老朽原発うごかすな!実行委員会Blog

原発うごかすな!実行委員会のblogをお借りしています。
連絡先:saikadouyamete@yahoo.co.jp

老朽原発うごかすな!ニュース (第13号)2020.09.11

2020-09-13 19:47:36 | 老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか
9月6日を 老朽原発廃炉の日に(報告とお礼)→ コチラ

9.6記録映像は → コチラ

賛同いただいた団体・個人 → コチラ

■■老朽原発うごかすな!大阪集会 1600人 参加■■

コロナ、酷暑、台風接近を乗り越え、9月6日、
「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」が大阪市内うつぼ公園で開催された。



近畿・福井・名古屋や全国の原発現地から駆けつけた市民・労働者
1600名が参加し、34万円を超える会場カンパも寄せられた。

司会は、反原発自治体議員・市民連盟関西ブロックの二木洋子さん。

主催者を代表して福井件小浜市・明通寺住職の中嶌哲演さんが、
「40年超えの高浜原発1、2号機と美浜原発3号機を何としても延命阻止し、
福島の惨禍を繰り返さず、後から来る可愛い者たちのためにも、
老朽炉の廃炉と原発ゼロの社会をめざそう」と力のこもった挨拶をされた。

続いて木原壯林さん(9・6大集会実行委員会)が、
「老朽原発廃炉を突破口に原発全廃を勝ち取ろう」と提起。
「原発は、事故確率の高さ、事故被害の深刻さ、事故処理や使用済み核燃料処分の
困難さなど、現在科学技術で制御できる装置でないことを、福島原発事故が
大きな犠牲の上に教えています。その原発が老朽化すれば、危険度が急増します」
それなのに関電は美浜3号機を来年1月に、高浜1号機を同じく3月に再稼働強行しようと企んでいるとし、
相次ぐ不祥事を逆手に再稼働阻止、人の命と尊厳が大切にされる社会をめざそうと訴えた。

関電の原発マネー不正還流を告発する会・末田一秀さんは
「3371人の人が裁判を起こしている。原発はヤミの金がないと動かないということがハッキリした」と訴え。

40年廃炉訴訟市民の会・草地妙子さんは、
「原子炉容器片の原データについて規制委員会は、関電は品質保証があるから
大丈夫だと正式に評価せず合格を出していた」と告発。

福井原発訴訟(滋賀)井戸謙一弁護団長からは、
「原発安全神話は二つある。一つは、規制委員会は世界最高水準である。
もう一つは、甲状腺癌200人の発生や、全国に汚染土はばらまくという。
いかに杜撰で間違っているか」と報告された。

老朽原発の地元から、福井県高浜町住民、美浜町住民、東海第二原発の再稼働を止める会
が発言(前2者はメッセージ)。
カンパの訴えが9・6大集会実行委員会・会計の橋田秀美さんから力強くなされた。

7年続けている若狭での「アメーバデモ」で聞いた地元の声を木戸恵子さんが報告。
原発賠償関西訴訟原告団、全国の原発現地からの参加者自己紹介、関西各府県の市民団体の決意表明
が続き、「1450万人の命の水源・びわこを守ろう」と原発のない社会へ2020びわこ集会実行委員会の
畑明郎さんが発言した。400回を超える関金行動を継続する脱原発はりまアクションの菅野逸雄さんも報告した。

そして、フォーラム平和・人権・環境、全国労働組合総連合(全労連)近畿ブロック、
おおさかユニオンネットワークという労働3団体が勢ぞろいし、それぞれの
代表あいさつがあり、集会決議提案・採択の後、全参加者による「老朽原発うごかすな!」の
いっせいポテッカー掲示で集会を締めくくった。

ある参加者は、「活気と暖かさのある、良い集会でした。デモの最後に大雨に遭い、
電車に乗るのが申し訳ないくらいびしょびしょになりましたが、最後まで、元気に
コールして、町行く方々に思いを届けることができたと思います。発信の大切さ、
今日もいっぱい感じました」。「現在、実稼働中の原発は僅かに2~3基。
酷暑の中でも電気不足になっていないことは、原発が無くても電力は足りている
ことを証明しています。」と。


