バイクと綴る物語 ~CRF250 RALLYと旅風景~

転職を機に二輪免許を取得。以後、バイクの魅力に取り憑かれ、毎週末はソロツーリングへ。旅先で出会った出来事を綴ります。

夏休みキャンプツーリング 1日目「かやの平」

2014年08月30日 | XR250
お久しぶりとなってしまいました。

PCの不調で動画編集はおろか画像のアップすらできない状況で…。
※今も続いています。
PCを新調するまでしばらく同じような状況かもしれません…。


と言う状況なのですが、私の夏休みの「キャンプツーリング」日記を聞いてください。

4日間だけですが、長野→新潟(横断)→福島の檜枝岐へと、約1500キロ位だったでしょうか?
自分なりに存分に走って参りました。


以下早速レポートです。


初日。前夜の深夜に及ぶ勤務のため思いっきり寝過ごしてしまい、早々にキャンプを断念。

せめて翌日の行程に余裕が持てるように、できるだけ目的地の付近まで走って民宿に泊まる考えでした。

あっ、ちなみに目指していたのは、奥志賀高原の先にある「かやの平キャンプ場」。

志賀草津道路を過ぎ、奥志賀林道(奥志賀公園栄線)の左手に現れる、広々としたキャンプサイトが良い(と、先達たちのブログに書いてあった)という、自分にとっては未知の場所。

装備万端で出発!



初日は「途中の温泉宿でも泊まろう」と軽い気持ちで出発。
ところが、10件くらい電話したものの、すべてNG。最後にOKしてくれたのは、こんな宿でした…。









建物、機材、そして宿主さんがすべて“年代モノ”過ぎてコワい…。いろいろな意味で、“出そう”でした(私、ちょっとだけそのあたりの体験がありまして…)。
扇風機、エアコンもしかり。天井は雨漏り補修…。食事は微妙…。

ではありましたが、こころ温まるおもてなしを受け、なんとか就寝(結局なにも出ませんでした)。




翌朝、温かいお見送りを背に受け、元気良く出発。目指すは「志賀草津道路」。

この時期は白根山の活動が活発だったようで、道路の開通が朝の8時。レストハウスなども休業で、結構閑散とた感じ。
バイクにとってはGOODなシチュエーションなのですが…。







渋峠。お約束の群馬・長野県境。志賀高原は毎年冬にスキーに来るけれども、雪のない志賀高原はまた新鮮。








奥志賀高原を越えて、奥志賀林道(奥志賀公園栄線)へ入る。

予定では、この道路をずっと走って野沢温泉を越えて栄村へ抜けることを考えていましたが、災害のためかやの平より先は通行止め(2014年7月30日情報です)。


かやの平到着。キャンパーは自分含め3組+小学校の林間学校(30名くらい)。

とは言っても、団体のサイトと一般キャンパーのサイトとはしっかり分かれており、私の周囲はこんな感じです。



早速テントを設営し、夕陽を肴にウイスキーのロックで乾杯。

昨年のソロキャンプから1年、つらい仕事も、その他諸々この瞬間のために我慢してきた…。

至福の1杯です! この瞬間を提供してくれるすべてに感謝!








その夜は、まあにぎやかな夜でしたが、それはそれで楽しく過ごしました(小学生、思いのほか行儀良く、炊事場の準備、後片付けは100点をあげたいくらい)。


そして、2日目に続く…。


※ご注意!

志賀高原を抜けてかやの平を目指す場合、食料の入手とガソリンには注意です。
スーパーも、スタンドもありません。。

奥多摩 鋸山林道 神戸(かのと)岩ツーリング

2014年06月28日 | XR250
6月28日(土)。

関東地方はまさに梅雨な天気。一日雨だそうですね。


でも、雨の日だからこそやれること、やりたいこともあるハズ。
ツーリングには行けないけど、前向きに捉えましょう。

さて、今回は東京の奥多摩にある「鋸山林道」についてご紹介します。

まず、「林道」と言っておりますがほぼ舗装です(ほんの一部ガレてアスファルトがはがれてダートっぽくなっている)。



青梅街道(R411)、奥多摩病院手前を左折し、鋸山山頂(約1100メートル)山頂を経由し、檜原街道(都道33号)へ抜ける。
この道以外に、いわゆる反対側(檜原街道、五日市側)へ抜けられる道は、奥多摩周遊道路か、かない青梅側に戻らなければないハズ。

