11月30日午後6時30分新宿武蔵野館にて・・。
「す、すべて忘れて、い、い、一からやり直すなんて、ひ、卑怯だ・・!」
阿部寛演ずる村内先生の、この言葉がずーんと私のからだを突き刺しました・・・。
いじめにより自・殺未遂事件があった東ケ丘中学2年1組・・。
自・殺を図った野口君は転校してしまった。
担任の先生は重圧から逃れるように休職に入っていた。
代用教員としてやってきたのが、村内先生(阿部寛)である。
彼は極度の吃音(どもり)であった。
最初の授業・・皆の顔を教壇からひとしきり眺めて、「に、日直、の、野口君の机と椅子を
も、元どおりに持ってきてください・・。」
ざわつく教室・・。そして今はもういない野口の机を元の場所に置いて「の、野口君、おはよう・・」・・・。教室はざわざわ・・。
この日から毎日、村内先生は、「野口君、おはよう」を続けるのであった・・。
この映画の村内先生は、言葉少ない。だから、話す時は、本気で話す。
また、本気で話してくる相手に、本気で対応しなければいけない、とも言う。
いじめたことを悔いて反省して一からやりなおす・・・「ひ、卑怯だ・・・。野口君は、こ、このクラスのことを一生忘れないぞ・・・!それなのに、いじめたことを悔いて反省して、一からやりなおすなんて、卑怯だ・・。」
この映画の感想は観た人さまざまだろうと思う。
何もいったんおさまった事を蒸し返す必要はないじゃないか・・・と思う人も多く
いるであろう。
私は、もし自分が・・・と仮定して考えると、さまざまな答えが見つかる。
今度、原作も読んでみたいと思う。 映画「青い鳥」。
原作 重松清
監督 中西健二
出演 阿部寛
本郷奏多
伊藤歩
井上肇
重松収
岸博之
太賀
鈴木達也 他
「す、すべて忘れて、い、い、一からやり直すなんて、ひ、卑怯だ・・!」
阿部寛演ずる村内先生の、この言葉がずーんと私のからだを突き刺しました・・・。
いじめにより自・殺未遂事件があった東ケ丘中学2年1組・・。
自・殺を図った野口君は転校してしまった。
担任の先生は重圧から逃れるように休職に入っていた。
代用教員としてやってきたのが、村内先生(阿部寛)である。
彼は極度の吃音(どもり)であった。
最初の授業・・皆の顔を教壇からひとしきり眺めて、「に、日直、の、野口君の机と椅子を
も、元どおりに持ってきてください・・。」
ざわつく教室・・。そして今はもういない野口の机を元の場所に置いて「の、野口君、おはよう・・」・・・。教室はざわざわ・・。
この日から毎日、村内先生は、「野口君、おはよう」を続けるのであった・・。
この映画の村内先生は、言葉少ない。だから、話す時は、本気で話す。
また、本気で話してくる相手に、本気で対応しなければいけない、とも言う。
いじめたことを悔いて反省して一からやりなおす・・・「ひ、卑怯だ・・・。野口君は、こ、このクラスのことを一生忘れないぞ・・・!それなのに、いじめたことを悔いて反省して、一からやりなおすなんて、卑怯だ・・。」
この映画の感想は観た人さまざまだろうと思う。
何もいったんおさまった事を蒸し返す必要はないじゃないか・・・と思う人も多く
いるであろう。
私は、もし自分が・・・と仮定して考えると、さまざまな答えが見つかる。
今度、原作も読んでみたいと思う。 映画「青い鳥」。
原作 重松清
監督 中西健二
出演 阿部寛
本郷奏多
伊藤歩
井上肇
重松収
岸博之
太賀
鈴木達也 他
村内先生の言葉はずしり、ずしり、と胸につきささるんですよね・・。
原作も是非、読んでみてください。
短編集ですが、すべての話に村内先生が登場します・・。
TB,それにコメントもいただいて、どうもありがとうございました♪
嬉しかったです!
内村先生の言葉少ないなかの、胸に突き刺さる言葉・・私も忘れられないです。
忘れるなんて卑怯だ・・を筆頭に、真剣に話してくる人の話は真剣に聞く、そして真剣に答えるという、出来そうでなかなか出来てないことを改めて教えてもらいました。
その真剣さを表すような、アップの多様が、ちゃんと向き合うんだよ、というメッセージをも伝えてくれたような感じで、演出・映像ともにとても良くできていたなぁって思いました。
今、同じ重松清の”ナイフ”を読んでるので、その後にこれを読みないたぁって思っています。
この映画は、東京国際映画祭で、「ある視点」賞を受賞した作品です。
娯楽映画ではないので、ともすると「つまらない」かもしれませんが、その分、誇大な表現のない作品です。
阿部さんってなんでもこなしちゃう俳優さんになりましたねー。
すっごく気になるお話です。
映画も原作もどちらもチェックしたいな。
(どっちが先の方がいいのか、ってのも悩む)