第1グループ(滋賀、福井、全国)のデモ / 先頭左が筆者

コロナ蔓延で1万人超参加の達成は今後の課題となったが、集会後の
大阪御堂筋1時間半のデモは、後半灼熱の太陽が一転して、台風の影響による
土砂降りに見舞われ、歴史に残る想いで深い取り組みとなった。

大弾圧と闘っている連帯ユニオン関生の沢山の旗が、ひときわ見事に風に
たなびいていたのが印象的だった。

この日、滋賀県内では
JR堅田駅前と彦根の繁華街で集会連帯のスタンディングアピールがおこなわれ、
10月7日には第89回脱原発市民ウォークイン滋賀と
10月24日の「老朽原発うごかすな!滋賀講演会」も、
9・6おおさかに連帯して開かれる。

(さいなら原発・びわこネットワーク 稲村守)
【「さいなら原発・びわこネットワーク」ニュース43号より転載。一部、省略。】


■■ 関西電力に原発を動かす資格はない ■■

「9・6老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」は、
数々の困難を跳ね返しての集会でした。

まず、当初準備していた「5・17集会」がコロナで変更を余儀なく
されるところからの再出発であり、よく言われる「集会は開催するより、
中止の方が難しい」だったと思います。
実行委員会の皆さんの努力に敬意を表します。

◇関電の政・財・官への現ナマ工作は常態化

昨年9月発覚の関電幹部の原発マネー疑惑は、内部告発でやっと表に出たもの。
関電設置の第3者委員会発表(今年3月)では、収賄は75人に計3億6千万円以上
にも上り、最高1億以上の現金から菓子箱の中に小判、一着50万円のスーツ等々。
地元自治体などへの金権癒着は、30年前からとも判明。

このような関電に原発を動かす資格はありません。

◇福島の子どもの命を守ることは、私たち大人の責任

兵庫の活動と今日の集会の事です。昨年11月初めから、12月8日の
関電包囲大集会に合わせて「姫路から関電大阪本店」への
「老朽原発うごかすなリレーデモ」は、9日間で延500名が94㎞を歩き通した。

このデモは、兵庫の「こわすな憲法!いのちとくらし!市民デモHYOGO
(43の市民団体加入)」の力と共に、今日の集会にも参加してくれている、
社民党、共産党、緑の党、新社会党等の協力と思っています。この集会を機に、
更に市民運動と立憲政党のつながりが深まればと考えています。

私たちの活動です。2012年夏から始めた「関電姫路支店」への
毎週金曜日抗議行動400回、私の地元加古川での「福島原発事故を
忘れない毎月11日行動」も100回に。私たちは常に
「福島原発事故を忘れない」を胸に活動し、福島の子どものいのちと
健康を守る事は、私たちの責任と思い、街頭や集会での福島の子ども支援カンパを
訴えて来た。8月末計177万円となり、毎月福島の子どもキャンプ支援に送っている。

関電を追い詰めるためには、それぞれの地元で声を上げると共に、
まず新電力に変えることも関電への抗議です。
すべての原発を廃炉にするまで闘いを強めよう。
(脱原発はりまアクション 菅野逸雄)


9.6集会で発言する菅野さん(中央右)と兵庫のみなさん


★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第13号』
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『自治体あて要請ハガキ』は → コチラ
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9月6日を 老朽原発廃炉の日に (報告とお礼)

2020-09-11 11:21:25 | 老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか
賛同いただいた団体・個人 → コチラ



9.6記録映像は → コチラ



福井県小浜市明通寺住職・中嶌哲演さん



40年廃炉訴訟市民の会



原発賠償関西訴訟・原告団



全国各地から



さあデモに出発



御堂筋に出てきました



御堂筋東側を埋め尽くして行進




■■ ・・・当日のプログラム・・・・・・・■■■■■

1 司会 二木洋子さん(反原発自治体議員・市民連盟関西ブロック)
2 主催者あいさつ 中嶌哲演さん
3「老朽原発廃炉を突破口に原発全廃を勝ち取ろう」木原壯林さん
4 関電の原発マネー不正還流を告発する会

