バイクと綴る物語 ~CRF250 RALLYと旅風景~

転職を機に二輪免許を取得。以後、バイクの魅力に取り憑かれ、毎週末はソロツーリングへ。旅先で出会った出来事を綴ります。

夏休み キャンプツーリング~2日目「桧枝岐入り」~

2013年09月01日 | XR250
“暦の上ではseptember”とは言え、関東地方は暑い日が続きますね…。

ツーリングキャンプ終了後、何故か本業が非常に忙しくなり、ブログが更新できずに早いもので3週間…。忘れないうちに書かなくては…。


というワケで、キャンプツーリング2日目。


林道仲間とは吹割の滝で別れ、ひとり奥会津の桧枝岐へバイクを向ける。まずは、日光方面へ。
普段涼しいハズの「日本ロマンチック街道」が、今日は灼熱。路面温度も高く、まるでタイヤが消しゴムのようにゴシゴシされているよう。


丸沼高原へ向かい次第に高度を上げてゆくと、250ccでは3日分の家財道具を満載した状態ではさすがにキツいか? いつもの軽快感はなく、「ごめんな。重くて…」と気遣いながら走る。


金精峠を越え、湯ノ湖で休憩。湯ノ湖周辺も灼熱! まさに、「湯」な感じ。日陰も暑く、逃げ場なし。地図を確認し、即出発。





戦場ヶ原の手前を左折、「奥鬼怒林道」。光徳牧場や、日光アストリアホテルへ進む道は、森の中を進むとても気持ちの良い道。久々に“涼”を感じた。高度を上げると、木々の隙間より見える奥日光の眺望がすばらしい!
※あまりの気持ちのよさに、写真を撮ることをすっかり忘れました…。


この道は山王峠(1738m)を超えて名前のとおり奥鬼怒へ続くが、日光側と奥鬼怒側では全く違う表情を見せる。日光側はよく整地された道。奥鬼怒側はワイルド。峠を境にずーっと下りる。そして奥日光のシンボル、男体山が後ろから見られる。車通り、極小。※林道と言えど、全面舗装。




川俣湖へ到着。周辺は観光施設少なく、ちょっと寂れた感じ。このあたりで昼食を取りたかったが、食事どころも見当たらない。
ちなみに、桧枝岐を目指すならば、「川俣桧枝岐林道」というダートの林道がある。すごく興味があるのだけど、何しろ3日分の荷物満載、そして万が一コケた場合のリスクを考え、超遠回りであるが西会津街道(R122)を目指す。



五十里湖。その昔、「いかりこ」と読めなかった…。スケールがデカい!

 





デカい川かと思ったら、湖の一部であったり、よく構造は分からないが、V字の谷のほとんどが水で満たされている感じ。つくづく日本は、水に恵まれた国なのだ…と思う。
そして、その地形を活かしてなのか? 水陸両用のバスがあるらしく、観光の目玉とのこと。

※これが水陸両用バスらしい…




西会津街道は車線も広く、走りやすい道(でも大型トラック多し。そしてかなり飛ばしている)。その先に続くR352も車線広く、快適。ここはR122と違い、交通量少なし。


R352(沼田街道)。この道は沼田へはつながっていないのに、何故か「沼田街道」という…。あらわすところは群馬の沼田市ではないのだろうか? それはさておき、この道は伊南川に沿って桧枝岐へ続く。水量豊富で、水も澄んでいる。道中、どこでも思わず写真に収めたくなるような風景が次々に現れる。


午後16:00、ようやく目的地の、桧枝岐「七入オートキャンプ場」到着。ここは福島側の尾瀬入山の玄関口で、人気が高いそう。それだけでなく、川のある風景(釣ができる)、広く、平坦なサイトでも人気。











ちなみに、食事の買出しは近くのスーパーが18:00で閉まるので、注意!




3日目は「大内宿」に行く予定。夕食を手早く取り、星空を肴にビールを飲む。最高の贅沢を、ご馳走様!



 

夏休みキャンプツーリング ~ 1日目「栗原川林道」~

2013年08月12日 | XR250
暑い日が続きますね。
皆さん、体調管理はいかがでしょうか?

さて、2013年もわずかながら“夏休み”を頂き、愛車XR250を駆って3泊4日の
キャンプツーリングに行ってきました。
※文句を言わず、ひとりの時間をくれた家族に感謝!

