絵画に関心はありますが、特に 私は アール ・ ヌーボー を代表する画家 アルフォンス ・ ミュシャ の作品が 好きで、いつも手に届く所に ミュシャ の 画集を おいて、ぺらぺらと 捲ったりしています。
画像の本は テニスプレーヤ― イヴァン ・ レンドル 所有の コレクション を 集めたものです ・・・ ミュシャの 描く女性は ふんわりとした 流れるような生地 の 美しさが ひとつの魅力ですけど、ふと 改めて観ると ドレスに レースを使ったものが あまりないんですよね ・・ レースというのは ある意味で 人工的なものなのでしょうか ・・・ 画像にアップした 右側の作品 「 Fleur ( 花 ) 」 の 女性の ドレスに レースが使われているものが あるだけです ・・・ ( もちろん この画集の中の作品に限って・・ですけど )
レース の代わりに 花 や 果物、 蔦 や 枝 とかが描かれていて 華やかな 雰囲気を かもしだしていますけど ・・・ 逆に考えると、花や 蔦 の代わりに 人々は レースを ドレスに あしらったのでしょうか ・・・ レースの模様に 花鳥が 多く使われているのには そうした 自然回帰 の ような 考えがあるのでしょうか ・・・