<老朽原発廃炉訴訟>
5 40年廃炉訴訟市民の会
6 福井原発訴訟(滋賀)

<老朽原発の地元から>
7 福井県高浜町住民
8 福井県美浜町住民
9 東海第二原発の再稼働を止める会

10 ポテッカー掲げるアクション
11 カンパアピール
12 アメーバデモ、リレーデモで聞いた地元の声
13 原発事故避難者/ 原発賠償関西訴訟・原告団

14<全国各地から>

<関西の市民団体から>
15 滋賀/原発のない社会へ2020びわこ集会実行委員会
16 京都/使い捨て時代を考える会
17 大阪/原発ゼロの会・大阪
18 大阪/ストップ・ザ・もんじゅ
19 兵庫/脱原発はりまアクション
20 奈良/原発ゼロ・被災者支援奈良の集い実行委員会

<労働組合から>
21 フォーラム平和・人権・環境
22 全国労働組合総連合(全労連)近畿ブロック
23 おおさかユニオンネットワーク

24 集会アピール(集会決議)
25 ポテッカー掲げるアクション
26 デモの説明
27 閉会


_/_/_/_/_/ 各地で連帯行動 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_
※9月2日時点で判明している分です


≪福島県 ≫
9月4日(金)17時~ 18時、郡山駅前でのスタンディングアピール

≪茨城県 ≫
9月6日(日)17時~ 、牛久駅前でのスタンディングアピール

≪東京都 ≫
8月19 日(水)夕方 、関電東京支社での演説 、スタンディングアピール 、
       コール 、抗議文提出

≪愛知県≫
9月6日(日)13:00~14:00,名古屋栄の三越前でスタンディングアピール。
同時間帯にSNSデモ…「#0906老朽原発うごかすな」をつけ
Twitter,Facebook,Instagramでの一斉投稿を呼びかけ

≪福井県≫
9月6日(日)13時~14時、高浜原発前でのスタンディングアピール :
9月6日(日)13時30分~14時30分、福井駅西広場での街頭演説とスタンディングアピール
9月4日(金)13時~14時、 高浜町役場前での スタンディングアピール ;

≪滋賀県 ≫
10月24日(土)14時~16時 「老朽原発うごかすな!10.24 滋賀講演会」
10月17日(土)13時30分~ 、脱原発市民ウオーク in 滋賀:
9月 6日(日)11時~12時、彦根キャッスルロード京橋交差点でスタンディングアピール
9月 6日(日)16時~17時、堅田駅東口でのスタンディングアピール

≪奈良県 ≫
8月21日(金)、28 日(金)、9月4日(金)18時30分~ 、
    奈良駅前での 400回目 、401回目 、402回目の「脱原発奈良でも行動 」
9月11日、15時10 分から17時、「9.6おさか大集会 」のビデオ視聴会 、
     18時~18時30分、奈良駅前でのスタンディングアピール

≪兵庫県 ≫
9月11日(金)18時~19時、神戸大丸前でのイレブンアクション
9月11日(金)17時~19時、加古川駅前でスタンディングアピール
9月 4日(金)17時~18時、関電姫路支店前と姫路駅前で「関金行動 」

≪香川県 ≫
8月30日(日)16時~ 17時、高松市内デモ、スタンディングアピール


_/_/_/_/_/_/_/_/ 報告とお礼 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_//_/_/_/_/_

9.6「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」は、
新型コロナウイルス、台風、酷暑を乗り越えて、1600人を超える結集
を得て開催され、引き続く御堂筋デモにも多くの方が参加され
「老朽原発うごかすな!」の強い決意が示されました。

コロナウイルスの終息が見えない中、市民団体や労働団体の組織参加は
自粛されたものの、脱原発を目指す市民団体、労働団体、政党の
ほとんどの代表が参加されました。

大集会への賛同は全国から寄せられ、賛同総数は1000をはるかに超えています
(団体は212、賛同845人:9月6日現在)。

「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」へのご参加、ご賛同、ご支援に
深くお礼申し上げます。