早速、R411側から鋸山山頂を目指す。道は結構な登り。タイトで苔むしており滑りやすく、路肩崩れや落石多数
(XRなので、そういうシチュエーションはウェルカムですが…)。

山頂は少し広い空間だけど、標高1100メートルの景色を拝むにはさらに遊歩道を登ります(すみません。未チャレンジです…)。

下りもタイトですが、先ほどの上りほど道は荒れてないので、比較的走りやすい。

途中から北秋川(?)の源流とのランデブー走行になる。
上流に民家がないのでとにかく水は綺麗。


そしてさらに下り、ちょっと怖い真っ暗なトンネルを越えると、神戸岩が現れる。



ちなみにこの頭岩、「一枚岩で高さ100メートル」とのこと。積み重なっているのではなく、一枚というところがポイント。
よく組織論として「一枚岩」とありますが、まさに結束の固そうな…という表現が当てはまります。


その神戸岩の麓には、滝とは言わないまでも、ちょっと落差のある沢が眼前にあり、近くまで下りられる。








水量多く、とにかく涼しげ。






ひんやりとした雰囲気が、これからの時期にきっと「癒し」をお裾分けしてくれることでしょう。


なお、さらに下るとロッジやバンガローがあります。
川のせせらぎ、風に揺れる森の音を聴きながら、テラスでビールを飲む…。
首都圏から程近い、ちょっとした避暑地と言えるでしょう。








初夏の奥日光 金精峠・湯ノ湖ツーリング

2014年06月22日 | XR250


6月1日(日)、世の中では、「この時期の観測史上最高気温!」だったそうな…。

実はこの日は大寝坊をブチかましており、わが町東村山から奥日光往復(約400キロ以上)は
ほとんどムリかと思いつつ、「まあ、行ける所まで行ってしまえ…」と、とりあえず高速道路に乗る。

途中、風を切って「涼しい」ハズなのに、何故か空気が体にまとわり付く。

途中の高速道路の温度表示が、なんと36度を指している。

疲労とのどの渇きを気やしにPAに寄ったが、ベンチがゲキアツ!

メッシュではなく、革ジャンを着ている僕を、周りのドラインバーさんたちが
気の毒そうに見ている…。



ところが、片品村を過ぎて丸沼高原にさしかかるあたりでは、適度に温かいなんとも言えないさわやかさ。

同中、ところどころ残雪が散見される。









金精峠。

いつ来ても、トンネルを越え、群馬側から栃木側に抜けたときの景色の変貌がすばらしい。









湯ノ湖は、「いつかここでフライフィッシングがしたい!」と夢を抱き続けている場所
(まだできていないが…)。

本気で釣りたいなら、やっぱり早朝に、しっかり道具を持ってこないと…。

ちなみに入漁券は2600円だったような(でも、この自然や生態系をキープするために使われるならば惜しくないが)。









そしてあまりにも空が澄んでいて綺麗だったので…。










先ほどの灼熱地獄は完全に忘れました。

道中、道幅も広く走りやすい道(丸沼より上のワインディングはバイクを倒しこみますが…)なので、オススメです。
毎年3回はソロツーリングに訪れます。

このさわやかな雰囲気、きっとバイクを今よりもっと好きにさせてくれますよ。

ただ、見所がたくさんあるので時間には余裕を持って行きましょう!


最後は金精峠(菅沼側→湯の湖)のヘルメット車載動画です。





小平警察のバイク講習会 ~是非オススメ!~

2014年06月22日 | XR250
掲載した動画は2014年6月15日(日)のもの。

東京都の小平警察署が主催の
「二輪安全運転教室」(別名、サンデーバイクスクール)
.

