老朽原発うごかすな!実行委員会Blog

原発うごかすな!実行委員会のblogをお借りしています。
連絡先:saikadouyamete@yahoo.co.jp

老朽原発うごかすな!ニュース (第5号)2020.06.30

2020-07-06 16:29:15 | 老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか
賛同いただいた団体・個人 → コチラ
「9.6大集会」チラシは→ コチラ
『要請はがき』は → コチラ


◆◆老朽原発を廃炉に◆◆   
◆6月23日、本実行委員会が申し入れ行動◆



美浜町役場。コロナを理由に、県外者は排除され参加できず。


「老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか」実行委員会は、6月23日、
関西電力の40年超えの老朽原発(高浜1・2号機、美浜3号機)を
廃炉にすることを求めて美浜町、原子力規制員会、関西電力に申し入れをし、
美浜原発前での抗議行動や、街宣車2台による美浜町・敦賀市内での
宣伝行動をおこないました。

この行動には、実行委員会を構成する関西と福井のメンバー及び
美浜町や敦賀市の議員も駆けつけていただき、延べ20名の方が参加されました。

原子力規制委員会は、2016年に40年超え運転を拙速審議によって認可しました。
実行委員会が申し入れ行動をしたのは、老朽原発そのものの危険性に加えて、
認可以降、関電の原発はトラブル・事故・不祥事が頻発しているからです。

さらに、新型コロナウイルス蔓延下でも原発の運転を続け、
老朽原発再稼働準備工事を続ける関電に抗議し、工事をやめさせるためです。

申し入れ書では、
①蒸気発生器伝熱管の減肉・損傷の発生などのトラブルが続いていること、
②老朽原発再稼働準備工事で安全な労働環境づくりを怠ったために
 人身事故が続いていること、
③関電が支払った原発関連工事費が多額の金品として関電幹部に還流されたこと
を挙げて、「これらのトラブル・事故・不祥事は、原発の安全にとって
看過できないものであり、関電が原発を安全に運転できる資質、能力、体制を
持ち合わせていないことを物語る証左です。運転開始後45年、44年、43年超え
にもなる老朽原発・高浜1,2号機、美浜3号機の運転などもってのほかです」
と指弾しています。その上で、老朽原発再稼働準備工事の中止と廃炉の決定を
求めています。(若狭の原発を考える会 瀧川)


◆「いのち」と「くらし」の安全訴える◆
■ 各地でイレブンアクション・金曜行動 ■


原発ゼロの会・大阪加盟の団体・会員は6月11日、12日、各地で
イレブンアクション、金曜行動に取り組みました。

オフィス街の堺筋本町交差点での行動には、医療従事者を中心に9名が参加。
リレートークで「新型コロナ対策」の紹介をしながら「いのち」と「くらし」に
ついて責任を負わないという点で、新型コロナ対応と福島原発事故、
老朽原発再稼働、などの原子力事業・政策は酷似していることを訴え、
関西電力と政府を批判しました。

表面は関西電力問題、裏面はコロナ対策問題の宣伝物を使用しましたが、
30分余りの行動で約200枚の宣伝物をサラリーマンや通行している人々が
受け取り、宣伝している側もかつてない反応におどろきました。

関西電力問題や老朽原発再稼働問題で嘘、隠ぺい、原発立地への圧力・支配などが
明らかになる中で、「いのち」と「くらし」を第1に考える行政の在り方や
企業の社会的責任に対して、新型コロナ問題を経てかつてない関心が広がっている
ことを実感。訴えれば、反応が必ず返ってくる情勢です。

チラシを配っている会員に声をかけた大阪市内の商社のサラリーマンは
「コロナ問題で取引が停止し、ボーナスも出るかどうかわからない状況」と訴え、
60歳代の男性は「非正規で働いていたが、仕事がなくなり真っ先に仕事を失った。
原発問題とよく似ている? ほんまにそうやと思う」と語りました。

このほかにも、地域では摂津・吹田千里丘、茨木、八尾、寝屋川、大阪労連など、
それぞれの地域の団体に原発ゼロの会・大阪の会員が加わって毎月の行動が
取り組まれています。
(原発ゼロの会・大阪 /庄司 修)