全体の行程は、栗原川林道(群馬県沼田市)→日光→桧枝岐(福島)、そして
樹海ラインを抜けて、奥只見→新潟経由で帰郷するという、約1000kmの道のり。


では、早速1日目。

この日の目当ては、「栗原川林道」。
群馬県沼田市、片品村付近に駆ける林道で、その距離、約40km。今回は皇海山
(すかいざん)側からアタック。林道にたどり着くまでは舗装だが、ひとたびダートが
始まると、終点までは9割以上はダート。







この日はソロツーリングばかりしているワタシにしては珍しく、“林道仲間”が一緒。
林道では、もし、コケたり怪我したりするとなかなか戻ってこられないので、仲間が
いると心強い。




道幅はほぼ1車線程度。皇海山側では、林道はどんどん標高を上げ、絶景が広がる。
と、同時に、林道脇は身も竦むほどの崖…。







路面状況は、荒れた舗装・石、大き目の石、小粒の石、土が多めな箇所があったり、
刻々と変化。そして周囲の景色も、時に見下ろす眺望、そして深い森の中を行く道が
あったりと、こちらも変化が楽しい。さすがに40kmもあると、いろいろな自然と触れ合え、
「お腹いっぱい」な気分にさせてくれる(距離も長く、疲労感故の満腹感とも言えるが…)。





また、ところどころ、工事箇所がある点は注意。途中、何台か対向車(工事車両)が
現れた。写真のとおりハデな崩落箇所なども多く、天気の変化は注意が必要。
さらに、4輪も走れる林道として知名度も高く、途中、デカいアメ車の4輪駆動車の
団体とすれ違った。


宿泊は「グリーンパーク吹割」というキャンプ場。近くを流れる栗原川は、ご覧のとおり
の透明度。日頃染み付いた汚れやしがらみを、清らかな水がやさしく洗い流してくれる
ようでした…。







1日目終了。



東京散歩 ~日原鍾乳洞線~

2013年08月03日 | XR250
久しぶりの投稿になってしまいました…。
天気もぐずつき気味だった…ということもありますが…。


さて、本日ご紹介するのは、「日原鍾乳洞線」です。

わが町東村山からは、寝坊しても楽しめる距離。

なのに、結構「遠くに来たな~」という旅情緒を感じさせてくれる
ルートである…と、個人的には好きな場所です。

盛夏でもとっても涼しいし。

こちらは、日原集落にある、ペンション「ねねんぼう」。
http://www.nippara.com/nenenbou/index.html





標高700mほどの日原の中にあって、さらに高台に位置する。

清潔感ある建物、吹き抜けるさわやかな風、東京であることを忘れさせる雄大な景色等々…。
是非、味わってみて欲しい。


ただ、「生活」となると制約が多いことも事実。過疎化が進んでいるのか?
平成6年に廃校になった「旧日原小学校」。











創立は明治6年とのこと。どれだけの卒業生を輩出したことだろう…。


日原鍾乳洞。
鍾乳洞の中は、「自然のクーラー」(1年を通じて平均11度らしい)。
入場料は大人600円なり。洞内は滑りやすく、アップダウンも多々あり。
水も滴ることあり、あまり軽装だとつらいかも…。



そして、とにかく水がきれい。



関東随一という鍾乳洞は、その周囲もなんとなく霊的な感じ…
(個人的な感想)。



※ハイシーズンは駐車場まち渋滞あり。注意!


日原鍾乳洞と反対側の道を行くと、日原林道が現れる。





この日はタイヤがツルツルだったので途中で引き返したが、
走り応えのありそうな、良いダート(「通り抜け」は不可のようだが…)。


最後は、青梅 黒沢地区にある聞修院という、お寺の風景。








気合を入れて遠くに行かなくても、「散歩」感覚で出会える景色。

与えられた境遇に感謝。。



日光ぐるり 一人ツーリング

2013年07月21日 | XR250
~本日のルート~
●自宅→関越道 東松山IC→昭和IC→R120(日本ロマンチック街道)→金精道路
→奥日光→いろは坂→R122(足尾→わたらせ渓谷)→北関東道 大田藪塚IC
→圏央道 狭山日高IC→自宅

■総走行距離 :約445km
■総給油量  :約25.23km/?

7月20日(土)、多くの子どもたちにとっては夏休み初日。ある程度、混雑を予想しながら出発。前日、深夜まで痛飲してしまい、予定していた出発時刻より1時間遅いAM8時に家を出た。

圏央道 狭山日高ICを目指して走っていたが、直前の道路交通情報で「東松山ICまで渋滞中」とのこと。急遽目標を東松山ICへ変更。
なぜか迷いながらICを目指すが、畑や水田、そして森からは蝉の声が聞こえる。のどかな田園風景に、プチ感動。

関越道は、沼田ICのひとつ手前、昭和ICで降りてみる。昭和周辺は、丘陵地帯をまっすぐどーんと伸びる道が多く、北海道とオーバーラップしながら走るが、なぜかここでも道を間違える。

ちなみに、今回は秘密兵器でナビを搭載しいる。ガーミン ZUMO550。ヤフオクで手に入れたもの。なのに…。どうもナビの案内に「?」と不信を抱き、結局マップルさんの登場。
※でも、結果的には自分ナビよりガーミンナビの方が正解だったような…。

薗原湖を超え、R120へは老神付近から合流。

高度を上げるにつれ、「あーさわやか!」→「ん? ちょっと寒いか?」→「サブッ(ブル)」。
メッシュジャケットでは、大げさでなく、かなり寒い。

写真は丸沼湖畔。曇空が肌寒さに拍車をかける。厚さに苦しむ東京からは想像できない「寒さ」。






※これはやがて丸沼の最初の一滴。自然湧水。


しかし、金精峠へさしかかるあたりから、急に晴れ間がひろがり、気温も上昇。写真のとおり、男体山も力強く青空を突き刺す。




竜頭の滝。こちらは山側。





こちらは谷側。奥に見えるのは中禅寺湖。





金精峠を越えて現れる男体山と戦場ヶ原、湯ノ湖。続く湯滝、竜頭の滝、中禅寺湖、そして華厳の滝、いろは坂…。つくづく、日光の自然造形は見所が多い。日帰りツーリングでは到底回りきれない…。




写真は中禅寺湖湖畔の「奥日光レストラン」。本格カナディアンログの立派な建物。とっても上品!

