バイクと綴る物語 ~CRF250 RALLYと旅風景~

転職を機に二輪免許を取得。以後、バイクの魅力に取り憑かれ、毎週末はソロツーリングへ。旅先で出会った出来事を綴ります。

秩父 奥武蔵グリーンライン→彩の国ふれあい牧場ショートツーリング

2014年11月01日 | XR250
待ちに待った11月初旬の3連休! ですが、初日から雨模様ですね…。

最近ブログ更新をサボっていたのですが、実は新しいネタが無くて…。

娘の学校行事や、何故かドピーカンの日曜日に我が家のトイレの故障など。

というワケで、この3連休は特に「待ちに待った」ものでした。

明日のツーリングの計画を立てながら、今回は過去の内容をアップさせていただきます。



年9月14日(日)、3連休の真っ只中、ちょっと早起きして、“ほぼ”地元の秩父を散策してきました。

世間では秋の便りがちらほら聞かれていたころですが、この日の秩父はどうか?

結果は、昼間の気温が30度に届くほどの真夏日でした(汗)。

ただ、いつもの刈場坂峠から見る空は、夏のそれとは少し違い、“高い”ところにあった気がします。





刈場坂から見える関東平野。


こちらは堂平山。


刈場坂から大野峠へ向けてXR250を走らせ、彩の国ふれあい牧場を目指す。
※途中、白石峠付近に災害通行止め区間あり(2014年9月14日現在)。

県道11号(熊谷小川秩父線)、のどかな山村風景をゆったり走る。途中、川沿いのオープンスペースにカフェがあり、賑わいを見せていた。

彩の国ふれあい牧場付近、粥新田峠はラストが結構な登り勾配。そして右手側に広く景色が開ける。


気温はまだまだ夏だけど、自然はしっかり準備中のよう。虫の鳴く超えも夏のそれと違い、静かにささやくような声。

そして秋の代名詞、秋桜(コスモス)。






なお、この彩の国ふれあい牧場付近は道が狭く、対向車が多いので運転は是非注意しましょう。


帰路は県道82号(長瀞玉淀自然公園線)で秩父方面へ戻り、正丸峠、山伏峠を越えて名栗村へ。
ここに、ちょっと気に入っているカフェがある。手作りケーキ工房「綵珠(あす)」。
素朴な手作りのケーキは、ちょっと甘さ控えめ。あまり装飾を凝らした店内ではないけど、どこか落ち着く感じ。いつもお客さんがいる。




そのカフェの脇を流れる名栗川で記念撮影。もっと秋が深まると、きっときれいなのだろうな…。








自然との共存は、難しさもあることは良く分かる。でも、東京から約70キロの移動で、このような別世界があることは、基調なのでは? と思う。

XR250 奥日光へ 紅葉に出会うソロツーリング

2014年10月13日 | XR250
2014年10月11日ー13日、“体育の日”を含めたありがたい3連休。
最終日は大型台風の19号の襲来により荒れ模様ですが、関東地方は前半の2日間が奇跡的に晴天だったことにまず感謝。


さて、今回は奥日光へ紅葉に出会いに愛車XR250を走らせて来ました。


関越道 昭和ICより一般道へ。65号、255号、62号(沼田大間々線)、267号を経由し、右手に薗原湖を見ながら走る快適な道。この道はご存知の方も多いかもしれないが、沼田IC付近の120号線が混んでいる時の迂回路として昭和ICまで導いてくれる。距離は走るが、快適に走れることがオススメ。

薗原湖を超え、国道120号線に老神温泉で合流。

“東洋のナイヤガラ”と言われる吹割の滝。橋を渡る際、眼下に広がる景色が勇壮。このあたりはちょっとした観光名所で、道の両側に多くの店が立ち並ぶ。

尾瀬への入口を超え、丸沼高原を目指す。標高とともに山々の色に暖色が増す。と同時に、落ち葉の香りが深くなってくる。冬の準備を整えつつある森の香りが、冷たい空気とともに鼻の奥を刺激する。


丸沼。標高1500メートルあまり。紅葉は少々終わりかけかもしれないが、それでも充分に美しい。原生林に育まれた、透明度の高い湖水。「今日はドライ(フライ)で40センチのレインボー(ニジマス)があがった!」など、多くの釣り人が今日の釣果を楽しそうに語り合っている。













標高2000メートルあまりの金精峠を越えて栃木県へ入る。男体山、戦場ヶ原、湯ノ湖がお出迎え。目の前に広がる雄大な景色。「バイクが好きで良かった」と改めて思う道。ただよう温泉(硫黄)の臭いも、湯ノ湖ならではの祝福か?



