◆◆ 老朽原発うごかすな!と、湖国で訴え! 6月20日 ◆◆
第86回脱原発市民ウォーク in滋賀

6月20日(土)午後1時半にJR・京阪膳所駅前に集合して、
第86回目の脱原発市民ウォークin 滋賀を実施した。
もう初夏を思わせる気候となったが、前日までの土砂降りもおさまり
少し暑いがデモ日和となった。

呼びかけ人の岡田啓子さんの司会で始め、恒例の情報交流から始めた。
9月6日に新型コロナウイルス感染問題で延期した「老朽原発うごかすな!大集会
inおおさか実行委員会」の木原壯林さん(若狭の原発を考える会)からは、
「世の中コロナで自粛していても関電の原発再稼働は自粛していない。
関電は社員の賃金カットをしても、役員はしっかりとカット分を回復したりと、
関電原発マネー問題でもしっかり追及していかねばひどい体質はなんら改まらない。
老朽原発を廃炉にできるこのチャンスを、9・6集会の大結集でつかみ取ろう」と、
各地での老朽原発再稼働反対運動の奮起を訴えた。

「子どもと教科書 市民・保護者の会」の木村幸雄さんは
「今夏に中学校教科書の選定・採択がありますが、現在、それに向けた
教科書展示会が開催されています。社会科公民教科書の中には、
核融合発電をクリーンエネルギーと紹介する育鵬社や、政府の再稼働推進を
後押しするもの、フクシマ復興を強調し事故の影響で苦しむ人のことを
書かないものもあります。一方で、核のゴミについて書いているものもあります。
それらを教科書展示会で確認していただき、特に歴史・公民では育鵬社は採択しない
ようアンケートで皆さんの声をあげていってください。
教育は具体的な取り組みの成果はすぐに現れませんが、将来を担う子どもたちが
原発を容認しないようにするために、いま私たちの行動と責務は重要です。」と発言。

連帯ユニオン関西地区生コン支部からもたくさん参加され、この間の支援で
640日を超えて不当勾留されていた武委員長と湯川副委員長の奪還・保釈を
勝ち取り、今後ひどい保釈条件の撤回と裁判闘争の勝利へと反転攻勢で頑張る決意と
さらに反原発や沖縄闘争などにも全力で闘う決意が述べられ、
関電滋賀支社経由でびわ湖畔までのデモ行進に出発した。
(さいなら原発・びわこネットワーク  稲村守)


◆関電株主総会への抗議行動◆


★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第5号』
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老朽原発うごかすな!ニュース (第4号)2020.06.15

2020-06-18 13:52:33 | 老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか
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大阪地検へ申し入れに向かう(6月9日)


◆◆ 金の亡者・関電幹部を許さない ◆◆
(関電の原発マネー不正還流を告発する会事務局長  宮下正一)

3月14日、関西電力第三者委員会による最終報告から初めて分かったのが、
役員報酬の裏補填と所得税補填だ。

関電が2012年と2015年の2度に渡る電気料金値上げに際して、
利用者に対する説得材料の一つとして役員報酬の削減をおこなった。
驚くことに、2度目の報酬削減の年に、当時の森会長と八木社長が相談して
削減した役員報酬の補填措置を決定していたことだ。

この措置については、取締役会や株主総会に一切の報告もせず、秘密裏に実施した。
18人の役員に2億6千万円も裏負担した。
また、豊松前副社長に対しては、森山元高浜町助役を経由して手に入れた
1億円を超える金品に対する所得税分も負担した。

関西電力には、ガバナンス(企業統治)やコンプライアンス(法令順守)の言葉など
無いのだ。

社員を騙し、利用者を騙し、自分たちの懐だけを肥やす「金の亡者」たちは、
絶対許せない。この告発にも2172人もの皆さんが、私たちの訴えに
賛同していただいた。

----- 6月9日 大阪地検に申し入れ ---------

6月9日に大阪地方検察庁前に60人もの皆さんが集まり、大阪地検に
「直ちに受理せよ」と迫った。

告発状を受け取った事務官は、「間違いなく検事に渡します」と丁寧に答えた。

申入れ後の集会で、河合弁護士は、
「第1次告発が未だに受理されていない。告発の受理を判断する権限は検察にはない。
検察にあるのは起訴するかしないかの権限だ。直ちに受理すべきだ。事務官は、
『3000人を超える方が告発していることを検事は重くとらえている』と言うのみだった。」と報告した。