窓辺から見える中禅寺湖は、一日見ていても飽きないほど。澄み切った湖水、風で漣が立ち、それが太陽に照らされてきらきら輝く…。本当に美しい。








いろは坂下り。コーナーごとに目に飛び込んでくる風景に、奥日光との高低差を改めて感じる。奥日光は絶壁の頂上にあるような…。

R122へ入り、足尾を目指す。信号少なく、快適な道。ついつい飛ばしてしまいそうになるので、自制心を持って!

足尾は、使われなくなった発電所(?)らしき建物や、何かの加工場、そして銅山観光など、鉄サビに覆われた世界。歴史の通過点にあった町だが、なんとなく、寂しさを感じる。

わたらせ渓谷。ほぼノーマークだったけど、予想外に雄大な景色を見せてくれる。
※足尾、わたらせは急いでいたので写真はありません…。ゴメンナサイ。。


北関東道 大田藪塚ICから高速道路へ乗り、我が家まで一気にワープして、21時に無事帰宅。
一日で走った走行距離においては、自分史上“最長不倒! K点超え!”をマークした、日帰りツーリングとなりました。


“空”に近い場所 麦草峠→R299秩父ひとりツーリング

2013年07月15日 | XR250
今日のルート&走行距離

自宅→圏央道 青梅IC→中央道 諏訪南IC→R299(メルヘン街道)→R141
→R299(佐久穂・上野村・秩父)→県道53号(青梅秩父線)→自宅

総走行距離 :約410km
燃費      :集計中

3連休中日。

今日、無理しても、明日も休み。

日帰りでどこまで走れるか? というテーマの元、朝8:00に自宅を出発。
今回は、中央道 諏訪まで行って、そこからR299をぐるりと走りぬけるルートを
想定。

しかし、早速出鼻をくじくように、圏央道八王子JCで、中央道合流渋滞。
高尾まで走って大垂水峠を越え、相模湖→上野原ICで再び中央道へ乗る
ルートへ変更。
※ダルミは良い眠気覚ましになりました!

高速道路へ合流。まだ午前9時頃なのに、背中に照りつける日差しが痛い
くらいに暑い。そして、バイクの熱気でふくらはぎも熱い…。

ところが、小淵沢を過ぎるあたりから明らかに風がひんやりし始め、熱だれ
気味であった愛車も元気を取り戻す。

R299(メルヘン街道)へ入ると、直ぐにグングンと高度を上げ、次から次へと
絶景のオンパレード!

そして、先ほどのホットな状態がうそのように、涼しい(むしろ夏用メッシュジャ
ケットでは寒い…)。そう言えば、この標高2100mというのは、日本の国道で
2番目の標高だとか?
冷静に考えると、冬にお世話になっている「奥志賀高原スキー場」の頂上よりも
標高が高い!





調子に乗って走りすぎていたので、写真を撮り忘れ、かろうじてこの2枚が収穫(!?)。そしてとにかく空が近い!


頂上付近の駐車場はどこも満員御礼なので、そのまま八千穂レイクへ向かう。





白樺の森の中に、静かに佇む清らかな水。森の淡い緑、透き通った湖、そして
手に届くような空…。大自然が作り出す、透明度の高い空気を肺いっぱいに吸
い込んでみる。





バイクが好きで良かった!



R299を下ると、R141へ合流。佐久方向へまがり、直ぐに再びR299が現れる。
秩父、もっと言うと我が家の近所までへつながるR299である。

まずは、十石峠を登る。頂上で長野と群馬の県境を迎えるが、長野側は「えっ?
これが国道?」ってくらい、狭く見通しの悪い道が続くので注意。そしてこの時期は交通量も多かったようなので、なおさら注意!

頂上は、とても穏やかな世界が広がる。駐車広場、トイレ、展望台…。新しいのだろうか? キレイに保たれている。



展望台からは、赤城山系、榛名山系、そして秩父の象徴・武甲山が望めると言う。



上野村まで降りると、R299は快適なワインディングロードとなる。頂上付近より断然「暑い」が、程よいペースが快適な風となって体を包む…。


今回の走行距離は、400キロを少し超える程度。250ccバイクで、細いシートで一日で走れる距離って、これくらいかもしれない…。
※これ以上走ると、修行に近い…かも(笑)。


しかし、バイクを持てる自分の境遇、そしてフリーな時間を許してくれる家族に改めて感謝です!