戦場ヶ原。誰から指示をされるわけでなく、湿原はしっかりと冬支度の真っ最中。









金精峠は、例年たしか12月末から翌年4月末まで冬季通行止め。昼間の日差しはまだ温かだけど、夕方は急に冷え込みが強くなる。恐らく、あともう少しで路面凍結など注意が必要になるだろう。

今回のツーリングが、僕にとって2014年シーズンの奥日光走り収めになりそう。今年も4回ほど奥日光を訪れることができたことに大感謝!




パワースポット 三峰神社ソロツーリング

2014年10月05日 | XR250
群馬 御荷鉾林道キャンプツーリングを終え、翌朝早く仕事の都合で会社に戻る同僚と「はこただみキャンプ場」で解散。
そのまま帰るのももったいないので、ゆっくり奥秩父を散策して帰ることに。

国道462号からすぐ229号へ進路変更し、秩父を目指す。

途中、志賀坂峠を右折し、金山志賀坂林道へ入る。

ちなみにこの道は林道とは言え、全面舗装。途中、砂利や砂が流れ出しているところがあるが、バイクなら問題ないだろう(クルマは道路幅が狭いので注意)。

左手に両神山がそびえる。しかし、付近の山々は伐採なのか災害なのか? 荒涼とした風景が続く。

八丁峠。真っ暗なトンネルを越えると、風景が変わる。

そして、左手に日本窒素の鉱山が現れる。石灰石で道路が白い。ところどころ石灰石が山積みになっており、雪のように白い。そして街なのか廃墟なのか? 独特な雰囲気の集落が続く。





このあたりには有名な林道が2本ある。ひとつは上野大滝林道(2014年10月4日現在災害通行止め)。もう1本は中津川林道。2度ほど走ったことがあるが、17キロのダートはなかなか走り応えがあった。

ただ、今日の自分はキャンプ道具満載、そして「ひとり林道禁止」なので我慢。


中津川を超え、国道140号線に入る。三峰神社を目指すが、大滝温泉から二瀬ダム(秩父湖)までの道が災害通行止めで、栃本付近から迂回。

ちなみに二瀬ダムの入り口は、以前は変則的なトンネルをくぐったが、道が新設されて若干合理化が進んでいる(ダムを渡る道が相変わらず1本で、信号制御で交互通行という不便さは変わらず)。

三峰神社到着。駐車場はバイクで200円。

近年のパワースポットブームなのか? クルマはかなり多い。

標高約1100メートルのこの地、先ほどの二瀬ダム付近より、よりいっそうひんやりとしている(むしろ寒い)。

もちろん、紅葉の進行も早い。








境内は空に向かって真っ直ぐ伸びる杉の巨木に囲まれ、神秘的な雰囲気が漂う。





日本武尊(やまとたけるのみこと)銅像。日本の神社の創始者である日本武尊は、この地から国中を眺め、神威の擁護を願ったととのこと。





日本武尊が見た国々。それはこんな景色だったのだろうか?





拝殿。両脇に座する巨木。

ちなみに三峰神社が僕らに与えてくれるのは、「気」とのこと。なにか固い決心を持った人に、更なる気力を授けてくれる。





そう言えば、自分には何か固い決心があっただろうか? 巨木を前にしばし反省…。


実は、ここ1年ずっと、ひとりツーリングで「三峰神社に行こう」と思っていたのだけど、途中でくじけたり、またツーリングルートに選んだ道路が災害で通行止めになっていたり、天候が急変したり…。なかなかたどり着けなかった。

