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日々の何気ないことを、つらつらと綴っております。

鈴鹿セブンマウンテン(5/7)+α(国見岳)

2010-07-25 22:53:26 | 旅行
24日 9:00。

前日のバーベキューの影響か
体が少し重い。

たぶんエビやカニ採りで
使っていない筋肉を使ったのが原因
だろうがあまり気にしていなかった。

それは、今回登ろうとしている
『釈迦ヶ岳』が標高1092と低い山であるから
簡単だろうと思っていたことに起因していたのであろう。

が、

これが後に、
これまでにない試練の始まりとは
(やっぱり寝不足だな、エスカップ飲んどこ)
と考えていた自分には思いも知れない事である。



前回と同じく有料駐車場
に停めに行くと前回居たおじさんが居たので
雨乞岳に行けなかった話と今回の計画の話をすると
もう一人のおじさんが地図を渡してくれて

 「ここ、絶景だから見に行って」

との事。

11:25 登山開始。

まずは、簡単な山道を200mぐらい進むと
開けた場所に出た。

そこから看板に沿って
急な坂を登り始める。

前回の経験を生かして
まずは杖を調達。

釈迦ヶ岳の道のりは
最初に急な道を登って
後は尾根を進むのが基本の様子。

尾根は、
両脇が急斜面ですが比較的開けてて
景色を堪能しながら進めます。
ただ、下った分登らないと行けないので
一長一短です。

登ってる途中すれ違った人に

 「これからがきついよ」

と言われ。

「がんばりますー」

と明るく返しましたが。

既に、へろへろだったので
登れるか不安になってきてました。

それから、
砂利の斜面をすべらないように石を乗り移りながら進んだり
瓦礫で出来た道をすべらないように登ったり
とにかく滑落しそうな場所が多く注意しながら
体力をガツガツ減らしながら進んで行きました。