奥多摩 鋸山林道 その2

2013年06月16日 | XR250
6月15日、午後14時。日差しが雨でおとなしくしていた世界を徐々に照らし始める。
かく言う私も、「目覚めさせられた」ひとり。早速支度をして、XR250とともに走り始める。

目的地は、ちょっと分け合って鋸山林道。

今日はきちんとしたカメラで写真が撮りたかった。森と、空、そして水を…。
さらに、雨上がりのこのタイミング、もしかして雲海にも出会えるかも?

そして「雲海」とまでは行かないけど、太陽が雨雲を押しのける…、そんな景色がこれ。





恵みの水を受けて生命力を増した森の臭い。土というか、甘酸っぱい花というか、ヒノキ風呂というか…。さまざまな香りが森を包んでいる。

しかし、昨夜は雨量が多かったのか? そこかしこに落石の爪あと。
道路端にバイクを止めて写真を撮っていることが、若干怖くなる…。
※ホントに石をよけながら走るイメージです…。





この写真は、途中で出会った赤井沢林道。急坂だけど、走りやすそう。



そして、今日の目的のひとつ、「水」の写真。
先週ここに来たときは水量が少なく、細い流れだったけど、今日はご覧のとおり。













この上には民家などなく、とにかく天然水!
それが、林道の脇をまるで併走するかのように、ずっと麓まで続く。





最後は、青梅、黒沢地区にある聞修院という寺院の紫陽花と夕日。









「山紫水明」。

東京とは言え、こんな自然に出会える自分の境遇に感謝。

今日はそんな一日に感謝!


奥多摩 鋸山林道ツーリング

2013年06月09日 | XR250
今日のルート。

新青梅街道→県道44号(瑞穂富岡線)→青梅飯能線→R411(青梅街道)→奥多摩湖
→青R411(青梅街道)→鋸山林道→秋川街道

梅雨の晴れ間…という貴重な日曜にもかかわらず、寝坊…。あわてて支度し、
11時頃に出陣(どれだけ寝坊したか? お分かりいただけるでしょう…)。
あまり遠くまで足を延ばすことは難しいので、身近な、いつもの奥多摩方向へ
バイクを走らせる。

今日は目的地を鋸山林道とした。

奥多摩(R411)から鋸山を越えて、一部村道を経由して桧原方向へ下るルート。
僕の知っている限りでは、奥多摩側と桧原(五日市側)を結ぶルートは、奥多摩
周遊道路と、この鋸山林道しかないハズ(もちろん、青梅市内に戻ればつながる
けどね…)。

鋸山林道は、林道と名は付いているけどすべて舗装。支線に2本ほど魅力的な
ダートの林道もあるけど、今日は装備が薄く、次回の楽しみとしておく。

早速奥多摩側から鋸山を登る。全長13キロ。全て舗装だけど、一部荒れている
ところもあるので、ロードバイクはちょっと注意が必要。





ところどころがけ崩れ、また転がってきた岩があちこちに散乱。大雨の後には道
がなくなってしまいそうな、スリリングな状態。
そして、奥多摩側から頂上を目指す場合、頂上付近にほんの一部ガレ場あり
(登りヘアピン箇所がガレているので、スリップに注意)。





頂上部分は、標高は911メートル。この写真は頂上よりちょっと下部にある
広場から、R411側を見下ろしたもの。



桧原側へ下る道は、奥多摩側よりも快適。どこからともなく湧き出た水は、水溜り
から川となり、道路沿いをバイクとともに下り始める。
手を伸ばせば届くほど近くにやわらかい清流があり、バイクを止めるスペースもあり。
今度はここでコーヒーでも飲みながら、一休みしてみよう。
神戸(かのと)岩、滝、素彫りのトンネル…。下るにつれてだんだん河原が広くなり、
やがてはキャンプ場が現れる。

R411側ほど開けていないのが、桧原側の魅力。ただ、「つながっている…」と思って
バイクを走らせても、それこそこの「鋸山林道」以外は行き止まりと考えたほうが良い
ハズ。
事前にしっかりチェックして行くべし…でしょうか?


















金精峠→奥日光ひとりツーリング

2013年05月26日 | XR250
本日のルート

●往路)自宅→R407→関越道 鶴ヶ島IC→沼田IC→R120(日本ロマンチック街道)
→金精道路→奥日光 戦場ヶ原(三本松駐車場)
●復路)戦場ヶ原→金精道路→老神温泉→赤城道路(県道251号/4号)
→関越道 前橋IC→鶴ヶ島IC→自宅

5月25日(土)、朝7:00出発。ウィークデーは夏日が続いていたのに、今日に限ってはちょっと肌寒い。しかも曇天…。
自宅を出発し、関越道鶴ヶ島ICを目指す。途中、日高市あたり、左右に杉の巨木が広がる。「日光街道杉並木」と呼ぶらしい。普段何も気にせずに通過する道だけど、今日の目的地は日光なので、なんとなく親近感を感覚える。昔の人たちも、この道を北上して日光を目指したのだろう…。