初心者から上級者まで、レベルにあわせて丁寧に教えてくれます。

急制動や、一本橋、8の字、ちどり(極低速でバランスをとりながら走ると言うか、転がす)、
スラローム、そして傾斜走行(要するに、ガッツリバイクを倒しながら走ること)等々…。

このカリキュラムで保険料の¥100のみで参加可能!
なのでいつも大勢のまじめで熱心なライダーが集う。

毎月第3日曜日(2月、11月はお休み)、朝9時から3時間程度。
みっちり走りこんでみてはいかがですか?

詳しくは上記のリンクをチェックして下さい。


と、言うわけで最近出動機会の多いGC-XA1の動画。

※ヘルメットにつけていますが、やはり首を振るので次回はちょっと工夫が必要かな?


廃墟になった城

2014年06月09日 | XR250


何処かわかりますか?


尾道です。

そう、文豪の愛した街。

尾道駅を降りてすぐ目に飛び込む
この城。

一瞬「おおっ」と思うけど、近づくに連れ、「?」となる。


廃墟なのです。


城が廃墟とは…。


素晴らしい景観に恵まれた尾道。

なんとかならない物か?










GC-XA1で大滝村ループ橋「雷電廿六木橋」を撮ってみた

2014年05月18日 | XR250
JVC GC-XA1で車載動画を撮ってみました。

動画解像度は5種類。私はいつもHD 「720p30」で撮っているが…。
※たぶんこれくらいがYOUTUBEなどWEBアップにはちょうどいい
サイズと思っている。

自宅のPCのスペックが追いつかず、編集も、その後の書き出し、そして
アップロードもかなり時間を要する。そして画質が荒い。

本当はもう少しきれいに撮れているのですが…。
ちょっと工夫が必要かな。

ちなみにこのJVC GC-XA1、売りは「タフさ」と「安さ」だ思う。

何度か落としたけど、レンズから落ちなければ大丈夫そう
(周辺のゴム質の筐体がいかにも強そう)。

また、オークションなどで探せば10000円程度で手に入る。



ただ、充電の間は何もできないことは少々残念。
※要するに、外部電源で動作しない。

また、WiFi搭載でスマホやPCなどで遠隔で操作できるというすばらしい機能を
持っているが、その送受信能力がそれほど優れていない。

でも、Go-Proを初めとしたライバルよりも数段安く、しっかり楽しめると思います
(そんな私もまだ機能をすべて使い切っていない…)。

ツーリングの楽しみ方がひとつ増えるハズです。

オススメでしょう!

というワケで、奥秩父の大滝村ループ橋「雷電廿六木橋」を走ってみました。


名栗→奥武蔵グリーンライン

2014年04月27日 | XR250
2014年4月12日

この日は新調したタイヤ(DUNLOP Buroro D604)と、アクションカム
(Victor JVC GC-XA1)のテストを兼ねて、愛機XR-250で出撃。

目的地は、名栗→正丸峠→R299、そして芦ヶ久保から奥武蔵グリーンラインへ
入るルート。

天気はうす曇、気温も肌寒く、すれ違うライダーもまばら…。

だが、そんな僕とXRを迎えてくれたのは、満開の桜。
都内、自宅周辺ではとっくに葉桜だけど、名栗ではまだまだ見ごろ。









タイヤを新調したXRはハンドリングが軽い。転がり抵抗もいつものオフロードタイヤとは
比較にならないくらい良い。

ロングコーナーでも姿勢を一定に保つことができ、タイトコーナーでも倒しこみ時の
グリップ感が手に取るようにわかる。
※でも、オフロードマシンでこのようなハンドリングを望むのであれば“モタード仕様”を
選べば良いのだが…。



芦ヶ久保から奥武蔵グリーンラインへ入る。
4月とは言え、景色はほぼ“冬”仕様な感じ。

2月の大雪のなごりだろうか? 路面には浮き砂利、雪解け水、そして雪の重みで
折れた枝の数々が無数に散らばる。

奥武蔵グリーンラインでは、スポーツカムをチェックしてみた。

今回はメットに付けてみたが、角度に注意しないとメットの先端部分が入り込む。
でも、ハンドルなどに設置すると、単気筒の振動と路面のアンジュレーション(凹凸)
をモロに拾って見られたものではない…と感じる。

ちなみにこのGC-XA1の良いところ。
1.価格が安い
2.Wifi接続すればメットに取り付けたカメラの画角をスマホから調整可能
3.タフそう(試していないが…)

よろしくないところは、
1.ボタン操作がやりづらい。
2.外部電源を使うと充電以外の機能は全く使えない。

それを踏まえて、コストパフォーマンスを重視、そして趣味の範囲では
そこそこ納得の仕事をしてくれるハズ。

※動画は2つ前のブログを見てください!

