関西電力は「1月28日に高浜原発3号機を再稼働させる」と
宣言し、緊迫した新年を迎えました。
これまで、高浜原発地元の福井県高浜町に通い
「再稼働反対」「原発廃炉」の訴えを続けてきた
若狭の原発を考える会・高瀬元通さんからの報告を紹介します。
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<1月5日、6日 高浜行動の報告>
5~6日、高浜町の路地を隅々までビラまきしながら、
太鼓など楽器を演奏しつつ、ハンドマイクで訴え、
毛細血管のような街宣活動をやりました。
東京・富山・福井・滋賀・京都・大阪から
15人の方々に参加いただきました。
「先日のリレーデモごくろうさんでした。」
「私たち、反対と口に出せないけど、この言葉(街宣の文言)を
子や孫にも教えたい。」
「原発で金もろとる人以外はみんな反対や。」
などなど多くの言葉をいただきました。
去年は40日以上ビラ播きしたので
多くの人が顔を覚えてくれているのか、
遠くから挨拶してくれたり、3人集まっているとこに近づくと
みんなが手を出しビラを受け取ってくれたり 、
回を重ねるごとにとても反応がよくなっています。
役場職員の方も同様です。
漠然とした不安や疑問を感じていた人たちが、
ビラを読むことによって確信しつつある様子です。
再稼働されても僕らの活動は続きます。
地道な積み上げで住民も変わり、ぼくらも変わることができます。
そしてその活動は、反原発のみならず、ほかの課題にも生きます。
老人だからできること、老人こそやらなばならないことがたくさんあります。
今年も、倦まず・弛まず・諦めず、時には大きな怒りを表現し、
楽しみながら継続します。
(若狭の原発を考える会・高瀬元通)
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JR若狭高浜駅前にて
印刷データは ⇒ コチラ