9.6大集会やデモは全国に中継され、この大集会に連帯する各種の集会や
スタンディングアピールも上記のように9月6日前後に開催され、あるいは
予定されています。

9.6大集会に連携して、関電の原発が立地する自治体(福井県、高浜町、
美浜町、おおい町)への申入れハガキおよび関電への抗議ハガキを
送る行動も進められ、多くの皆さんのご協力を得ています。

9.6大集会の成功によって、「老朽原発うごかすな!」の声は
ますます大きくなっていることが実証されました。この成功を橋頭保として、
関電が来年1月、3月に画策する老朽原発・美浜3号機、高浜1号機の再稼働を
阻止する戦線をさらに拡大し、老朽原発廃炉を勝ち取り、それを突破口に
原発のない社会を実現しましょう!

「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会・木原壯林

<カンパ報告>
会場で  33万6898円
デモ終点で  5931円

  合計 34万2829円をいただきました。
     本当にありがとうございます。

「9.6大集会」チラシは→ コチラ
『自治体あて要請ハガキ』は → コチラ
『関西電力あてハガキ』は → コチラ

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老朽原発うごかすな!ニュース (第12号)2020.09.01

2020-09-03 10:09:45 | 老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか
9.6記録映像は → コチラ

賛同いただいた団体・個人 → コチラ
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■■「老朽原発うごかすな!」の声と行動を■■

3・11から9年余を経過した今日、被災地は復旧したでしょうか?
被災者は元の生活に戻れたでしょうか? 
安倍首相が「アンダー・コントロール」と言ったこととは裏腹に、
子どもの被ばく、たまり続ける汚染水、特定廃棄物処分場など
問題は山積み状態です。

それにもかかわらず、政府は40年超えの「例外中の例外である」
老朽原発までうごかす危険を冒そうとしているのです。



8月28日、安倍首相は辞意を表明しました。
そのことよって今の事態が変わるでしょうか、変わりません。
「老朽原発うごかすな!」を声にし、行動することなしに、
老朽原発を動かそうとしている事態を変えることはできません。

8月8日の実行委員会では、コロナ禍の下での9・6集会のもち方が
真剣に議論されました。コロナに関する個々人の感受性の違いや、
大衆団体における動員の難しさなどを認めた上で、
「老朽原発うごかすな!」の声を今こそ上げなければならないことは、
実行委員会の総意であることが確認されました。
9・6集会をはじめ、各地での様々な取り組みを進めて、
「老朽原発うごかすな!」の声を広げていくことになりました。


このような合意に至ったのは、各団体・個人に賛同をお願いする
地道な活動を積み上げたからでしょう。
「一緒に頑張りましょう!」と1000を越える団体・個人が賛同しています。
また、関西での党派を超えた共同の闘いになっています。

関西電力は、40年超えの老朽原発を来年の1月(美浜3号機)、
3月(高浜1号機)に再稼働させる計画をあきらかにしました。
再稼働には地元自治体による同意が必要です。 
私たちは、関電役員らの金品受領問題を見るとき、関電には原発を
動かす資格はないと考えています。地元で同意させないためにも、
一層声を大きくしようではありませんか。
この闘いが、若狭や全国の人々の心を動かすことができればと考えています。
(若狭の原発を考える会  瀧川順朗)


■■ 倦まず弛まず歩こう ■■

5月17日に開催予定であった「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」が、
コロナ禍の下、9月6日に延期になって、この間に実行委員会、実務担当者会議は
何回開かれたのか、数えることができないほどの長丁場になっている。

8月8日の大阪での実行委員会で、最終的に開催の方向を決めたのは、
参加者一同の文字通り熱い議論の結果であり、熱い思いの結集だったと思う。
参加者、賛同個人や賛同団体のそれぞれの思いを尊重しながら、
「老朽原発うごかすな!」の頂点としての「大集会inおおさか」のほかに、
各地、各団体による裾野の広い取り組みを9月6日に前後して
同時並行で進めること、ネットを利用した取り組みを確認したのは、
素晴らしい方向付けだったと思う。