関越道 沼田ICを降りて、日本ロマンチック街道を走行中は、ほぼ快晴に。気温も上昇し始め、それにつれてテンションもどんどん上がってくる。
椎坂峠のオルゴール館。スキー帰りはワケもなくよく立ち寄った。ここの駐車場から星空を眺めたこともあった。
クルマ通りは多く、ペースはゆっくり。でも、ゆっくりだからこそ、左右の木々の様子をじっくり感じられる。遠くの山々は、まだ山頂部分ははっきりと雪が残っており、日頃の生活圏との標高差を感じる。

吹割の滝。何度もこの道は通るが、実は立ち寄った記憶がない…。なので、どんあモノなのか? 観光ガイドでしか知らない。たけど、橋を通過する時際や、道路沿いに川が見え始める時など、ちょっと立ち乗りにしてみると、実は結構な景観を見せてくれるところのようだ。ちなみに今の季節、雪解け水が川の勢いを増しており、「東洋のナイヤガラ」はまさに見ごろなのかも知れない。



丸沼高原スキー場。まだ雪が残っている(箇所がある)。冬によくお世話になるスキー場。ちなみに写真は一番好きなコースだけど、こんなに急だったかな?

スキー場の“雪”に軽くテンションを上げていたが、実はそれはまだ序の口。高度を上げるにつれて道路脇や森の中などにある残雪の量が次第に増してくる。





菅沼キャンプ場前。昼食とコーヒーブレイク。雪はまだこんな感じ。触ってみると…、もちろん冷たい。













金精峠。トンネルを抜けると、群馬側と全く別の景色が広がる。男体山、麓に広がる戦場ヶ原。湯ノ湖。大きな螺旋階段のように曲線を描きながら急激に降りて行く道路。その絶妙な風景に、メットの中で思わず「オーッ」と叫んでいた。来て良かった…。







湯ノ湖。ワタシのプチ夢で、「湯ノ湖でフライ釣をしたい!」というものがある。この湖ではいつも優雅なアングラーの姿が多い。そして見る限り、釣れているようだ。そうだ、今度は釣道具を持って来よう!(実は、バイクにつめるコンパクトな道具を地道に揃えつつある…)。
そんな夢を描きながら、湖岸で一休み。木々、水面、人々…。どれを見ていても、全く飽きない。おっ、小さな子供が、イクラを餌にまたニジマスを釣った…。















戦場ヶ原 三本松駐車場。バイクと停めて早速戦場ヶ原展望台まで移動。キレイに整備された木道を歩くこと数分で、視界がドーンと開ける。
ワタシは以前、この戦場ヶ原をトレッキングすることが夏の恒例行事となっていた。数年にわたり、しかも年に何度も。という、かつての一番のお気に入りの場所であったが、諸事情あり足が遠のいてしまった。なぜだろう…?
万感胸に迫る思いで、、この地に立つ。恐らく4年ぶり以上だろうか? トレッキングに来なくなってからはそれ以上。
しかし、いつ来ても、自然の包容力はデカイ!また来ます!(たぶんバイクで)。

いつまでもこの景色を眺めていたいのだけど、帰路が気になり、再びバイクにまたがる。本当は湯滝や竜頭の滝を見学したり、中禅寺湖の湖岸でコーヒーブレイクしたり、いろは坂を走ったり…と、いろいろやりたいことや、走りたいところはある。
しかし、復路の距離を考えると、その楽しみはまた次の機会に取っておくことにした。日光は見所がありすぎだ…。

帰路は、来た道をそのまま帰るのももったいないので、老神温泉郷を経由して赤城山を目指す。赤城山の山のてっぺんを越えて、前橋市街へ一気に下るルート。







まず、老神温泉郷。名前は知っていはいたが、予想以上に秘境感あり。それは、「立ち入れない」秘境というより、「よくこんなところに建物を建てたな…」というもの。眼下の片品川が、いったい何メートル下に流れているのか? 片品川が長い年月をかけて削ったV字の谷の脇に開けた、小ぢんまりとした温泉郷。対岸まで橋がないと全く移動できない。



老神温泉郷を抜けて、名もなき道路を経て穴原・ミリオン牧場方向を目指す。恐らく、この道を通る機会がある人は、あまりいないのでは? という感じの、静かな道…。沢の音、風が草木を揺らす音、そして、サルたちの叫び声が森中に響き渡る。「野生のサルに襲われたらどうしよう…」という不安が心をよぎる…。たぶん、声からして、大勢いらっしゃるハズだ…。
そして、このあたりに来ると、ワタシのバイブル「ツーリングマップルR」だけでは識別不可能となり、ホンダのスマホアプリ「インターナビポケット」のスイッチをON!
ちなみにこのアプリ、いろいろなバイク雑誌で高評価だけど、ホントに良い。年間700円程度の年会費を払えば、もっと高度なナビ+αの仕事をこなしてくれる。是非お勧め!
インターナビポケットのおかげで、難なく赤城道路へ。「ヒカリゴケ自生地」なるものを右手に見ながら、どんどん高度を上げて行く。気がつけば標高1500メートル近くになり、気温は11度。この日で一番寒いポイント。
そして大沼、赤城神社周辺は、さらなり(寒さがね…)。



