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鈴鹿セブンマウンテン(6/7)+α(国見岳)

2010-07-30 22:15:42 | 旅行
今回は、おばちゃんに会わなかったので
有料駐車場に停めるため受付に行く。

おじさんが言う方に原付きを停めると、
登山届けも書いてと言うので
書きながら山の調子とかヒルの事とかを聞くと
結構きついらしく気をつけて行った方がいいよと
言われた。

引き続き書いていると、
 
 「杖要る?」

「え、タダですか?」

 「タダというか誰かが忘れていったものなんだよね」

「あ、じゃあ借ります」

早速、杖ゲット。

鉄の棒にグリップが付いた簡単な杖です。

9:54 登山開始。

一昨日通った道を登って入口へ。

さっそく登り始める。

雨上がりでヒルが心配でしたが
さっそく1匹這っているのを発見。

前回登った場所まで、さくさく登って
そこから未知の道へ。

『竜ヶ岳』は、
表道・中道・裏道とあって。

裏道を登って、中道を下りるコースを選択。

ってことで裏道を登っていくと
またヒル発見。
今度は2匹が岩に張り付いて
岩を吸っている?

最近整備が有ったのか印がちゃんとしていて
目印のテープはもちろん、
ポイントごとに番号が振られていて
地図と照らし合わせて現在地が解るわけです。

ちなみに地図は駐車場のおじさんにもらいました。

半ば普通になってきましたが
今回も結構な道がいくつかありました。

土砂で出来た斜面を縄に掴まりながら進んだり、
簡易的に作った橋を揺れながら渡ったり。

これが道か?と思いながら進んでましたが
これはまだ序の口でした。

とりあえず印はちゃんと付いているので
あまり迷わずに進んでいくと、
笹原にでました。

11:38 笹原。

笹原にでると一気に景色が開けました。
見渡しているとガサガサと笹が揺れている。
なんだろうと見ているとシカが頭を出しました。

良く見てみると結構居る。

ピューイとシカが鳴きながら
数匹が笹原を跳ねながら移動している。

僕から逃げてるのかなと思いながら
シカを見送って。

シカが笹原を駆けるがごとく
自分も進もうと思いましたが。

思いのほか笹が体力を削るので、
急がず自分のペースで登ることに。

身の丈ほどに生えている笹の間を
かくように進んでいくと段々笹も低くなってきて
気付くと上の方に来ていた。

12:07 クラ岳。

上までくると笹原の全貌がお目見えする。
めっちゃ広い。
どうだろう、1平方キロぐらい笹なんじゃないだろうか
これだけあれば何世代も安泰だなと思っているとまたシカが。

全部で20匹ぐらいは見た気がする。

クラ岳からの道はほとんど平坦で
楽なのでさくさく進んでいくと
100mぐらいの登りが見えてきた
そこを登り切れば頂上だ。

12:25 頂上。

頂上に到着すると
男性が一人だけ居てあいさつをする。
その人は、環境調査の人らしく鳥を見ているんだそうだ。

頂上は360度見渡せるので周りの景色がよく見える。

適当に石に腰を下ろして飯を食べてから回りを見て歩く。

12:50 下山開始。

あいさつをして下山開始。

中道は最初こそ同じような笹原だったが、
そこが終わるといきなり険しさが増し始める
石がごろごろしていて斜度も結構、そんな道がずっと続く。

急な斜面をずっと下りていくと川にでた。
そこからは川沿いにいくコース。

ここからはマシになるのかなと進んでいると、
そんなことなかった。

印を見てみるとダムを直接下りる様になっている。

正確には、ダムの淵に梯子が有ってそれがコースなのだ、
高さにして10mぐらい、上からみると高い。

(登山じゃないな・・・)

と思いながらダムを下りていくと
今度は土砂崩れで出来た道。

(この道にはもう慣れた!)

斜面を滑らないように進んでいく。

途中、中道の看板を見たんですが、
赤色でめっちゃ垂れてる。
何故か血みどろみたいな文字。
中道に居ることが分かっている人しか
読めないレベル。

(こわw)

そのあたりまで下りてくると、滝がちらほらと出てくる。
せっかくなので『魚止滝』という滝に行って
大きな岩の上で休んでいると驚愕の出来事に気付く。

(あれ。。この靴下の汚れ泥じゃないな。
!?これ血じゃん!!まさか!!)

どうやらヒルに吸われたようです
運がよかったのは吸われた後で
既にヒルが居なかったこと。

これで吸ってる途中だったらもっとショックだったろう。。。

傷口は、2mmぐらいの大したことない感じなのに
まぁ血が出る。

止まる気配がなく、
しょうがないのでそのままにして
靴下に浸みこませておくことに。

少しダウナーになって少し進むと
最初の登山道入り口に戻ってきた。

そこから駐車場まで下りて
おじさんに挨拶。

15:25 有料駐車場。

「帰ってきました~」

 「おぉお疲れさん、どうだった?」

「頂上綺麗でした、中道の途中の道はないですね~」

 「中道は夏登るとつらいね~」

とか少し話をして杖を返して

「ヒルにも噛まれましたよ」

と言って足首を見せる。

 「ありゃ~やられたね~」

「注意してたんですけど、気付いたら血まみれでしたよ」

原付きにまたがる。

 「おつかれさん」

「ありがとうございました」

キャンプ場をあとに。

結局、登山者は山頂で遭った人だけでしたが
釈迦の時と違ってコンディションは最高だったので
メンタル面は大丈夫でした。

水はギリギリだったので雨乞に行く時は、3か4ℓ要るかな。

ヒルの被害にはあいましたが、
まぁこれも良い経験です。

これで残り一つ。

しあさってから大プロジェクトがあるので
この二日の内に登らないと行けないけど
どうかな。

とりあえず鈴鹿の山は、
このためのトレーニングだったので
あとは準備するも良しですかね。