老朽原発うごかすな!実行委員会Blog

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アンケート結果を 町内全戸に配布 / 美浜老朽原発(ニュース 52号 / 2021.08.11)

2021-08-15 19:20:54 | 老朽原発うごかすな!実行委員会
12.5 老朽原発このまま廃炉!大集会 in おおさか (案内ページ)は → コチラ


■■ 美浜3号機の仮処分 ■■
 ■ 進行協議がありました ■


8月2日、美浜3号仮処分申し立ての報告集会が大阪でありました。
記者を含め約30人の方が参加されました。午前11時から申立弁護団8人、
関電側9人の弁護団の参加で進行協議がありました(弁護団のみ参加)。
主張の中身に入らず進行についての話し合いだったそうです。

井戸弁護士から進行協議の説明があり、裁判所は申立人の意向もあり、
7月中に第1回審尋を開きたかったが、関電が反論の準備が出来ていないと
抵抗した。そこで裁判所、申立人、関電の3社が顔合わせのため進行協議がもたれた。

裁判所前でアピール

裁判所の催促に、関電は9月17日までに「一般論と地震」、10月中に
「避難計画と老朽問題」を反論すると主張したが、申立人は9月17日までに
すべて反論するように主張した。膠着状態になり関電は、9月17日までに反論を
準備すると回答した。間に合わない時は理由を述べることでまとまりました。

具体的日程は、第1回審尋は、10月4日13:30~14:30
(遅くとも10月18日までに反論を終えるように裁判所は言及)、
第2回審尋は11月1日11:00~と決まりました。この結果、
申立人が求めていた、テロ対策で美浜3号が停止する10月25日までの
決定は無くなりました。決定は早ければ年内、遅くとも年明け早々には
出されるだろうとの弁護団の見解でした。

河合弁護士は、「美浜3号の40年延長は原子力ムラが一番望みをかけている
事項であり、電力会社にとっても好都合である。我々の力と、法律の力で
止めるのが重要なポイント」とこの裁判の重要性を訴えられました。

また、「今日の進行協議で一番重要なことは、決定までの具体的スケジュールの
イメージが出きたことである。」と言われ、大河弁護士も「9月17日までに
何とか反論を出すようにとの裁判長の言葉で、少しでも早めようとするのが
わかってよかった。」と述べられました。名古屋の老朽原発40年廃炉訴訟の
藤川弁護士も「8月4日に口頭弁論がある。今の裁判長が判決を出すようだと」
と述べられました。

進行協議の後、記者会見と報告会

猛暑の中、コロナ禍の中、美浜3号を止めるため多くの方が集まり、
この仮処分の重要性を共有できた報告集会でした。
(申立人 石地 優)


■■ 姫路カンキン行動が450回 ■■
 ■ 関電さん、原発やめて! 関電前と姫路駅前で訴え ■


2012年7月から関電姫路支社前で始めた「関電さん原発やめて毎週金曜行動」
が、この7月30日で「450回目」となりました。コロナ感染が第五波にも
広がっているのと連日の猛暑のため、これまでは県内だけでなく、関西方面の
皆さんにも広く呼び掛けて来たのですが、無理をせず?450回目を迎える
ことにしました。そんな中にもかかわらず神戸方面からも応援に駆けつけて
来ていただきました。
急きょお願いしましたスピーチも積極的に応えていただきました。

関電姫路支社前

関電姫路支社前では20人が集まり、退社する社員に対して、
「貴社等が『絶対起こらない』と言っていた福島原発事故の教訓は、
他人事ではなく、事故が起きれば、真っ先に社員が放射能を浴びながら
事故処理をしなくてはならない現実」や「関電の一部幹部の多額の不正など
社内風土へ抗議の声あげませんか」などを力いっぱい訴え続けました。

関電前での訴えの後は、1人デモ行進のように、各自ノボリ、プラカードを
掲げながらJR姫路駅まで歩きました。

JR姫路駅前での宣伝行動では、5人ほどが増えて25人となり、
通行市民に対して関電の相変わらずの「原発推進」や「金権汚職体質」を
訴えました。スピーチの間には、アカペラでの歌や、ギターでの替え歌などを
歌いました。

さよなら原発神戸アクション、避難計画を案ずる関西連絡会メンバー、
老朽原発うごかすな!実行委員会からも連帯のあいさつをいただきました。

JR姫路駅前

暑い中本当にご協力ありがとうございました。
(脱原発はりまアクション 菅野逸雄)


■■ 美浜町で、原発についてのアンケート調査の報告書 ■■ 
 ■ 福井の皆さんと一緒に配布 ■


福井県内の反原発運動をたばねている「オール福井反原発連絡会」は、
6月19~20日に美浜町の約3400世帯に、老朽原発美浜3号機の
再稼働に関するアンケートを配付しました。その結果、7月10日までに
215通の回答がありました。その結果は非常に興味深いものです。

報告パンフレットの表紙

たとえば、原発に対する考え方として、
「必要」が20%、「どちらかというと必要」が17%ですが、
「どちらかというと必要だとは思わない」が24%、
「必要だとは思わない」が30%でした。不必要と考えている方が、
54%になっています。

また、45年にもなろうとする美浜3号機の再稼働に対して、
「不安」が47%、「どちらかというと不安」が24%で、
回答者のあわせて71%が「不安」と答えています。

アンケート結果の全体的な集約は、カラーのパンフレット
(A4判16ページ・左上写真)にまとめられています。
「オール福井」では、酷暑の8月5~9日、美浜町内を
3地域(3グループ)に分けてそのパンフを全戸に配布しています。

8日(日)には「老朽原発うごかすな!実行委員会」の関西のメンバーも、
京都、大阪、滋賀から車3台13人で応援にかけつけ、3地域のうちの
1地域の配付行動に参加しました。ただ、この日曜日は連休の中日で、
湖西道路は大渋滞。JR美浜駅前12時の集合時間に間に合わなかった車も
ありましたが、福井の地元の方々とも力を合わせ、配付は無事に完了しました。
(京都脱原発原告団  吉田めいせい)

報告パンフレット

★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 52号』
 ダウンロードは → コチラ

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