そうこうしている間に刈場坂峠、顔振峠を通過。

奥武蔵グリーンラインを走るときは必ず立ち寄るカフェ「ベラヴィスタ」。
ここから見る冬の夕日は「絶景なり…」とうなりたくなるほどです
(この日は生憎の曇りで夕陽が見えず)。



オススメの席は、ココです。

皆様もいかがですか?








DUNLOP Buroro D604 タイヤを替えてみた

2014年04月27日 | XR250
2014シーズンの愛機XR250のタイヤは、DUNLOP Buroro D604としました。






今まではD605だったのですが、オフを走るシーンって、99:1くらいなのですよね…。

ターマックのコーナリングで車体を倒すと、「ヨレッヨレッ…」とするし、ロードノイズはデカイし、
そして減りまくるし…。

この辺りを改善したく、D604にしてみたワケです。

結果は、ハンドリングは軽快に、コーナリングも安定感が増し、狙い通り。
ハンドリングは確実に引き締まりました
(クラッチを切って惰性で進むときに少し振動を感じるけど…。車体の問題か)。

ちなみにこのタイヤ、「オン志向のトレールタイヤ」という触れ込みだけど、アスファルト補修工事中の
フラットダートで滑りまくった…ということを付け加えておきましょう。

やっぱり「モチはモチ屋」ということなのでしょう。

ビクターJVCのGC-XA1を買ってみた

2014年04月26日 | XR250
お久しぶりです。

表題の通り、「ビクターJVCのGC-XA1」を買ってみました。

「映像プロデューサー」を生業としている身ですが、プライベートでは
あまり動画を撮ったり、編集したりしません(もっぱらスチールです)。

→と、いながらムービーを合計4台持っている。

選んだのは、ビクターJVCのGC-XA1です。



先ほど4台ムービーを持っている…、と申し上げましたが、実は4台とも
ビクターJVCの製品です。

個人的に、家庭用に関してはビクターJVCの製品がコストパフォーマンスが
高いと思っています(業務用ではほぼS●NY製品なのですが…)。

今回は本当はGO-PROが欲しかったのですが(GC-XA1が3台以上買える…)。

早速テスト的にヘルメットにつけて「奥武蔵グリーンライン」を走ってみました。


※画像をクリックすると動画へリンクします。




勝手がよく分からず、フルHD(1080p30)で撮って見ましたが、編集機(ファイナルカット エクスプレス=
古い)への立ち上げが重く、youtubeへのアップなども同じく…。

次はHD720p60で撮ってみます。

機能構成はとてもシンプル(筐体も小さいし…)ですが、とにかくタフそうなのでいろいろ遊んでみます。





久々のXR250で奥多摩ツーリング

2014年03月23日 | XR250
お久しぶりでございます。

2月は2度の大雪、冷蔵庫以下の寒さが続き、すっかりバイクから遠ざかっていました。

なお、我が相棒、XRは、
・バッテリー上がり
・燃料ホースジョイント破損(燃料フィルターを燃料タンクとキャブレターの
 間につけていたのですが、根元から折れた…)
※このまま売ってしまおうかと思ったくらい…。

それではイカンと、バッテリーはヤフオクで購入し、ホース&フィルターも修理、
オイルも変え、チェーンも磨き…。

久々に輝きを取り戻したXR250は、手前味噌ながらやっぱり「カッコイイ」。


早速リハビリをかねて奥多摩へ。








この写真は3月16日のもの。自分がどこにいるのか「?」なほど。

慣れ親しんだ奥多摩で孤立する集落があった…とは聞いたが…。
1ヶ月以上も経ってまだこんなに雪が残っているなんて
(もちろん、途中の道にも日陰にはガッツリ雪が残っており、溶け出した水でところどころが
ウェットである)。