今回、しっかりとこの地を踏めたことは、何か自分にも前進があるのかもしれない。

全てを受け入れるようなやさしい雰囲気はない。ただ、厳しい中にも叱咤激励してくれるような、何か大きな強さを改めて感じた。



XR250 御荷鉾スーパー林道

2014年10月05日 | XR250
群馬と埼玉との県境付近にある御荷鉾林道。

ツーリングマップルには「関東屈指のスーパー林道」とある。

気になって仕方がなった…。

神流湖付近、国道462号や、その先の299号線は何度も走っているが、何しろ嫁より「ひとり林道禁止」と宣告されているので、ずっと遠い存在だった。

しかし、今目の前にその道が広がる…。

今回は会社の同僚と2台でのキャンプツーリングなのだ。




「恐竜王国」をさらに上野村へ進み、途中右折。山道に入り、八倉峠を目指す。

途中集落が現れるが、まずクルマがないと生活できないだろう。というのは、とにかく坂・坂・坂で、かなりの急坂。

我々の軽いパワフルなバイクでも、坂の途中で止まりたくない(坂道発進したくない)感じ。


八倉峠。T字に分岐するが、左は舗装された御荷鉾林道。右はダートのちょっと新しい○○林道(名前忘れました…)。

地図上では右手側にダートの御荷鉾林道が現れるはずだったが、あるはずの場所はご覧の通り…。




そう言えば、マップルには「H19年現在災害復旧中」とある。これか。なるほど、道が全くない。
※よく見ると、向こう側にガードレールの支柱が残っている。

この新しい林道は、迂回路の役割のようだ。


早速林道へ進入。上野村方向から赤久縄山方向を目指す。

走り始めて直ぐ、溝あり、少々ガレありの荒れた道。軽快に荒れた道を飛び越えるXR250。ライダーはスタンディングが続き、腿がわなわな…。でも楽しい! 楽しすぎる!

この道はガレや溝が過ぎ、フラットダートが現れてもところどころ突然溝が現れるので、路面変化はちょっと注意したい。

なお、上野村側から走り出した場合、最初の5キロくらいが上記のような状況で、その先はほぼフラットダート。

そしてこの風景。









バイクが好きであること、そして何よりこのシチュエーションを自分に与えてくれる環境に感謝。それ以外の言葉は見当たりません。


宿泊は恐竜王国に併設される「はこただみキャンプ場」。テントサイトは8つのみ、あとはバンガローやコテージを中心としたこじんまりとしたキャンプ場だ。

そしてこの日は自分たちだけの貸切り。



シャワー室完備、トイレは水洗で、和洋あり。とにかく手入れが行き届いており、炊事場も清潔に保たれている。ちょっと狭いけど、好感の持てる施設。

キャンプサイトは石が多く硬いので、エアマットや強いペグが必需品でしょう。

その夜、同僚と焚き火を囲み、酒を酌み交わしながら話す内容は、結局会社のことが中心(笑)。

二人とも前日までの仕事がハードであり、飲みながら寝てしまうという失態を演じ、肌を露出している部分(と言っても手と首と顔ぐらいだが)に数十箇所虫に刺されました。
10月初旬でも、虫たちは元気なので対策はしっかりしましょうね!


神流川のせせらぎを聞きながら、静かに夜は更けていきました。



XR250 山梨“クリスタルライン”ソロツーリング

2014年09月28日 | XR250
時は8月16日、お盆のUターンの真っ只中に高速道路の下り線をかっ飛ばして、山梨のクリスタルラインに行ってきました。

このクリスタルラインとは、もしかするとあまりメジャーではないかもしれません。

近くには有名な昇仙峡があり、そちらは多くの方がご存知でしょう。

クリスタルラインは、その昇仙峡をさらに北上したところにある、全面舗装の林道(支線はダートの林道が多くあるので注意)。
実は約70キロもあるという、長い長い林道。

http://crystal-line-guide.info/01.html

水晶が取れる場所、そして水晶のような美しい景色に包まれた…ということが、名称の由来らしい。



観光地である昇仙峡を超え、荒川ダム(能泉湖)を見ながらさらに山奥へ。

途中、黒平町という、昭和というか、それ以上に時代の止まった様な町あり。

道路は最近災害復旧工事をしていたのか? 新しく走りやすいアスファルトと、砂利の浮いた古いアスファルトが交互に現れる。ロードバイクだったら、ちょっと気を使いながら走ったほうが良いかもしれません。