その後、記者会見と相談会が会場を移しておこなわれ、告発する会に4人の
共同世話人などを決めこの日の行動を終えた。

河合弁護士は退場する直前に「この告発は、原発を止めさせる運動です。頑張ろう」と
檄を飛ばした。



◆街宣車、若狭を走る◆


高浜老朽原発の外観は、ほぼ工事完了か

毎月若狭に通って、チラシ配布やアピール行動(アメーバデモと呼んでいる)を
していた「若狭の原発を考える会」ですが、この間のコロナ騒ぎで
県をまたいでの行動を控えざるを得なくなり、忸怩たる思いをしていました。
そこで、車で街宣して走るなら問題ないだろうと、5月24日(日)
木原街宣車で若狭を走ってきました。

多くの原発を抱える若狭は、原発の定期点検で、多くの原発労働者が
他府県からも入ってきます。県をまたぐ移動、「3密」を避けるよう政府は
言いますが、原発だけは例外なのか? 地元の人たちも不安を口にしています。

水が張られた見事な水田と、眩いばかりの新緑の中、小浜市内、おおい町、
高浜町を走り、お世話になっている方にチラシも持参できました。

最後は高浜原発前に。しばらく来ないうちに、老朽原発高浜1号機、2号機の
外観がすっかり整えられていました。原発本体を囲っていた足場はほとんど外され、
平だった原発上部は、丸い形に成形されていました。

しかし、外見はいかにきれいになろうとも、内部の安全対策が完璧になされることは
まずありません。長年、高熱・高圧・高放射線にさらされた圧力容器は、
脆化や金属疲労が進んでいても交換することができません。
穴が開いた細管には栓をするしかないのです。配線劣化も問題です。
そんな状態でもし再稼働し、冷却水を投入するしかないような事態が起きた時、
冷却水を投入した途端に、圧力容器がひび割れたり、破裂する危険性があります。
老朽原発はうごかしてはならないのです!

そんな思いが、ふつふつと湧いてきて、原発前はスピードを落とし、
大音量でスピーカーで弾劾しながら街宣してきました。               (橋田)


3台目の街宣車、登場!



◆ 原発ゼロの会・大阪 自然エネの取り組み ◆

(原発ゼロの会・大阪 エネルギー部会 中村毅)

原発ゼロの会・大阪は、正式名称を
「原発をなくし、自然エネルギーを推進する大阪連絡会」としたように、
「原発をなくせ」と自然エネルギーを推進する取り組みを2本柱にして
スタートしています。

原発をなくした場合、必ず
「ではあんたらは日本の電力をどうやって確保しようとしているのか」という疑問が
出され、さらに問題になっている地球温暖化防止とも合わせて、
自然エネルギー推進の課題は欠かせないという議論からです。

とは言っても、発足の当初は方向性も定まらず、企画は単発的で、
これではアカンとしてゼロの会の下に「エネルギー部会」を設置し、
この課題を専門に担当し、自然エネルギーの問題を継続的・体系的に取り組む
と決めました。

<自然エネルギー連続講座>

自然エネルギーについて体系的に学ぶことを主眼にした「講座」は、
学者や団体・企業で実践している方々を講師にこの3年間で14回開催、
延べ593人が参加しています。また、現場に出向いてその実際を見る
「視察・見学会」は8回、延べ198人が参加しています。
1回あたりの参加人数も、年々増えています。


<自然エネルギー交流会>

毎年3・11府民集会の日の午前中に約2時間半、集会と同じ府立労働センターで
おこなっています。個人や家庭、団体、企業などでの太陽光発電、小水力発電、
風力発電、市民共同発電所づくり、地中熱利用、省エネ住宅などを
実物や模型、ポスターでの展示をおこない、毎回100人くらいが参加しています。