時は変わってこちらは3月23日(日)の青梅・黒沢地区にある「門修院」。

ちょっと雰囲気を変えて2カット。





若い頃、クルマ(AE92レビン)で走り屋をやっていた頃、このお寺の前を大きな音で
通り過ぎていた(すみません)。

という反省もあり、そして静かな雰囲気が好きでよくお参りしていたのですが、
ある日たまたま住職に出会い、「何かの縁だから上がっていきなさい」と言われ
夕食をご馳走になった。
見ず知らずのライダーに、「遠慮は要らない。好きなだけ食べていけ。」「ビールもあるぞ。」
→「いやさすがにそれは…(バイクだし)。」「あっ、そうか…。」などなど。

ちなみに禅宗のお寺。私にとって、とても心が休まるところなのです。



私同様に春を待ちわびる小さな命。





青梅市では、梅の木の伝染病が蔓延しており、「梅の公園」の梅は全伐採だそうな…。

今の姿を取り戻すためには最低10年はかかるとの事。

こんなに可憐な花をつける梅が、実は大変な試練を迎えていたとは。

何か助けてあげられることは、私にあるのだろうか…。

カメラを向けながら思った。








伊豆 湯河原 林道ツーリング

2013年11月23日 | XR250
11月23日、今日は本当にすばらしいバイク日よりでしたね。
ライダーとしての幸せを存分に味わったかたがたも多かったのではないでしょうか?
※ちょっと交通量は多めでしたが…。


私はここのところ仕事がたて込んでいましたが、リフレッシュと“自分へのご褒美”を兼ねて泊りがけで伊豆・湯河原にツーリングに行ってまいりました。

伊豆は頑張れば日帰りでいける距離。でも、今回は軽く林道を走って、その後ゆっくりし過ごして旨い魚でも食べようという、贅沢なツーリング。
そして今回はひとりではなく、林道仲間二人が一緒。





一日目、白銀林道。伊豆に数ある林道の中でも、比較的知名度の高い林道。

ターンパイクをまたぐように道は進む。人通り(というか、クルマ通り)がほとんどないのか? 枯れ葉をはじめ、枯れ木、落石がそこら中に散乱しており、舗装部分でも若干注意が必要な状態です。

ちなみにこの白銀林道は、全長は20km程度で、舗装が7割、ダート部分が3割といった感じ。支線が多く案内も少なめで、迷いやすい。
なお、ダートは「舗装→ダート1」、「舗装→ダート2」、「舗装→ダート3」という3段階で現れ、終点で椿ラインに合流する。
硬く締まったダートが中心で、とても走りやすく、ビックオフや、ダート初心者にはちょうど良いかも知れない。
※私たちも「リハビリにちょうど良い」という意見で一致。

写真はダート2を抜けて直ぐに現れる、「星ヶ山公園」。







ご覧の通り、真鶴半島から相模湾が一望できます。

背中側には、伊豆の山々を照らす夕陽。写真にある鐘は「友逢の鐘」と言うそう。

海の深い蒼を反射するかのような空。日が沈むにつれて、どんどん深い青に変わってゆく。


ちなみにこの「星ヶ山公園」には、一面にさつきが植えられている。
シーズンにはこんな景色が楽しめるそうです。
※湯河原町のHPの画像をお借りしました。






二日目、現地で仲間と解散し、ひとりで真鶴半島へ向かった。

真鶴岬。ここは「日本の白砂青松100選」とある。「なぜこの小さな半島にこんな大きな木があるの?」と、不思議な感覚を覚える。樹齢200~400年という。江戸時代のころ、度重なる大火により消失した街の復興資源目的でに植林されたとのこと。



そして、相模湾を一望しながらいただく今日の一杯。水は西伊豆の海洋深層水をつかっており、さっぱりとした味わい。
海を眺めながら、最高に贅沢なひと時を過ごさせていただきました…。