そして頂上。









何もないのですが、それはそれで良いのかと…。


さらに進むと、乙女高原という草原が出てくる。ちょっとこじんまりとした高原。
※このとき、写真を撮ろうとしたのですが、遠くの山で雷鳴が響いており、一目散に通りすぎてしまいました…。

琴川ダムを過ぎ、杣口(そまぐち)林道をおりると、こんな景色に出会う。

「サワラ林」というそうなのですが、とにかく歴史のあるというか…。

急斜面に巨木が倒れないように根をはり、このような風景を作ったとか。







「もののけ姫」が出てきそうな(あれは舞台が屋久島か?)。


クルマの走る音や、飛行機の音など、人工的な音がすべてこの深い苔に吸いこまれて行くような、不思議な空間。

山梨の巨木100選にも選ばれているこの風景。山梨はよく来るツーリングスポットですが、まだまだ奥が深い…。

もっともっと探検しなくては!




※動画を追加しました。

前編


後編

夏休みキャンプツーリング最終日 奥只見 樹海ライン

2014年09月27日 | XR250
まもなく10月、季節は本格的な秋に突入 というこの時期に、夏休みのブログですみません。

では、早速ですが国道352号線(樹海ライン)について。


この日のルートは、キャンプ地の福島・檜枝岐から出発し、新潟・奥只見湖の脇を通って枝折峠を下り、小出へ抜ける。



檜枝岐から新潟を目指し、走り出して直ぐにワインディングが始まる。森林限界が近いのか?葉の細い樹木が立ち並ぶ。

左手に尾瀬の玄関口(御池)の駐車場が現れる。尾瀬を目指すたくさんのハイカーでにぎわう場所。

御池を過ぎ、さらに高度を上げていく。左手方向には日本100名山の「平が岳」だろうか?
スケールの大きい眺望が広がる。

子供や奥さんにも見せてあげたい…と思うが、クルマで来るにはちょっと酔いそうな道なので、帰って土産話でも聞かせてやろう。

このような風景に出会えることこそ、「バイクが好きで良かった!」と思える瞬間だ。


福島/新潟の県境に近づくにつれ、今度は高度を下げてゆく。そして新潟に入ると、木々の葉の面積がとたんに広くなる。

ちなみにこの樹海ライン、2006年からバイクも通行可能となったようだ。

そして僕は、2012年に新潟側から檜枝岐を目指さそうとしたが、「新潟・福島集中豪雨」による災害で通行止め。

次は2013年に福島側から新潟を目指した。通行可能だったものの、ところどころで大規模な復旧工事の真っ最中であった。

道路に沿って流れる川(只見川)の河原には、ずいぶんとでかい岩がごろごろ転がっている…。
こんな大岩を転がす水流とは、いったいどんななのだろう?


奥只見に近づくと、沢が道路を横切る「洗い越し」が多くなる。沢の大小もあるが、いわゆる“ザバーッ”という感じ。はっきり言って、汚れます…。




奥只見湖畔。この湖は大きすぎると言うか、長すぎるというか。全体像を見ることはできない。「なんだ、小さい」なんて見えてしまうが、ホンの一部しか見えていない。

※2013年の画像ですが、こんな感じです。





真夏の日差しに、空冷エンジンのパフォーマンスが下がる。そして人間も、脱水症状ぎみに…。ところが、ふと対岸の山々を見ると、雪が残っている。実は昨年も見た景色だけど、これには改めて驚いた。