<ベランダ発電講習会>

ある参加者から「マンションでも出来る自然エネルギーはないか」と要望されました。
エネルギー部会の下にチームを発足して検討しました。結果、ベランダでの太陽光発電が適当ということになり、その仕様書と試作機も造り、講習会も開催しました。
8月に大阪北部地震があった2018年の秋に開催した講習会には、150名近くが
押し寄せ、災害時対策として、また、マンションのベランダでも出来る取り組みとして、ベランダ発電への要求の強さを感じました。


<府民エネルギー政策>

これらの取り組み、特に自然エネルギー連続講座での学習や現地視察・見学を基に、
府民目線でのエネルギー政策を作ろうということになり、2018年の4月から
約半年議論して、2019年1月に『「自然エネルギー100%のおおさか」への提言
~大阪府民エネルギー政策~』をまとめました。
これを使って地域や団体での学習会、大阪府や大阪市の担当者との懇談などを
おこなっています。



■お知らせ■
美浜町、美浜原発などへの申し入れ


6月23日(火)に当実行委員会として、美浜町長に
「老朽原発(美浜3号機)の運転を認めない」よう申し入れるとともに、
敦賀原子力規制事務所、関電原子力事業本部、美浜原発に、
老朽原発の再稼働準備工事を即時中止し、これら原発の廃炉決定などを求めて
申し入れをおこないます。

★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第4号』
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老朽原発うごかすな!ニュース (第3号)2020.05.28

2020-05-26 12:16:01 | 老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか

賛同いただいた団体・個人 → コチラ
「9.6大集会」仮チラシは→ コチラ
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◆◆若狭の原発立地3町長と◆◆  
◆福井県知事に申し入れハガキを◆




原発の稼働は、電力会社や政府の意向だけでは実現しません。
地元自治体の同意が不可欠です。地元自治体が「NO」を宣言すれば
原発の稼働を止めることができます。

福島原発事故が大きな犠牲の上に教えたように、
若狭の原発が事故をおこせば、福井県のみならず、
関西一円や中部まで、永遠に住めない故郷になってしまう
可能性があります。

原発立地自治体は、原発政策の行方、しいては広く近隣の
多くの人々の生存権を左右するカギを握っています。

ニュース第2号で報告したように、私たちはすでに
関電の原発関連部署、高浜町、おおい町に申し入れ書を送りましたが、
さらに、原発政策の未来に大きな責任を負う自治体である高浜町長、
おおい町長、美浜町長、福井県知事に宛て、申し入れのハガキを
送る行動を広くみなさんに呼びかけます。

申し入れの趣旨は以下のような内容です。
*関電マネー不祥事で信頼を失った関電がすすめる原発政策を一から見直してほしい。
*45年越えにもなろうとする老朽原発の運転を認めないでほしい。
*再稼働準備のための工事の即時停止を求めてほしい。
*コロナ禍のなかで、稼働中の原発の即時停止を求めてほしい。

★ハガキは本ページ左上からダウンロード可能です。

★ハガキ現物が必要な方は、木原までご連絡を。
 電話:090-1965-7102
 メール:kiharas-chem@zeus.eonet.ne.jp

一枚でも多くのハガキを送付し、自治体としての姿勢を問いましょう!



◆5月17日 中之島公園で「老朽原発うごかすな!」ミニ集会◆



コロナ禍によって「5・17老朽原発うごかすな!大集会」は
9月6日に延期せざるをえなくなりました。
じっとそのまま過ごすことのできない人たち60人が、
若狭の原発を考える会の呼びかけで、5・17大集会の会場に予定されていた
中之島公園女神像前に集まって「老朽原発うごかすな!」とミニ集会を開きました。

