「スタイルを変えないとダメ」
そもそもWBAの採点方法がおかしくて、各ラウンドの
採点で引き分けがないマストシステムなんだよね。
村田は1、2ラウンドで手を出さず、相手はジャブとか
手を出し続けたんで、1、2ラウンドはジャッジの
3人とも相手が10点で村田が9点。4ラウンドは
村田がダウンを1回取っても相手がすぐ立ち直った
から3人全員が10―8。だから1回ダウン
取っても、1、2ラウンドの点数とチャラなんだよ。
それなのに村田はガード固めて近づいただけで、
そんなに手を出さずグズグズの試合だった。
ヘタすっとセコンドの点数計算が失敗だった
ことになる。セコンドとしてはダウンを
取って見た目は勝ってるから、勝ち逃げできると
思っちゃったんじゃないか。ジャッジによっちゃ
負ける可能性があるという前提で、
村田に手を出せと指示しなきゃいけなかった。
再戦するとしても、ボクシングのスタイルを
変えないといけない。ジャブとストレートだけ
なんだもん。海外では打ち合わないと
人気出ないし。倒すか倒されるか
みたいな試合じゃないと。
もっともボクシングはインチキが多いからな。
アマチュアって1ラウンドに3回ダウン
したら負けになるのに、ロンドン五輪で
清水聡とアゼルバイジャンのアブドゥハミドフ
がやった試合で、アブドゥハミドフは6回も
ダウンしたのに、倒れても倒れてもレフェリーが
「スリップだ」とかって、ダウンをカウント
しないから、アブドゥハミドフが判定で
勝っちゃった。アゼルバイジャンが
カネ払ったって報じられたりして、
後でひっくり返ったけど。
アルゼンチンでの試合なんて、
倒れた王者をレフェリーがイスに座らせた
もんだから、挑戦者が大喜びしたけど、
それでラウンド終了。次のラウンドで
挑戦者がボコボコ殴ったら、レフェリーが
止めに入ってレフェリーストップかと思ったら、
またイスに座らせてカウント取らないで、
ラウンド終了。最後に挑戦者が
やんなっちゃって、TKO負けしちゃった。
汚いよ。
ファイティング原田さんがオーストラリア
に行った時も、相手から3回ダウン取って
判定負けしたし。海老原博幸さんがタイで
ポーン・キングピッチとやった時は、
暑いタイで屋外での試合。キングピッチは
さっとリング上がるんだけど、海老原さんはリングに
上がるまでに客にもまれてもまれて
つかまれて押されて、30分もかかった。
リングに上がったときにはヘトヘトだったって。
ガッツ石松さんがロベルト・デュラン戦でパナマに
行ったときには、食い物に毒入ってるし靴には
硫酸入れられるし、ホテルの両隣の部屋は地元の
ファンが借りて朝まで宴会。「試合なんかやって
らんない。負けるに決まってる」って言ってた。
でも試合ではハナから負けると思って戦ったら、
相手のパンチが当たらない。相手が焦りだして、
ガッツさんが「もしかしたら勝てるかも」と
思って殴り掛かったら、逆に殴られて終わった。
「勝とうとしたのが間違いだった」って。
白人のヘビー級のボクサーでロッキー・マルシアノ
ってのがいて、49戦49勝で引退したけど、
あんまり強い選手って言われないじゃん。
明らかにバックについてるのがマフィアだもん。
それで生涯無敗。当時、
もっと強い黒人選手がいただろうけどね。
以上ビートたけし
自分は素人なんで詳しい採点方法は分かりませんが
村田が勝ったと思うのと同時に相手も頑張ったなあ
という印象でした テレビの司会者が相手の
過去の戦績言ってたな
「ダウン奪われても最後まで戦って判定に持ち込む」
ってね なんかそれが頭から離れなくて
結果が出たときそういうことかと思った
勝負ではなく戦いだから