赤城山を越えて、今度は県道4号の赤城道路へ。先ほどの道もそうだけど、走り屋さんのメッカで、至る所にタイヤ跡がある。ところで、ワタシは元走り屋。こういう道を走ると、燃えてくるワケです(←と、言いながら、あるコーナーで突っ込みすぎてリアがロックし、スライド状態でコーナー進入した際は久々ビビッた)。オフロード用タイヤの特性をよく理解しておかないとね…。とにかく、皆さん安全運転にて。

前橋へ向けて下る道は、開けた平原を一本ずーっとまっすぐ走るような、スカッとする道。飛ばしすぎにはくれぐれもご注意のこと。

自宅到着は21:00。途中、たっぷり休憩も取ったので、結構な時間になってしまいました…。でも、これだけ移動距離があれば、ちょっとしたたび気分が味わえるかも…。
※今、軽い全身の筋肉痛を余韻に、このブログを書き上げました…。

■走行距離:399km
■総給油量:12.59?
■燃費:31.7km/?







多摩川源流ツーリング 一之瀬高原

2013年05月19日 | XR250
今日のルート。

新青梅街道→県道44号(瑞穂富岡線)→青梅飯能線→R411(青梅街道)→大菩薩ライン→一之瀬高原→往復

しばらく前の天気予報では、今日(日曜)は雨の予報。
しかし、金曜に“晴れのち曇”に好転!
というワケで、張り切って金曜に出社したのですが…。

その前2週間で、良かれと思って努力してきたことがどこか踏み違たらしく、
結局社長が激怒(汗)。
月曜に事情説明という非常に気の重い週末になってしまった。

でも、家にいても自体は全く好転しないので、「まっ、いいか」と無理やり気を入れ替えていつもの「ひとりツーリング」に出発。
少し気乗りのしない部分もあり、いつもの相棒(XR250)が重たく感じる…。

でも、XRの鼓動が次第にワタシの鼓動に同化してくる(ような気がする…)。
ありがとう。相棒よ。俺もガンバルよ!

成木。いつもの青梅秩父線。エメラルドグリーンの新緑が、以前(GW中)に見た時よりももっと勢いを増している。
森の合間を縫って走る道。、たまにどこからか? 甘酸っぱい香りがする。山の斜面に目を向けると、一面に小さな花が群生している。
花の名前が何かわかれば、このブログがもっと面白いものになるのだろうが…。

いつもの(?)奥多摩湖駐車場に到着。
気温は22度。これほどバイクに適した季節はないでしょ…。
今日の駐車場は、まるでバイクの品評会のような賑わい。



※でも、そこにいるのは、私よりアニキ(先輩たち…、つまり深いオヤジ層)ばかりで、若い男子、ましてや女子なんぞ1%未満といったところ。
最近のオヤジ層が元気なのか? 若者は他のことに興味があるのか?????

バイクを一路一之瀬高原へ向ける。
そう言えば、いつもこの道(青梅街道/大菩薩ライン)はツーリングの移動用の道路としてだけ考えていたけど、実はスゴく快適な道なんだよね。

あまりに近くにいた女の子が、実はとんでもなくかわいかった…。そのことに気付く瞬間のような。







一之瀬高原へ入る。ここへの入り口は2箇所。オイラン淵を過ぎて直ぐに右折するか? もしくは、もっと甲州市側へ走ってSK落合キャンプ場を過ぎて右に曲がるか? ワタシは後者を選択。

実はこの道、以前XJR400を愛車としていたころ、秋に来たことがある道。路肩が崩落…、落ち葉で滑りやすい路面…。と、あまりいい印象を持っていなかったのだが、今の相棒(XR250)はむしろ水を得た魚のようにスイスイ切り込んでゆく。多少滑っても直ぐにリカバリー可能。

途中、「高橋(だっけか?)/犬切峠」とY字分岐が現れる。一度来たことがある道とは言え、完全に覚えているワケではない。ましてや今の相棒はオフを得意とするXR。敢えて、荒れた道を選択。

すると、直ぐにアスファルトははがれ始め、そして待望のダートが出現!





ダートは言え、民家(?)、別荘(?)らしき建物が散見される場所であり、意外と走りやすい、良いダート。

グングン高度を上げていくと、これが多摩川の源流なのだろうか?







透明度も高く、飲めそう(この上に民家などはなし!)。コーヒー飲みてー! と、思いながら、先ほどの奥多摩湖駐車場で買いだめしておいた缶コーヒーを飲む。
とにかく、水も空気もきれいだ。

まだまだダートは続くので、先へと進む。
普段は閉まっているであろうゲートが開いている。「祭関係者は通行可能」だと。まあ、取りあえず、ほぼ毎日が祭り気分なワタシは前進。






途中、林道交差点が現る。
地図にない道。どうやら隣の大ダル林道(ダート)とつなげるようだ。
とは言え、まだこんな感じ。



この道は一之瀬高原の道ともつながるらしい。


※現時点では、一之瀬林高原からの「大ダル林道入口」は閉鎖中。





先ほど、「祭関係者は通行可能」と表示があり、ここまで来たのだけど、とにかくひとりのため、「怒られたらどうしよう…」。とビビリな性格が、こころの8割を支配し始め、Uターンして一之瀬高原へ戻る。

一之瀬林道。全て舗装の、超走りやすい道。
※対向車や、ハイカーの皆様には気をつけてね!