集会後、関西電力本店前まで三々五々移動し、
「老朽原発うごかすな!」と抗議の声を上げました。
参加された方から、参加しての想いが寄せられました。

◇◇参加して◇◇

5・17、日曜日でいい天気だ。大阪市からは外出自粛要請が出ている中、
私は緊急の重要性が高い集会であるから西宮から参加した。
主催者木原さんは コロナにめげずに、またあべ狂犬(ママ)強権政治に負けるな、
萎縮するなと激を飛ばされた。大声を上げて老朽化原発の即時停止を叫んだ。
果たしてこの集会は効果があるのか? 何か策はないのかと疑問がわいた。
ウソをつく相手に正直に正面から意見しても、要望しても、
ウソが返ってくるだけだろうと。

関電を観察していると、何が起きても平然と「我々には関係無し、
うちは安心安全で原発を動かしている」と言い張る。これ決まり文句です。
79年スリーマイル島事故、あれはアメリカの話、86年チェルノブイリ、
あれはソ連の話、2011年フクシマ事故、あれは東電の話、
そして昨年の金品受領大事件発覚。これは誰のお咎めなし、何のお咎めもなし、
国会審議喚問なし。そして新社長曰く 新体制の下で生まれ変わりますから、
しかしややこしい橋下さんの社外取締役お断りと。正にふろ屋。湯でるだけ。

高浜原発は老齢化、すでに後期高齢者、いますぐ止めて引退、隠居させるべしです。 
関電のロゴ「パワー ウイズ ハー」トやて。デンツウの作らしいな。
しらじらしい。ロゴでもウソついている。POWER WITH MONEY に変えなはれ。
(原発ゼロの会・西宮  安並 詔男)


■■「新型コロナ被害」と原発ゼロを目指す■■
■■■ 原発ゼロの会・大阪総会 ■■


原発をなくし、自然エネルギーを推進する大阪連絡会(原発ゼロの会・大阪)は
5月21日に第6回総会を開き、2019年度の総括、2020度の方針と、
各団体からの運営役員を確認しました。

2019年度は、新型コロナ感染予防対策下で、初めて
「なくせ原発、再稼働はんたい、大阪集会」を中止せざるをえなかった
ことをはじめ、今総会、また開催賛同している「老朽原発動かすな!大阪集会」も
延期をせざるを得なかったこと、「関電原発マネー還流問題」への対応、
自然エネルギー推進の対府政策との懇談の取り組み、「自然エネルギー連続講座」の
成功などを振り返りました。

新型コロナウイルス問題は、政府と自治体が非常時に本当に、
いのちとくらしを守ることを最優先に国のかじ取りを行うのかが問われます。
この30年の社会保障の切り下げや、地域保健が非常に脆弱になっていることが
浮き彫りとなり、実際の対応は医療・保健・介護の献身的な努力と、
身を切って、生業を削って活動自粛する国民の努力に支えられ
「補償なき自粛と献身」が行われていることがすでに明らかになっています。

2021年度の重点課題として、
新型コロナ対応の問題と原発問題を踏まえながら、
これらにたいする国の在り方が「いのち」「暮らしと生業の安全・持続性」を、
最大限の努力をもって守るのに、ふさわしいものになっているかを検証し、
原発問題を風化させず、福島原発事故10年を迎える2021年を
大いに学び、行動する一年にしていこう、と呼びかけました。

今総会は、大規模に取り組むことは行わず、全会員に議案書を事前に配布し、
意見集約期間を設けながら、当日は参加希望者と加盟各団体から若干名の
24名の参加で時間も短縮して行いました。

総会の発言では、
参加会員から地域で企画している映画「太陽の蓋」の上映会に
200名以上が参加し、宣伝している地域外からの参加もあり、
文化行事の大切さを実感した(阿倍野・東住吉・平野)、
3・11集会中止で、できなかった「自然エネルギー交流会」を
2年間分の連続講座などの活動を踏まえ、より豊かなものを開催したい
(自然エネルギー部会)、など発言がありました。

集まってこそ、学べ、議論でき、行動できる
「原発ゼロ・自然エネルギー推進運動」を地域での多くの行動と経験の
交流を豊かにしながら進めていこう、と最後に参加者で確認しあいました。
(ゼロの会・大阪 事務局長 庄司修)

★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第3号』
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老朽原発うごかすな!ニュース (第2号)2020.05.15