今日のように、晴れて穏やかな日だけではないことは良く分かる。荒れた海の恐怖もあるだろう。坂も多いし…。
でも、何故か「住んでみたい…」と思える、夢のある場所。


西湘バイパス。キラキラと輝く海。一度、会社の新人研修のときに、ここの海から「社会人になる抱負」を大声で叫んだっけ…。当時の私はどんな内容を叫んでいたのだろう? もう忘れちゃったな…。
久々に思い出し、ひとりメットの中でにやけてしまいました。

最高の休日を与えてくれた皆に、感謝。




久々のツーリング XR250 秩父紅葉の名残ツーリング

2013年11月17日 | XR250
ワケ合って久々の投稿となってしまいました…。

ワケとは、
1.仕事が集中したこと(週末極度の疲労感…)
2.なぜが左手首から肩までずーっと痺れがある(←人はこれを“40肩”と呼ぶのだろうか?)
それと、週末にイベントが重なったり、出撃できる日曜日の天気が悪かったり…。

と言うワケで、久々に火を入れた愛機(XR250)は、なかなか眠りから覚めてくれない…。ジャンプコートで無理やり電気を送ってようやく復活。

最近CB400SSばかり乗っていたので、XRに乗るのは何ヶ月ぶりだろう?
2ヶ月は開いたような気がする。

久々の愛機と呼吸を合わせるようにゆっくり走り出す。
今日の目的地は秩父の舗装林道。

天気もよく、暖かな一日。慣れた道だが、愛機の調子(そして自分のライディング)を
確かめるように、ゆっくり進む。

名栗湖。わりと地味(失礼)なスポットである有間ダム周辺が多くの人たちでにぎわっている。
トレッキング、ツーリング、ドライブ、釣等々…。



洪水吐は越流式と言うようなのですが…。いわゆる、「ダム放水! ドバーッ!!」という派手なものではないのですが、
なんとなく情緒を感じてしまうので僕だけでしょうか?
※ここまで水がある状態を久々に見たような気がする。


風もなく、鏡のような湖面でした。


広川原・逆川線。愛機との緊張の糸がほどけ、いつものような軽快感を取り戻す。
道は左右にオレンジ色の落ち葉が敷きつめてあり、まるでレッドカーペットならぬ
“オレンジカーペット”のよう。春や夏と違う落ち葉の香りに、冷たく冷えた清らかな空気が身を包む。
紅葉はピークを過ぎてしまったかもしれないが、ギリギリ間に合ったかな…。










秩父さくら湖(浦山ダム)。日差しが気持ちよくしばし休憩。
同じ場所に何台もバイクが来て、写真を“パチリ”。やはり、バイク+カメラは鉄板か?
そして撮るスポットもみんなほぼ同じ。やはりみな「綺麗」と思う感覚は近いのか?





浦山ダムを下り、R140を秩父市内へ向かうが、渋滞中。影森付近から羊山公園へ抜ける裏道を発見し、R299へワープ。


あしがくぼ果樹園から奥武蔵グリーンラインへ登る。目指すは、穴場カフェ「ベラヴィスタ」。顔振峠にあるこのカフェ、奥秩父の山々の影に沈む夕陽がとても綺麗! 今日の締めは、ココと決めていた。
そして、このとおり。










もっと写真が上手だったら、この感動をもう少し皆さんにお伝えできたのに…。




夕陽に見とれ、コーヒーが冷めてしまったことは言うまでもありません。


バイクと過ごせたすばらしい休日に、感謝。



夏休みキャンプツーリング ~最終日「樹海ライン」~

2013年09月15日 | XR250
3泊4日のキャンプツーリングも最終日。ちょっと早起きしてキャンプ場を散歩。

朝日に照らされた山々。川のせせらぎ。飛び交うトンボ。凛とさわやかな空気の中で飲むコーヒー。

次、この景色が見られるのは、いつだろう…。















帰りのルートは、国道352号線(樹海ライン)を通って奥只見を目指し、新潟、小出に下りて関越道に乗って帰京する…というもの。高速に乗れば、あとはひたすら走るだけなので、クライマックスは走り出し前半に集中する。