もちろん、景色も絶景!





しばし、風の声、小鳥のさえずりしか聞こえない世界へ、この身を置いてみる。
大事なことは、自分が明日、社長へ事情を説明するとかではなく、この自然を守ってゆかなければならないこと…。だろうか? そうだろう。
仕事の失敗なんて、多摩川の水源の1滴にも満たないハズだ…。

相棒を、まるでスキーのスラロームをするがごとく、完璧に自分の支配下に置き(一応、ワタシはスキーが得意なのです…)、ワインディングを駆ける。

すると、現れるのが一之瀬川。しばらく、その水勢に耳を傾けていると、その生命力に引き込まれそうになる。







これが、多摩川の源流。自分も毎日世話になっている東京の水。
最初の一滴は、これほどまでに清らかなのだ。

どこであんなに汚れてしまうのかな?

予断かもしれないが、最近、会社に研修の新入社員がOJT研修にやってきた。
その目は光輝いている。ゼロスタートなので、失敗はない。全てが学び。

その輝きを、いつから失ってしまうのだろう…。

今のワタシは輝いているだろうか?
源流の最初の一滴の輝きを失ってはいないだろうか?

「多摩川の最初の一滴」と言われる場所は、いつものツーリングとちょっと違う味わいを感じた…。

我が家(東村山)から約2時間。
先ほども言ったけど、SK落合キャンプ場側から進入すると、道は少々荒れ気味。
オイラン淵側から進入すると、快適なワインディング。

くれぐれも、対向車車両には注意のこと


埼玉→長野 ひとりツーリング

2013年05月04日 | XR250
■本日のルート

<埼玉>
県道53号(青梅秩父腺)→[名栗湖]→広河原 逆川腺→県道73号→[秩父さくら湖]
→国道140号→県道210号→[彩の国ふれあいの森]→中津川林道→
<長野>県道68号(梓山海ノ口腺)→610号(原朝尾韮崎腺)→[信州峠]→
県道23号(増富ラジウムライン)→601号→中央道 須玉IC→中央道→
圏央道 青梅IC→自宅

ゴールデンウィーク真っ只中。天気予報では「今年のGWは肌寒い…」とのこと。
確かにバイクだとひんやりとした風を顔に受けるが、またそれも気持ち良し。
だけど念のため、スキー用のインナー上下に、厚手のカーゴパンツ、チェストガード、
革ジャンを装着。そして手荷物としてフリースを用意。

まず、県道53号(青梅秩父腺)。河原から家族連れの歓声が聞こえる。



平和な微笑ましい風景だけど、「トイレ事情はどうなんだろう…」とか、
「これだけ大勢いると早い者勝ち? もしくは予約制?」など、余計な
ことが気になってしまう…。


名栗湖を左手に見ながら、広河原 逆川腺を目指す。



この名栗湖(有間ダム)石を積み上げた構造(ロックフィル)で水をせき止め、その水はいつも
青く澄んでおりとてもきれいな場所だけど、この日はなぜか茶色く濁っている。

何か理由があるはずだけど…。


広河原 逆川腺。有馬渓谷観光釣り場を右折し、どんどん高度を上げてゆく。
最初は川沿いをさかのぼるようにして高度を上げてゆく。




途中、大名栗林道の入り口が左に出てくるが、どっかりとゲートで封鎖状態。
数名のオフライダーが止まっていたが、中には入れたのだろうか?






ちなみにワタシのバイクはXR250で、いわゆるオフロードバイク。だけど
ひとりツーリングではオンロードを中心にしている。コケたりしても
それこそひとりぼっちなので…。


広河原 逆川線 秩父側にて


広河原 逆川腺から左手に、遠くに町並みが見える。秩父市だろうか? 
高度を上げるにつれてどんどん気温も低下。さわやかだけど草花はまだ新芽状態。
そしてどこからか桜の花びらが舞ってくる。






広河原 逆川腺はひと山を越えて県道73号線(秩父名栗腺)へ合流。そして
秩父さくら湖へ続く。浦山川を左手に見ながら快適なワインディングが続く。
広河原 逆川腺より高度が低く、緑がより色濃い。民家も少なく、ホントに
水がきれい!

秩父さくら湖は運がよければ国道140号線からも浦山ダム放水が見える。
その雄姿も驚きだけど、逆にここから秩父市を見下ろす景色もスゴい! 
ちなみにこの浦山ダムは、重力式コンクリートダムとして堤高156mという
規模は、全国2番目の大きさだそうな…
(ちなみにナンバーワンは奥只見ダムの157m)。




ダムを過ぎると一気に盆地の秩父市へと高度を下げてゆく。





中津川林道。道の駅大滝あたりから小雨が振り出していたけど、このあたりでは
さらに冷たく、どんどん体温を奪う。

長野(川上村)方向から走ってきたライダーの姿をみると、やはり泥まみれ。
まあ、林道だから仕方がないのだけど…。

林道入り口で空気圧を調整。その間も長野側からバイクがどんどん下りてくる。
なぜかオフライダーは、見ず知らずの者同士でもすれ違いさまに「ペコリ」と
する。

これがなんとも気分が良い!