ただ、ネットを利用した取り組みは、実際はこれからの課題。
従来からのBlog、Facebook、メーリングリストはまだしも、Twitterは
僕自身昨年9月から始めたレベルで、先輩の知人の助けを借りつつ
右往左往しているのが実情。大阪での集会の中継はⅠWJに依頼した。
何もかも自分でする必要はないと思うが、いろいろ出来るようになるのは楽しい。
個人的には今回、地図ソフトを使えるようになったこと、
2色チラシの印刷で原版をスマートに2色に分版できるようになったこと、
がある。地図の出来映えは、まだまだつたない感じもするが、
当日の配付資料をお楽しみに。

関西電力については、ここでは書かない。原発廃炉の闘いは、
社会的な運動の高まり、世論の結集に負うほかない。
小さな前進を喜び、いずれ大きな成果に通じることを信じ、
倦(う)まず弛(たゆ)まず歩き続けたい。
(京都脱原発原告団  吉田明生)


■■ 老朽原発うごかすな! ■■
■「頂点はより高く、裾野はより広く」を合言葉に■


 9・6「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」は目前です。
集会への賛同は今でも増え続け、団体、個人を合わせて1000を超えました。
ハガキでの原発立地自治体(福井県、高浜町、美浜町、おおい町)への申入れ、
関電への抗議ハガキも拡がっています。

「関電にハガキ出したよ!」「ポスター貼るから送って。」
「ツイッター投稿したよ!」「9・6集会にはいきます!」
「こちらの地域で連帯の独自行動をやります!」
「カンパ送りました。がんばって!」
「原発立地町長への申入れはがきを沢山送って!」など嬉しい声が
全国から届いています。

若狭で反原発のチラシ配りをはじめて6年。はじめの頃は、チラシを渡すと、
「あんたらも原発の電気をつこうてるやろ!」と言われました。
「関電は40年超えの老朽原発を動かそうとしています」と言ってチラシを渡すと、
「約束違反やな。」「原発は40年経ったら墓場に行くと教師から聞いた」
「40年超えは例外中の例外と聞いた」私らは騙されたと、
関西からチラシ配りに来た「よそもん」に話されます。
隣近所に原発で働く人がいるので、隣同士でも原発の話はされないのです。

8月20日反原発自治体議員・市民連盟の呼びかけで、原発立地自治体に要望書を、
各町議会に請願書を提出しました。

私が行った美浜町では、受取った議長が私たちの目の前で「私は推進派です」と
言いながらも、9月議会で論議することを約束しました。

「老朽原発をうごかさないで!」と声を出して下さった若狭の方たちと
連帯するためにも、うつぼ公園で開催される
9・6「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」を頂点とする
裾野の広い大運動を展開しましょう。

一方、コロナが蔓延する中でも「Black Lives Matter」が、全世界に広がり、
街頭に、いろいろなところでの集会に発展しています。
この行動は私たちに勇気を与えます。

9・6大集会も委縮することなく新たな運動を創り出していこうではありませんか!
(若狭の原発を考える会  木戸惠子)



【最寄り駅】
地下鉄四つ橋線・中央線「本町駅」下車、25~28番出口、
26・28番出口はエレベーターがあります。


★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第12号』
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老朽原発うごかすな!ニュース (第11号)2020.08.28

2020-08-29 20:34:51 | 老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか
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■■ 9月6日、うつぼ公園へ ■■



「9・6老朽原発うごかすな!大集会」開催まで、残すところ10日を切りました。

関西電力は、9月中に老朽原発の「安全対策工事」を完了させ、
地元自治体の同意を得て、来年1月に美浜3号機を、同3月には
高浜1号機を再稼働させると、この21日に発表しました。
どうして許せるでしょうか。

このコロナ禍の中で、「老朽原発うごかすな!」の大運動(総結集)
自体は諦め、それぞれの場所での工夫を凝らした運動も含めて
老朽原発の再稼働をやめさせるための取り組みを、それぞれの事情に
合わせ進めることも、実行委員会の総意として決めました。