「また来ます!」と檜枝岐の精霊たちに挨拶し、早速樹海ラインへ向けて愛車を走らせる。

走り出して直ぐ、2車線の快適な道路は終了。直ぐに片側1車線の険しい山道へと姿を変る。途中に見える檜枝岐の山々、尾瀬方面に見える燧ケ岳等々…。僕の少ないボキャブラリーでは表現できない。一言、「すごい」。

御池駐車場を過ぎ、道は鬱蒼とした原生林(たぶん…)の中をグングン上昇。御池を過ぎて、どれくらい走っただろうか? 程なく上りは終了。

新潟へ向かい下るにつれて茂る草木の種類が明確に変わってくる。失礼な言い方かもしれないが、新潟側の草木は葉の面積が広い、何か暑苦しい感じがする…。

森を抜けると、突如開けた場所に出る。福島側からも、新潟側からも、険しく遠く離れたこの場所に、なぜ畑があるのか??? ちょっと面白い景色だったので、思わずシャッターを押す。











この樹海ライン、昨年は「平成23年 新潟・福島集中豪雨」の被害で道が決壊し、通行止め走れなかった。今年は開通しているが、よほどの豪雨だったのだろう。谷の崩落跡や、川の中にはびっくりするようなデカい岩がごろごろ…。あんなデカい岩を転がす水の流れって…。想像し難い。

奥只見に近づくと、「洗い越し」と言うのだろうか? 沢の水が道路を越す…。つまり、道路の上を沢が流れる箇所が頻繁に現れる。まあ、いわゆる「ザバーッ」って感じ。XRのようなバイクには気持ちは良いのだが、ロードバイクだとスリップに注意か? それと、当然だが汚れます…。









基本的には奥只見湖を右手にみながら、樹海ラインはアップダウンを繰り返す。
途中、奥只見湖へ向かって谷を削りながら流れこむ沢が無数にあったり、遠くの谷に残雪があったり…。日本は豊かな水に恵まれた国だなと、のん気に感心しつつも自然や水との共存への工夫も相当大変なものである…。とあらためて思う。

奥只見を過ぎ、枝折峠へ進む。ここも樹海ライン同様、たしか2006年にバイクの通行が解禁された場所。
※約8割がトンネルな「シルバーライン」は相変わらずバイクは通行NG。

高度を下げるにつれ、どんどん気温が上昇。小出IC付近に到着する頃は、意識が朦朧とするほどの暑さ(38度あったらしい…)。

たった3日とは言え、涼しい檜枝岐にいたので、この暑さとともに日々の現実がよみがえってくる…。
東松山付近、「事故渋滞、30キロ、2時間以上」との道路情報。合理的な迂回ルートを探しつつ、とにかく今日中に家に帰らなければ…と、思案している最中、ふと、完全に現実世界に戻ってきた自分に気づきました(笑)。





夏休み キャンプツーリング~3日目「大内宿」~

2013年09月07日 | XR250
2013年夏休みキャンプツーリング、3日目。

涼しく、澄んだ空気、川のせせらぎ、小鳥のさえずり、風が森を揺らす音…。


「ああ、これぞ夏休み!」


この感動を誰かに伝えたいけど、“ひとりツーリング”なので、そっと自分の胸にしまっておく。


朝から露天風呂につかり、ひとり感動に浸りながらボーッと桧枝岐の自然を眺めてい
たら…、突如耳元に「ブーンッ、痛ッ」。

たくさんのアブが僕のまわりを衛星のようにグルグル回っていました…。





前置きは長くなってしまいましたが、本日の目的地は「大内宿」。

いろいろな雑誌、時にテレビなどで取り上げられる、会津を代表する観光スポット。

桧枝岐から片道70~80km程度でしょうか?
(僕は途中迷ったので100キロ走りましたが…)。


この後は、僕のつたない言葉で伝えるよりも、絵を見ていただいたほうがよろしいかと
思います。


ひとつ言えること。

「日本は他国に誇れる歴史と文化を持ったすばらしい国」だということではないでしょうか?



































自由な時間を得られる境遇に、今日も感謝です。