ヒッキーはつむじ風!!

ヒッキーが観て気に入った映画を、ブログで紹介します。

「ばるぼら」

2020-12-13 13:03:45 | Weblog
(C)2019「ばるぼら」製作委員会


原作・手塚治虫
脚本・黒沢久子
監督・手塚眞
撮影監督・クリストファー・ドイル
音楽・橋本一子

友人に誘われて、シネ・リーブル池袋で観てきました。

土曜日。2番スクリーンは3~4割程度の入り。

何となくは、“哲学的で難解”という評判を聞いていたので、覚悟はしていたのですが。。。

観終わって。。。う~ん。。。クリープを入れないコーヒーなんて。。。??あぁ。。。(T_T)

稲垣くん演ずる小説家が、ばるぼらに出会って堕ちてゆくのですが・・・??

覚えてる範囲内で、ほんのちょい、あらすじ。。。

小説家の美倉洋介(稲垣吾郎)は、新宿駅(と思われる)の通路で、ゴミのように倒れている少女「ばるぼら」と出会う。。。

ばるぼら(二階堂ふみ)は、酒ばかり飲んでクダを巻いていて、お世辞にも上品とは言えないが、洋介は何故かそんなばるぼらが気になるようになった。。。

そして洋介は徐々に、ばるぼらの魅力に惹きつけられてゆく。。。

担当編集者の加奈子(石橋静河)の心配をよそに、ばるぼらと離れられなくなっている自分を押しとどめることが出来ない洋介であった。。。

洋介がばるぼらに夢中になってしまったので、相手にされなくなった里見代議士の娘・里見志賀子(美波)は、洋介を“潰す”よう側近に命ずる。

そんなある日、加奈子は歩いていて交差点でトラックに轢かれ、生死の境をさまようことになる。。。

洋介はばるぼらと結婚するために、彼女の母親(渡辺えり)に会いにゆくのだが。。。
(C)2019「ばるぼら」製作委員会

こんな感じなのですが、「ばるぼらは芸術のミューズ」みたいなニュアンスなんだと思うんですが、観ているこちらに芸術を理解する感性が無いので、ツラい(+o+)

何か示唆しようとしてるんだろうな・・・と、一所懸命なけなしのアンテナ伸ばしてみたのですが。。。

でも二階堂ふみさん演ずる「ばるぼら」ってキャラクターは、たしかに魅力あります。ちょっと中性的なのがカッコ良かったりする。

一緒に観に行った友人は、美波さん演ずる里見志賀子がタイプとのこと。ワタシは断然、石橋静河さん演ずる加奈子がいいなぁと、思って観ていたので、トラックに轢かれちゃって、あぁ!!っと思って見ていましたが、ストーリー終盤も回復して出てきて、よかったな~!って感じでした(全然ストーリーの本流と違うところばっか見てますね。すんません(+o+))

ばるぼらの母親を演じた渡辺えりさん、存在感ありまくり。
なんか、読めない文字(何の文字だろう??)で書かれた誓約書みたいなのだして、洋介にサインさせるのですが、えりさんに言われたら、公定力感じるから洋介もサインしてしまうんでしょうね~!
(C)2019「ばるぼら」製作委員会

あと、洋介の作家仲間の四谷弘行役で、渋川清彦さんという俳優さんが出てらっしゃるのですが、「どこかで見たような・・・??」と思って、見終わってから調べてみたら、「閉鎖病棟」という映画で、暴力を振るうとんでもない悪人の役で、出てました!スゴいインパクトでした。今回のような渋い役も演じられて、ちょっと注目したい俳優さんです。

ネタバレになっちゃうのですが、ストーリー終盤でばるぼらが死んじゃうんですが、エンディングで、また新宿駅に座っているばるぼらの姿が映し出されます。
この辺も、いろいろ解釈出来ますが、また繰り返すってことなのかな。。。??そのへんが微妙ではあります。。。
(C)2019「ばるぼら」製作委員会

原作には、洋介の作家仲間の名前が「筒井隆康(つついたかやす)」だったり、最終話に登場する漫画家の名前が「松本麗児」だったりと、ウィットに富んだネーミングもあるらしく、面白そうなので、機会があったら、読んでみようと思います。
原作読んでから、本作をもう一度観たら・・少しは理解できるのではないかと。。。





ヒッキー的満足度★★★☆






つらい腰痛・肩こり・頭痛など、スタッフが全力でサポートします。
癒しの森整体院
丸ノ内線 新中野駅 徒歩3分