その柱は、やはり大阪うつぼ(靭)公園での大集会の開催です。

集会とデモを軸としておこないますが、有志の呼びかけで、
集会、デモの参加を躊躇される方には、御堂筋の心斎橋から
道頓堀の東側歩道でのスタンディングによる行動も予定されています。
その前をデモが通ります。

原発立地の高浜町、美浜町の住民のみなさんに「約束が違う」
「危険な老朽原発は動かすな」の声を上げていただくためにも、
まず、原発によって生まれた電気を使っている大阪、関西の私たちが
大きく声を上げ、行動することが求められています。

9月6日、うつぼ公園へ!
                 (実行委員会事務局)


■兵庫では
■9月11日 老朽原発うごかすな!アピール宣伝を 
■9・11イレブンアクションとして


8月8日の実行委で決められた内容を受け「9月6日の大集会への結集をどうするか」を兵庫県で議論しました。

春の段階では、例えば姫路方面からも快速列車のダイヤなども示し
大きな参加も考えていました。だがコロナ禍が治まらない8月中旬段階で、
会の構成団体からも「府県境またげない、大阪には行けない」等の声もあり、
自由参加としつつ、“連帯行動”に切り替えることにしました。

前々号にも書きましたが、日時は多少ずれますが
毎月のイレブン・アクション行動を大きくすることにしました。
この行動は「3・11を風化させない」リレースピーチが主でした。



しかし、この日本列島で大飯・高浜の4基が動き、さらに
40年超えの原発もとなると危険性は計り知れないとの結論から
「老朽原発うごかすな」を前面に出して行動することにしたのです。
いま宣伝物の用意もはじめています。

8月22日の報道で
「規制委がこの老朽原発再稼働を容認、来年早々から運転も」が
流されています。いっそう幅広い運動にしなければなりません。
(原発をなくし自然エネルギーを推進する兵庫の会  速水二郎)


■9月6日、おおさか大集会に呼応し 
■高浜現地スタンディング行動と 
■福井市内での宣伝行動を




関西電力は8月21日、老朽原発の延命工事が9月に終わるとのことで、
高浜1号については来年3月、美浜3号は来年1月に再稼働の工程を発表しました。

しかし、再稼働には立地地元了解が必要で、そのための攻勢をかけてくるでしょう。
9月以降の闘いは立地地元と消費地元としての関西全域との連帯した取り組みが
求められます。

9月6日のおおさか大集会に地元福井県から大挙参加は
このコロナ禍が広がる中では困難でしょう。
それぞれが出来る行動をして連帯を広げ、強める取り組みをします。

福井県内でもコロナの陽性者が出ている嶺北・福井市から
高浜・美浜の現地へ行くには戸惑いがあります。
そのため、嶺南・若狭では特に小浜市・おおい町・高浜町に住む市民・町民を
中心に「高浜現地スタンディング行動」をおおさか大集会に併せて
9月6日午後1時から2時まで、高浜発電所正門前と、
地元了解の第1段となる高浜町役場前では9月4日(金)午後1時から2時までの
2回おこないます。

そして、嶺北を中心とした「オール福井反原発連絡会」の呼びかけで、
9月6日午後1時半から2時半まで、JR福井駅西広場付近・ライザック前通路で
街頭演説とスタンディングをおこないます。  
 (ふるさとを守る高浜・おおいの会  東山幸弘)


■関西電力東京支社前で抗議集会とコール 
■老朽原発うごかすな! 

■高浜1,2号、美浜3号NO! 
■東京支社の職員が抗議文を受け取る

8月19日(水)夕方、「再稼働阻止全国ネットワーク」やたんぽぽ舎など
6本のノボリ旗と30名弱の人々が、関西電力東京支社へ抗議のコールと
演説、抗議文を提出しました。



関西電力東京支社の職員がビル玄関横に出てきて、私たちの抗議文を受け取りました。

以前、関電東京支社は事務所内で「抗議文」を受け取っていましたが、
移転をしたとたんにビル管理会社がうるさいとか、他のテナントに迷惑が
かかるとか難癖をつけ、なんとビルの裏口の、敷地外でしか受け取らない
と言い張ってきたのです。

