕延期」を緊急提案。12球団緊急実行委員会で議長を務める
加藤コミッショナーが決断。
「継続審議とする。古今未曽有の出来事だから」ということで、
とりあえずセ・リーグの分離開幕に待ったをかけたのだ。
労組・選手会と加藤コミッショナーのタッグマッチで、最悪のケースは
一時棚上げされた。セ・リーグが暴走したまま25日開幕を強行、
パ・リーグと分離開幕を決めていたら一大事だった。
「球界の常識は世の中の非常識」となり、世間から背を向けられ、
プロ野球界は大危機に陥っただろう。何万人単位の死者が予想され、
原発の相次ぐ爆発で放射能漏れまで起き、計画停電まで実施されるなど、
影響は拡大するばかりの東日本大震災。その現実を直視できない巨人、
中日らのセ球団首脳にはあきれ果てるばかりだ。
「9・11(アメリカ同時多発テロ事件)の4日後にヤンキースは試合をして、
アメリカ国民を勇気づけた」と言ったセ某球団首脳がいたそうだが、
全くわかっていない。今のセ・リーグは実力、人気面ともにパ・リーグの
マイナーリーグ化しているのだ。昨年のセ、パ交流戦では1位・オリックスから
6位・日本ハムまでパ・リーグ球団が独占。セ・リーグは7位・巨人から
12位・横浜と下位にズラリ名を連ねる不名誉ぶり。
日の丸を背負う日本代表投手陣も日本ハム・ダルビッシュ、
楽天・岩隈、田中、西武・涌井、ソフトバンク・杉内とパ・リーグのエースばかり。
こんな現実が見えていないセ球団首脳。まさに貧すれば鈍するだ。
現実を見据えた選手会の緊急提案、加藤コミッショナーの「継続審議」の決定に感謝。
非を認め、自ら開幕延期をしなければ、ファンから完全に見放され、
相手にされなくなるだろう。
プロ野球で生計を立てている人がいるので、何でもかんでも延期をするわけには
いかないということなんですかね~?
(報道されている内容からそのニュアンスすら感じられませんが・・・・)
ただ・・・・
現時点でも地震の余震が完全に収まっていないし(相変わらず揺れが来ます)
原発事故の危機的状況が続いている状況だったりします。
(最悪、東日本どころか日本国の存亡に関わってくるのではと見てます・・・・)
戦争後の3ヶ月後開催したとか戯言ほざいているようですが
あのときと決定的に違うのは、「いまだに復興への舵取りができない」はずです。。
(地震と原発の安全宣言が出ない限りは復興への道がとれないと思いますが・・・)
開催するならすべて関西から西の方向で代替してやるなら
納得してくれる人もいるかもしれませんけど・・・・・・・・
計画停電地域である、東京ドーム、神宮、横浜で開催をするようなことがあるとしたら
おそらくは・・・・・プロ野球球団が消滅するのではないかと思います。。。