色々なことが起こるのですね
そもそもWBAの採点方法がおかしくて、各ラウンドの
採点で引き分けがないマストシステムなんだよね。
村田は1、2ラウンドで手を出さず、相手はジャブとか
手を出し続けたんで、1、2ラウンドはジャッジの
3人とも相手が10点で村田が9点。4ラウンドは
村田がダウンを1回取っても相手がすぐ立ち直った
から3人全員が10―8。だから1回ダウン
取っても、1、2ラウンドの点数とチャラなんだよ。
それなのに村田はガード固めて近づいただけで、
そんなに手を出さずグズグズの試合だった。
ヘタすっとセコンドの点数計算が失敗だった
ことになる。セコンドとしてはダウンを
取って見た目は勝ってるから、勝ち逃げできると
思っちゃったんじゃないか。ジャッジによっちゃ
負ける可能性があるという前提で、
村田に手を出せと指示しなきゃいけなかった。
再戦するとしても、ボクシングのスタイルを
変えないといけない。ジャブとストレートだけ
なんだもん。海外では打ち合わないと
人気出ないし。倒すか倒されるか
みたいな試合じゃないと。
もっともボクシングはインチキが多いからな。
アマチュアって1ラウンドに3回ダウン
したら負けになるのに、ロンドン五輪で
清水聡とアゼルバイジャンのアブドゥハミドフ
がやった試合で、アブドゥハミドフは6回も
ダウンしたのに、倒れても倒れてもレフェリーが
「スリップだ」とかって、ダウンをカウント
しないから、アブドゥハミドフが判定で
勝っちゃった。アゼルバイジャンが
カネ払ったって報じられたりして、
後でひっくり返ったけど。
アルゼンチンでの試合なんて、
倒れた王者をレフェリーがイスに座らせた
もんだから、挑戦者が大喜びしたけど、
それでラウンド終了。次のラウンドで
挑戦者がボコボコ殴ったら、レフェリーが
止めに入ってレフェリーストップかと思ったら、
またイスに座らせてカウント取らないで、
ラウンド終了。最後に挑戦者が
やんなっちゃって、TKO負けしちゃった。
汚いよ。
ファイティング原田さんがオーストラリア
に行った時も、相手から3回ダウン取って
判定負けしたし。海老原博幸さんがタイで
ポーン・キングピッチとやった時は、
暑いタイで屋外での試合。キングピッチは
さっとリング上がるんだけど、海老原さんはリングに
上がるまでに客にもまれてもまれて
つかまれて押されて、30分もかかった。
リングに上がったときにはヘトヘトだったって。
ガッツ石松さんがロベルト・デュラン戦でパナマに
行ったときには、食い物に毒入ってるし靴には
硫酸入れられるし、ホテルの両隣の部屋は地元の
ファンが借りて朝まで宴会。「試合なんかやって
らんない。負けるに決まってる」って言ってた。
でも試合ではハナから負けると思って戦ったら、
相手のパンチが当たらない。相手が焦りだして、
ガッツさんが「もしかしたら勝てるかも」と
思って殴り掛かったら、逆に殴られて終わった。
「勝とうとしたのが間違いだった」って。
白人のヘビー級のボクサーでロッキー・マルシアノ
ってのがいて、49戦49勝で引退したけど、
あんまり強い選手って言われないじゃん。
明らかにバックについてるのがマフィアだもん。
それで生涯無敗。当時、
もっと強い黒人選手がいただろうけどね。
以上ビートたけし
自分は素人なんで詳しい採点方法は分かりませんが
村田が勝ったと思うのと同時に相手も頑張ったなあ
という印象でした テレビの司会者が相手の
過去の戦績言ってたな
「ダウン奪われても最後まで戦って判定に持ち込む」
ってね なんかそれが頭から離れなくて
結果が出たときそういうことかと思った
勝負ではなく戦いだから
色々なことが起こるのですね