しかし、今回私たちの命と将来の命運がかかっている問題を
蔑ろにされてはならない、絶対に「裏口」で受け取るという屈辱的な
対応を許さないとの思いで臨んで、やっとビル玄関の横で受け取らせる
ことができました。関電の責任を問う声をみんなの前で聞くのは当然のこと
ではないでしょうか。

9月6日(日)『老朽原発うごかすな!大集会inおおさか』に連帯した
東京での行動でした。
(再稼働阻止全国ネットワーク事務局  柳田 真)
 

★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第11号』
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「9.6大集会」チラシは→ コチラ

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老朽原発うごかすな!ニュース (第10号)2020.08.23

2020-08-27 20:43:44 | 老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか
賛同いただいた団体・個人 → コチラ
「9.6大集会」チラシは→ コチラ
『自治体あて要請ハガキ』は → コチラ
『関西電力あてハガキ』は → コチラ

『コロナウイルスの対策について』は → コチラ

■若狭の原発立地3町の町長と議会に■
■■ 要望書と請願書を提出 ■■

(高木りゅうた 高槻市議)



反原発自治体議員・市民連盟は、うだる酷暑のなか、8月20日に福井県美浜町、
おおい町、高浜町に対し、次の項目の請願書と要望書を各議会、各町長に
提出してきました。

①老朽化した原発の運転期間延長を見直し、廃炉を求めること。
②新型コロナウイルス感染症が終息しないなか、原発の運転と
 再稼働のための工事や美浜原発1、2号機の廃炉作業などを
 即時停止するよう求めること。

当日は市民、議員合わせて12名が参加。
当初、全員で三町を訪問する予定でしたが、各町ともコロナ対策として
少人数での提出を求めてきたことなどもあり、三班に分かれて
提出することに(美浜町を高木、おおい町を杉谷向日市議、高浜町を
是永高島市議と木村豊中市議が訪問)。

美浜町と高浜町では議長に直接請願書を手渡すことができました。
各議会では9月議会で請願項目についての審議と採決がおこなわれる予定です。 

今回、請願の紹介議員を快く引き受けてくださった美浜町の河本猛議員、
松下照幸議員、おおい町の猿橋巧議員、高浜町の渡辺孝議員に感謝を申し上げます。

また、今回の請願行動には全国の自治体議員242名のみなさんから
賛同があり、賛同名簿を請願書とともに提出しました。
北海道から鹿児島まで、全国から若狭の老朽原発に対して
厳しい視線が注がれていることを示すことができました。

請願行動の当日、偶然ですが美浜町の関電子会社「原子力安全システム研究所」の
社員がコロナに感染していることが判明。原発敷地内の安全対策工事の作業員
ではないようですが、原発にもコロナ感染が迫ってきていると言える
のではないでしょうか。

コロナの影響や高浜原発の死亡事故の発生で、再稼働時期が延期されて
きましたが、美浜原発3号機、高浜1号機の安全対策工事は9月に完了する
見込みで、今後、地元自治体の同意を得て再稼働すれば、
「運転期間原則40年」のルールができた福島原発事故以後はじめての
こととなり、運転期間の「無原則化」への道を開くことになります。
今回の請願行動とともに、9・6の「老朽原発うごかすな大集会」を
成功させましょう!


■■高浜町町長(防災安全課)と ■■
■コロナ禍の中での安全対策などをただす■

(木村真 豊中市議)



高島市議の是永さん、私などの4人は、高浜町へ。
まず町の防災安全課課長補佐の村松氏に町長宛要望書を手渡した。
要望書を受け取ると、村松氏は「それじゃ、失礼します」と、
さっさと帰ろうとするので、引き留めて20分ほど懇談した。

40年越えの1・2号機での安全対策工事、3・4号機での特重施設建設で、
県外からたくさんの作業員が入っている。新型コロナの感染拡大が
止まらない折でもあり、町民もかなり気にしているらしく、
町にも問い合わせ等がかなり来ているようだ。

村松氏の説明によると、県外から来た人については全員PCR検査を受け、
検査の結果が陰性で、かつ、2週間の待機期間を経て
無症状であることを確認した後、実際に作業に当たってもらっている、
とのこと。