これは、なめてたかなと少し思い始めた頃でした。

もう少しかなと思いながら笹の道を進んで
行くと、

「え?まじか?」

そこには道というより崖が。

降りて行く方の尾根の上の部分に、
10cmぐらいの幅は見当たるが
そこからの道が見当たらない。

とりあえずそこまで降りてみるが。
その斜面も結構なもの、
ちょうど山と山の間でVの字のようになっている。
もう崖だろって道を少し進んで
森の中に戻る。

そこからの道も結構な斜面で
ぜーはー言いながら登って。

13:40 山頂到着。

到着したんですが休憩できる岩もなく
人も居なかったので息を整えて
絶景ポイントがあると言われてた場所なら
人が居るかもと思いそっちに行くことに。

ですが人居らず・・・。

しょうがなく進むことに。

今回は山に登って終わりではなく
同じく尾根で繋がっている岳をぐるっと周って
降りるコース。

ということで、
次の目的地『猫岳』に向かう。

最初こそ降りていましたが
途中から上り降りを繰り返す道に。

それから『猫岳』『羽鳥峰』を経由していく道のりを
登り降り、登り降り。

登り降りを何回か繰り返していると
進んでいないような錯覚に陥ってくる。

この時、水も残りわずかで
体力も低下の一途。

もらった地図で、
進んだ時間と距離を照らし合わせると
下山できるか不安になってくる始末。

精神的にも限界が近かった。。。

途中、一人も会わず。
『羽鳥峰』から『猫谷』を降りて行く道で
やっと登っていく人とすれ違った。
道を譲って、少し話すと大分楽になった。

引き続き下っていくと広くなだらかな道に出た。

その道を下って行くと一般道にフェードインしていった。

何故か、一般道を歩きだしたら
足の裏が痛くなってきた。
明らかに山道のが険しいのに不思議。

16:10 駐車場到着。

意外と時間は掛っていなかった。
歩いている時は、18時前ぐらいに思ってたけど
全体的な時間で言うと、いつも通りの時間でした。

下りのが時間が掛っているのは山じゃなく尾根だったからでしょう。

しかし、今回は体力的に、ものすごく辛い道のりでした。

被害には遭いませんでしたが、
地べたを這っているヒルや気付いたら手の上にいたヒル、
定期的に周回しに来るハチなど虫にも苦しめられました。

後は水。

2ℓ持って行きましたが足らずに
帰り初めてコンビニで飲み物を買いました。

寝不足・水・虫・独り・アップダウン
など多々の要因が重なって、
相当きつい山登りとなりました。

それにしても、
ジョギングによる体力の向上はみられますが
山登りに関しては実感わかないですね。

セブンマウンテンも後2つ。

『雨乞岳』と『竜ヶ岳』

後のスケジュールに影響出るので
今週中に制覇しないといけないのでがんばらないと。

かに&えび採り+バーベキュー 本編

2010-07-25 21:24:17 | 会社
入社したての頃。

社員のTさんが

「手長エビが、たくさん採れる時期があるから
また行こうか」

て話がありました。

Tさんは、
釣りが趣味というか、
人生の人で。

週末は、もっぱら海釣りに出かけてるようで、
家族には釣って来るなら良いと容認されてるみたいです。

さて、そんなTさんと
社員さん2人バイト2人の
合計5人でバーベキューをしに行きました。

23日 20:30 

香良洲海岸近くの駐車場に行くと、
もう一通り準備が済んでいた。

机といすとガスボンベや鍋や
バッテリーとライトやら
夜にアウトドアをするのに
何不自由ない感じ。

まもなくして、
もう一人が来て全員集合。

まずはカニ採りポイントに向かう様子。

数分で停泊場に到着。

各々、網とライトを持って
海との境目の岸壁を照らしながらカニを探す。

自分だけ初心者だったので、
ベテランTさんにマンツーマンで
教えてもらいながら採ってました。

カニ用の網は、網の枠の部分が太い鉄の棒になっていて
その部分で岸壁に張り付いたカニを小突きながら
上に誘き出していくと、海の上に上がるぐらいで飛ぶので
そこを網で捕まえるとのこと。

なるほど、理屈は解った。

 「○○君ここおるで。」

「え?どこですか?」

 「ここ、ここ。目が光ってる」

まず、カニが居るあたりの深さまで網を下ろして
そこから網を掛ける。

カニが入ってる事を確認、
ここからが戦闘のはじまり。

「これ入ってますか?」
 
 「おるおる。岩の隙間に入ってるから、網の下の部分で突いて
  上に誘き出すんやで」

隙間が開かないようにしつつ
下の部分でかきあげる様に上げていく。

「あ!あぁ!うお!ぬぁ!?あぁぁ!
 よし採れたぁあ!!」

気付くと大笑いしているTさん。

 「自分で採るより○○君見てた方がおもしろいわw
  ビデオ持ってきたらよかったw」

「必死なんですよ!」

まったく自覚なっかったですが、
相当声が出てたらしく。
結構離れてた所で採っていた他の人も

 「あの、『あぁぁ!』は採れたの?」

とか、

 「何か、子供の無邪気さとM男の叫びみたいだったよ」
 
 「あれは果ててたね」

「実際、果ててましたよ。全てが白熱してましたw」
 
戦績を言うと3割ぐらいでサイズも小~中(10cmぐらい)でしたが
気が緩めば逃げられるので緊張しつつの長期戦が多く
蟹との駆け引きが楽しめました。

次に、エビ採りポイントに向かいます。

ちなみに、
蟹は『ワタリガニ』
海老は『手長エビ』
のようです。

雲出川の採取ポイントに行くと
エビがいっぱいいました。

エビ用の網は、枠がピアノ線になっていて
柔らかいので、エビにかぶせて
逃げて網の部分に入ったら掬う。

カニに比べて簡単です。
しかも入れ食いかってほどいっぱい居て
皆で、大量に採ってきました。

ある程度経ってから、
きりがないから切り上げる事に。

この時、すでに23時を回っていました。

駐車場に戻ってきてからは
役割分担で飯の準備をする事になったのですが。

まず
カニ、エビの汚れ取り係・炭や油などを用意する係

4:1。

ベテランTさんを残して
ぞろぞろと洗い場に向かう。

「一人にしてよかったんですかw」

 「大丈夫だろう。」×3

洗い場で、カニとエビ別々に
ざるに移して洗って、塩でもんで、また洗って
戻ってくると、
調理器具が、色々出してあったので
そこから各自、
油を温めたり、野菜切ったり、エビの水気をとったり
分担して作業を進めていく。

エビは素揚げ、カニは味噌汁、
にするらしく。

油が温まったところで、エビ投入。

すぐに、香ばしい香りが漂ってきて
今までテンションが上がってマヒしていた
空腹感が呼び起される。

この時、既に12時間食べてなかったのである。

続いて、沸騰した鍋にカニ投入。

一瞬で赤くなっていく。

エビが揚がって、カニ味噌汁が出来たら、
バーべキュー開始。

網に、肉や野菜を置いたら
まずはカニ味噌汁を頂く。

めちゃめちゃうまい。

カニを煮て、味噌を入れただけの
シンプル味噌汁だが、
出汁が、すごくでている。

これはもう一回煮たらもっとうまくなるのではって事で、
皆、汁だけ飲んでカニを戻してまた煮る。

それから肉や野菜を食べる。
素材はTさんが用意してくれたもので
肉は『朝日屋』の肉である。

赤身ステーキと串鳥だったんですが
間違いないね。

エビもカリカリでうまかったし。

肉と野菜を平らげて、
煮込んでおいたカニ味噌汁をもう一度飲むと。
もっとうまくなってた。

それから雑談タイム。

会社の裏事情とか、
自分の事とか、もう一人のバイトの人の事とか
色々喋って。

お開きにすることに。

カニは鳥が食うだろうって事で
捨てたんですが
セットを片付けていると早速
お客さんが。

猫です。

警戒するように距離を取りながら
こちらを観察している様子。

社員さんがカニを近くに投げると逃げてしまった。
けど気がつくと戻ってきていた。

物を片付けてバーベキュー終了。

この時、2:15。

それから家に帰ったものの、
テンション上がりっぱなしで寝つけず

(明日は、雨乞無理だなと思いながら)
4:00就寝。