2020-05-13 16:39:54 | 老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか
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◆◆◆ 民主主義を力に ◆◆◆
■ベースロード電源の怪 老朽原発再稼働?■


東電福島第一原発の事故により、原発は倫理に反する存在であることが
明らかになり、国民意識調査と討論型世論調査で「原発ゼロ」の道が示され、
「2030年代に原発ゼロ」を目指すこととなった。
「反原発」か「原発推進」かの選択ではなく、原発に依存しない
エネルギー政策の実現、原発ゼロ実現が取り組みの方向となった。

老朽化によるリスク低減のために、原発の運転期間を原則40年とする
法改正がなされた。規制委が認めれば1度限り、最長で20年間の
延長を認める規定は、あくまでも「例外的」な措置のはずだった。

しかし、安倍自公政権は、自らも賛成したこの方向を引っくり返し、
原子力を「重要なベースロード電源」と位置づけ、30年度の
電力供給における原発比率を20~22%とするエネルギー基本計画を
策定した。この比率を守ることを大義名分に、40年を超えた老朽原発を
次々再稼働しようとしている。

原発は、事故がなくても使用済み核燃料を作り出す。
後世の自然環境と人間社会に被曝リスクを押し付ける。
実効性のある避難計画も立てられない状況で、危険な老朽原発を
再稼働することになんのメリットもない。
重大な事故を起せば全てを失うことになる。
無理やり稼働を延長しても、20年後には原発依存から脱却の道を
探らざるを得なくなる。そこにある空洞化と荒廃を想像する力を
持たなければならない。

原発も、ウィルス感染も、備えがあり、対応に一貫性があり、
情報の透明性が確保されていることの重要性が明らかになった今、
市民ひとりひとりが偽情報に惑わされず、連帯を築き、市民の自発的な
活動と協調し互いに補完しあえる政治を築かなければならない。
民主主義は与えられるのではなく、それぞれが築くものだから。

国家に追随するのではなく、憲法を生かし、地方分権を推進し、
住民主体の地方主権を確立すること。原発に依存せず「豊かな国土と
そこに根を下ろして生活していることが国富である」

今日11日、75回目の「11Action」を行う。
民主主義を力に、「原発ゼロ」を実現するために。
(原発ゼロの会・大阪 山本謙治 5月11日)


■新型コロナウィルス蔓延下でも原発の運転を続け、
■老朽原発再稼働準備工事を続ける
■関西電力に抗議と申し入れ


~ 高浜町・おおい町にも申し入れ ~

新型コロナウイルス(「新型ウイルス」と略)が蔓延し、全世界が
その封じ込めに苦心・奮闘しています。

しかし、この「新型ウイルス」の蔓延下でも、関電は高浜原発4号機、
大飯原発3、4号機の運転を続け、45年超えにもなろうとする
老朽原発・高浜1、2号機、美浜3号機の再稼働準備工事を続けています。

今、原発で重大事故が起これば、避難者は、放射線被ばくに加えて、
避難の過程や避難先で、「新型ウイルス」感染の危機に見舞われます。
一方、原発内で「新型ウイルス」の感染が拡大すれば、原発の安全が
保てなくなります。

「老朽原発うごかすな!大集会in おおさか」実行委員会は、4月29日、
住民の安全を蔑ろにして原発運転、老朽原発再稼働準備工事を継続している
関電に強く抗議し、
①稼働中の原発の即時停止、
②原発再稼働準備工事の中止、
③重大事故確率の高い老朽原発の廃炉の決断

を求める「抗議、申入れ」書を関電の原発関連部署(取締役社長、原子力事業本部長、
高浜原発所長、大飯原発所長)に提出しました。
また、原発立地町である高浜町、おおい町には、稼働中の原発の即時停止
および原発再稼働準備工事の中止を関電に要請し、老朽原発の運転を
認めないことを宣言し、今までの原子力政策を見直すことを求める
申入書を提出しました。

なお、「抗議、申入れ」書や申入書は、当該箇所に持参する予定でしたが、
現下の「新型ウイルス」情勢を考慮して、郵送しました。
また、それらのコピーは、報道関係にも郵送し、広く全国に配信しました。
(実行委員会・木原)