老朽原発の危険性については、「国(規制委)の基準と、
その基準に適合するよう関電が点検・工事をしているので」と、
安全性について町自身が判断することを事実上放棄し、
推進する側の対応に委ねる無責任な態度。

「新規制基準は、規制委自身が、『絶対的な安全を担保するものではない』
と言っている」と詰め寄ると、村松氏は「それは承知しているが、
原子力の専門家でもない私たちとしては、規制委による運転可否の判断を
基準とするしかない」と苦しい言い訳。

また、「町民との話の中でも『原発の運転は40年間だとずっと
聞かされてきたし、学校でもそう教えられた。40年超えて動かすなんて、
約束違反だ。だまされた気分だ』と言っている」と突っ込むと、
「国がエネルギー需給なども踏まえて総合的に判断したこと」と、
これまた他人任せ。

村松氏との話が終わる頃、渡辺町議が議長さんとともに顔を出してくださり、
話をする時間はなかったが、北海道から鹿児島まで242名の自治体議員の
賛同リストを添えた請願書を手渡した。
                           

■小浜の泊(とまり)で、仲間と反原発を訴える■

(若狭の原発を考える会  小林正明)

反原発自治体議員・市民連盟に同行し、おおい町への危険な「老朽原発の
再稼働に同意するな」申入れの後、大飯原発の目の前で日常生活をされている
泊と堅海に反原発を訴える街宣車とチラシのポスティング行動に入る。

120年前に朝鮮の漁業者が泊沖で海難にあい、泊の漁民が全員を救助して
朝鮮に無事に送り届けた友好の絆がある地域である。

目の前に大飯原発が見える日常生活など想定できない我々関西。
ここは、地震などの自然災害が少しでも起こったら逃げることさえ
ままならない地域でもある。そのような日常があるのか、
村人と合うとご苦労さんと声を掛けられる。

街中での街宣車は聞き取りにくいが、暑さを吹き飛ばすように
マイクの声が一軒一軒に届いているのがよく感じられる。
とある村中では、道路を横断されるおばあさんが渡りきると、振り返るなり
深々と頭を下げられた時にはビックリ!

個人的には、何ができるだろうかと、「老朽原発うごかすな!」の幟を掲げて、
京都山科から宇治の小倉まで一人デモを貫徹。
自宅にポスター掲示板を設置(写真下)。

9・6大阪大集会成功に向けた様々な取り組みが繋がったとき
再稼働阻止の展望が開けるのではないでしょうか。


■三台の街宣車が若狭を走る■
(若狭の原発を考える会 橋田秀美)

8月20日、反原発自治体議員・市民連盟の呼びかけで、
若狭の原発立地自治体、美浜町、おおい町、高浜町に要望書を、
各町議会に請願書を提出に行った。

午前中で行動は終わり、午後からは、3台の街宣車で
「老朽原発うごかすな!」をアピールして回った。
全員ではないが、酷暑の中、チラシの各戸配布もおこなった。
いつもは「若狭の原発を考える会」のメンバーだけだが、
関西の市会議員さんも加わっていただき、1台の車に3人から4人が乗り、
小浜、おおい町、高浜町、美浜町を巡った。

私は5年前くらいのアメーバデモ(マイクでテープを流しながら、
鳴り物も持って、チラシの各戸配布をする行動)を思い出していた。
高浜の畑で仕事をしている年配の方々にチラシを渡そうとすると、
「おまえら、関電の電気を使ってるやろ!よそ者は帰れ!」と罵倒されたこと。
私たちの姿が見えるとサッと戸を閉めて隠れる人。

しかし、今やそんな人は一人もいない。
「ありがとう。」「ごくろうさん。」の声が返ってくる。
多くの方とお話をさせていただいた。一人一人の言葉は忘れることはない。
今も、ハッとするような気付きがある。
その思いを胸に、9・6大集会を迎えたいと強く思った。

 

★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第10号』
 ダウンロードは → コチラ

「9.6大集会」チラシは→ コチラ

facebookイベントページは
https://www.facebook.com/events/772341449839659/
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