奥只見湖畔の道は、日差しをさえぎるものが少なく、とにかく暑かった…。
※この日は関東・甲信越で「高温注意報」が出ていた。



枝折峠を下り、高度を下げるにつれ、それは顕著。小出周辺は37度だったような…。


すばらしい夏休みのツーリングも、そろそろ最後。高速道路にのり、家路を急いだ。

もちろん、家に帰るまでがキャンプツーリングであるという注意をはらいながら…。



夏休みキャンプツーリング~田代山林道~

2014年09月20日 | XR250
川俣檜枝岐林道を福島側から栃木(川俣)方向に下ると、林道は二手に分かれる。

一方は川俣湖へ、もう一方は馬坂林道(ほぼ舗装だったような…)を経由し、南会津の田代峠を目指す田代山林道(こちらはダート)。

田代山林道は、舗装とダートが交互に現れる(とは言え、95%ダート)。舗装は比較的新しく、ダートもよく整備されている。

恐らく、遠からぬ未来に全線舗装になってしまうような気がしてならない…。

すれ違うクルマやバイクはない。相方のバイクの排気音と自分のXRの排気音、そして風が木々をゆらす音以外、なにもない。

途中、舗装のコーナーで相方の「ギャー」と言う声がインカムから聞こえた。


「???」と思ったとたん、自分も同じような声をあげてしまう。

大きな蛇が道路を横切り、尻尾(どこが尻尾か微妙だが…)を踏んでしまい、怒った蛇が頭をこちらに向けていた…。

ところで田代山林道のダートは、とにかく走りやすい。石を敷き詰めたというより、硬く締まった土と言う感じに近い。ダート初心者でもきっと楽しめるだろう。


■田代山林道(川俣→田代山峠)



田代峠頂上。








遠くまで、僕らが今まで走ってきた道が見える。

標識に「11人以上のバスは通行禁止」とあったが、そりゃそうだと思う
(でも、標識にも記載しないと、11人以上を乗せて林道に入るバスがあるってワケか?)。


こちらは福島の南会津へ続く道。

蛇行を繰り返し、一気に下る道。







■田代山林道(田代山峠→南会津)


栃木側と違い、路面の石はちょっと大きめ。少々轍も出てくるが、整備の手はしっかり入っている。ガードレールも比較的新しい。


途中、田代山の登山口があるが、そこを目指して福島側から登ってくるハイカーさんのクルマが増えてくる。

登山口付近は特に、常に「前からクルマが来るかも知れない…」という注意を怠らないように!



オフ車に乗りながら、そして林道が好きでありながら、1年に数回しか林道を走れない私としては、ハードな林道を走る腕はない。

なので、今回の林道のようなよく整備された川俣檜枝岐林道や、田代山林道のような道が心地よい。

全長20数キロ。とても爽やかな汗をかかせていただきました!

川俣檜枝岐林道(福島→栃木)下り編

2014年09月14日 | XR250
ツーリングマップルでは、「福島側は良く整備された道」とあり、栃木側は、詳細記載はなかったように思う…。

ただ、たしか栃木側が通行不可でも、福島側は可能な場合がある」とのこと。

今回走ってみて、少々納得。

帝釈山(馬坂峠)から下り始めてすぐ、石は大きく鋭利となり、川の流れた跡が…。
福島側ほど整備されていません(特に頂上付近)。

とにかく、石が大きめであり、私のようなヘッポコライダーは手が汗ばんでくる。
※動画では分かりづらいかもしれませんが、結構な下りです。


ただ、キツめなのは最初の5キロほど。だんだん走りやすくなります。
※確か福島側の走行距離は11キロ程度で、帝釈山(馬坂峠)から栃木(川治)までも同じくらいだったような…。


林道を走りなれた方なら、問題ないと思います。

檜枝岐→川俣(下り)


次回は田代山林道をレポートします。

川俣檜枝岐線(福島→栃木)動画編

2014年09月09日 | XR250
まず、あまりにも気持ちがよく(=これはホント)、

そしてずっと走っていたく(=ある意味ホントだけどバイクをしっかり止められる平行な場所があまりなかった…)。

ので、写真はあまりありません。

ただ、動画はしっかり撮りました。

編集PCの都合で途中画面の荒れもありますが、もしココを始めて走る方はご参考にどうぞ。

次回のブログでは、帝釈山(馬坂峠)から栃木(川俣温泉側)へ下る動画をアップします。




夏休みキャンプツーリング 川俣檜枝岐林道

2014年09月07日 | XR250
今回の「夏休みキャンプツーリング」には、いつもの年とはちょっと違う“楽しみ”があった。

それは、会社のバイク仲間と檜枝岐の七入オートキャンプ場で合流し、林道を一緒に走る計画をしていること…。


2日めの宿泊地、かやの平を撤収。涼しいかやの平を下り、国道117号線で新潟を横断して同僚の待つ桧枝岐に入る予定だったが、この日の新潟はフェーン現象で「この夏一番の暑さ」だったそうな…。道路沿いの温度計は37度。タイヤが解ける…、いや、それ以上に暑さで頭がボーっとしてきた(熱中症手前!?)。