街宣車が街を行く!
「老朽原発うごかすな!」のアピールを

5・17大集会が、コロナウイルスの蔓延で9月6日に延期せざるを
得なくなりましたが、昨年から引き続く「老朽原発うごかすな!」の行動は、
縮小したり、間延びしてしまったりはあってはなりません。
着々と準備してきた運動を更に大きく開花させるために、知恵を絞り、
工夫を凝らした行動を展開しましょう。

その一環として、関西や若狭を、街宣車で走り回ることにしました。
みなさん、自家用車を街宣車にできますよ。

木原さんの自家用車を街宣車仕様に作り上げました。
「老朽原発うごかすな!」のハチマキを車の上にぐるっと捲くために、
ホームセンターで部品を買ってきて木枠を作り、金具で取り付けるのです。
取り外しも自由です。ハチマキはいつもお世話になっているYさんの
手作りです。車体には「9・6大集会」のマグネットシートも貼り付けました。
すべて木原さんが一人で作り上げ、警察に街宣届も出しました。

さて、5月5日、私も乗せていただいて、京都市内を、老朽原発の危険性や、
関電の原発マネー還流問題、コロナ禍における原発稼働の危険性などを
スピーカーで流しながら走りました。
外出自粛要請で町行く人の数は激減でしたが、通り過ぎる街宣車に視線を
向けてくれました。子ども達は、嬉しそうに指さしたり手を振ってくれました。

道路の向こうから「若狭の原発は今どうなっているんやー」と言葉を
投げかける人もいました。「今、木原さんの車が通りすぎた!がんばって!」と
走行中に知り合いからメールが。街宣終えて家に帰ったら「あんたの声が
聞こえたで。派手な車が走っていったわ。」とこれも知り合いから電話が。
案外、見たり聞いたりしている知人がいるんだなと驚きました。
あなたの街にも行きますよ。待っててくださいね!
(若狭の原発を考える会  橋田)


◆ 大阪でも街宣車が回ります ◆

コロナ禍でどうしても動きが小さくなる。そんなことでどうするか! 
京都に続いて、大阪でも街宣車がまわります。
見かけたら声をかけてください!
9月6日に向けガンバロウ!


★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第2号』
 ダウンロードは → コチラ

「9.6大集会」仮チラシは→ コチラ

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福井県・原発立地自治体への 要請はがき

2020-05-12 14:59:56 | 老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか
はがきダウンロードは → コチラ


福井県、高浜町、おおい町、美浜町への申入れ葉書ができました。
申入れ対象が4カ所ですので、葉書も4種類あります。

ダウンロードして、はがき大の紙に印刷し
切手を貼り、出してみませんか?






福井県・知事 杉本 達治 様

  私は福井県知事に以下を申入れます。

1.昨年発覚した原発マネー不祥事によって、原発を推進した関電幹部には、
 事の善悪を判断し、法令を遵守する資質と能力が欠如していたことが
 明らかになりました。
 福井県は、その関電による高浜原発、大飯原発、美浜原発の運転を
 容認してきましたが、この姿勢を白紙に戻し、重大事故を起しかねず、
 何万年もの保管を要する使用済み核燃料を残す原発の稼働の是非を
 再審議して下さい。

2. 危険極まりなく、重大事故の確率の高い老朽原発・高浜1、2号機、美浜3号機
 の運転を認めないことを宣言して下さい。

3. 原発で新型コロナウイルスの感染が拡がれば、原発の保守管理が
 困難になります。また、同ウイルスの蔓延下で重大事故が起これば、
 避難者は、被曝に加えて、避難中や避難先でウイルス感染の危機に
 さらされます。同ウイルスの蔓延下でも運転中の高浜原発4号機、
 大飯原発3、4号機の即時停止を求めて下さい。

4. 同ウイルスの蔓延下でも続けられ、人身事故が多発している高浜原発
 および美浜原発の再稼働準備工事の即時停止を求めて下さい。

はがきダウンロードは → コチラ

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