途中、何故か「蛾」が大量発生していたようで、いたるところにひらひら舞う不気味な姿や、卵を産み付けられてしまい、土色に変色した家の壁などがところどころにあった(蛾、および毛虫の苦手な私には耐え難い光景…)。


ようやく檜枝岐に入り、同僚と合流。
その夜、同僚と酒を飲みながら林道攻めの作戦を立てる。昼間の脱水状態をビールで存分に満たす。重たい思いをしながら、お土産に買ってきたクラフトビール(志賀高原ビール)の旨いことこの上ない。嗚呼、なんて楽しい時間なのだろうか?



翌朝、しっかりと朝食を食べ、戦闘準備に入る。

檜枝岐温泉から、帝釈山(馬坂峠)を目指す。川俣檜枝岐林道。過去2年檜枝岐に来ている。良い林道があることは充分知っていたが、万が一転倒などあった場合、家に帰れなくなる(=もう“ひとりバイクツーリング”のお許しを請うことがNGとなる…)ため、ずっと我慢をしてきた。

その我慢の道が、目の前に広がる…。




普段のツーリングでは99%以上が舗装なので、こんなタイヤを履いている(D605)。
ちょっと空気圧を下げ(1.1キロくらい)、グリップを高めてやる。



ちなみに同僚のマシンが履くタイヤはこれ。タイヤが土をしっかりグリップしながら走る後姿が実に頼もしい。



帝釈山(馬坂峠)山頂。福島側はとてもきれいに整備されている(ちょっと砂利が深いが…)。

栃木側へ一気に下るわけだが、頂上付近はちょっとガレ気味。石のひとつひとつが大きく、角が鋭利。おまけに水が流れ道路を掘っており、轍も深い。
※事前入手情報どおりだった。


※写真ではフラットに見えますが、この先ですぐガレ始めます…

ガレ場を慎重にやり過ごすと、下りの角度も浅くなり、実に走りやすいダートが待っている。


次のブログでは、馬坂林道、田代山林道をレポートします。
※動画もアップしますので、少々お待ちを!

明日も仕事なので、今日はここでおやすみなさい。。


夏休みキャンプツーリング 朝もやの「かやの平」

2014年09月06日 | XR250
かやの平での至福の一人時間。

サントリーオールドをロックで飲みながら、星空を眺める。

ちょっと先の広場では、林間学校の小学生たちがキャンプファイヤーを囲み、フォークダンスを踊っている。

山に響く歓声の中に、「火の神様」や、「マイムマイム」など懐かしい言葉が聞かれる。

そう言えば自分も、同時期の林間学校で、「マイムマイム」を踊っていたかも?

好きな女の子と手をつなげる瞬間にドキドキしながら…。

ちょっとにやりとしながら、夜は更け、オールドのペースが上がってゆく……。



そして朝(早朝)、小鳥のさえずりで目が覚める。

不思議なことに、4時ピッタリにいっせいにさえずり始める。

まあ、なんて早起きだこと!

そしてこの「かやの平キャンプ場」と言えば、「朝もやが幻想的」と、多くの先達たちがブログで教えてくれた。

にわかカメラマンの自分も、最近手に入れた中古カメラ(オリンパスE-620)を手に、テントをあけると…、




確かに、美しい。

人工物でない、「自然」が作り出す、計算のない景色。

大地が「生きている」ことを実感する。





朝露に足がぬれても、全く気にせず夢中でシャッターを切る自分がいる。

刻々と変化する景色の、どの瞬間も見逃したくないから…。







バイクが好きであること、キャンプが好きであること、そしてこの瞬間を提供してくれるすべてに感謝。

※小さなハエの様の虫にたくさん足を刺され、未だに後になってるが…。
あまり気にしていなかったけど、“デング熱”がはやっていたりする昨今、今さら虫刺されが気になり始めました(焦)。

まあ、デングではないでしょうが…。