中津川林道は確か5月1日に閉鎖が解かれたばかり。以前来たときはフラットダートで
走りやすかった記憶があるが、今回はちょっと「荒れてるな…」という感じ。
※写真は撮りやすいところで撮ったので、フラット。実際は…。

まだ道端にはところどころ雪が残っており、その雪解け水が路面を濡らす。そして雨。
崩落による石の堆積。さらに滑りやすい枯れ葉などなど…。

まあ、滑ったり、跳ねたり、その必死に走っている感じがたまらなく好きで、
こういう道に入ってくるのだけど…。

ちなみにこの道は意外と交通量が多いので注意。オフライダーだけでなく、4輪も多いので。ブラインドコーナーは対向車がいることを前提にライン取りしたほうが良さそう…。

そして頂上到着。必死にバイクをコントロールしていたから気づかなかったけど、
止まって落ち着くと、これが寒い! 
景色もまだまだ冬。広河原 逆川腺より数段冬の景色。直ぐにフリースを装着。



三国峠 頂上にて




中津川林道を走りきり、川上村へ下る。クルマのすれ違いも難しそうな細いRもキツめなワインディングだけど、先ほどの林道に比べたら“へのカッパ状態”。景色はまるで冬だけど、夏、そして秋はきっときれいなワインディングなのだろう。


高度を下げるにつれ、畑がたくさん現れる。作物は何だろうか? トラクターが畑の土をきれいに整地している。

県道68号(梓海海ノ口腺)を国道141号を目指して下る。
ちなみに国道141号線とうのは、山梨の清里から長野の佐久へ縦につなぐ道路。
「清里」、「佐久」、「野辺山」という文字を改めて地図を見ると、「遠くへきてしまった…汗」と、ちょっと反省してしまう。

141号を目指す間にも、どの道にも「○○峠」、「△△峠」などが立ちはだかる。
そして気温は約10度…。

進路を原朝尾韮崎腺に決め、中央道須玉ICを目指す。途中、信州峠が現れる。
標高1470m。峠を基点に、長野から山梨へ。

途中、「みずがき」という地名の場所で、遅い昼休憩。140号沿いの町、そして県道619号(清里須玉腺)が「オモテ」だとすると、こちらはなんとなく、こじんまり、ひっそりとした「ウラ」を感じる。ワタシも今日までこのような地名があることを知らなかった…。

ただ、地図を見ると「○○林道」だの「△△林道」だの、魅力的な道が多く、また是非訪れたいと思う。今度は泊まりで、ゆっくりと…。※近くに温泉街もあるようなので。


恐らく、2013年最後の桜かな?


みずがき湖 (塩川ダム)にて


みずがき湖 塩川ダム ダム堤から下をのぞくと…

増富ラジウムラインを南下中、ガソリンスタンドへ立ち寄る。山深い道で、時間も19時、しかも休日でも営業中のスタンドは、こちらとしては非常に助かる思い…。

給油し、タイヤの空気圧を調整。作業にちょっと手間取っていると、店員(主人)さんが「ちょっと待って」と言い、ガレージを開ける。
そこには年代モノのピカピカに磨かれたバイク(1台はカワサキ マッハは判ったが…)が整然と並んでおり、主人いわく。「いや~、世間は休みでしょ? もう走りたくてしょうがないんだ…」。でも、世間のライダー、そしてドライバーのために敢て営業しているのだそうだ。「休日で、田舎のガソリンスタンドがみんな休みだったら困っちゃうでしょ?」(主人)。

須玉から中央道に乗り、途中、大月→小仏トンネルの間30km(!?)の渋滞をすり抜け、帰宅したのは夜の22時半ころ。

今日はいったい何km走ったのだろう…。
距離を測ることを忘れてしまったことを反省しながら、この文章を書いております(汗)。

では皆様、今日も安全運転で、ツーリングライフを楽しみましょう!








奥武蔵グリーンライン→山梨 日帰りツーリング

2013年04月28日 | XR250
ゴールデンウィーク2日目。

雲ひとつない青空。暖かな気温(山はちょっと冷えるが…)。

待ちに待った季節ですね。

こんなにすばらしい天気に恵まれて、ツーリングに行かないのはもったいない!

というワケで、ワタシも早速装備を整え、出陣。

今日の目的ルートは、名栗→秩父→奥秩父 滝沢ダム→雁坂峠→柳沢峠→奥多摩湖→青梅という、約300キロのルートです。

まずは、県道53号(青梅秩父線)。

木を燃やした臭い。そして河原から子供たちの歓声が聞こえる。家族連れのBBQ。とても明るい雰囲気が春の名栗には満ち溢れている。

ちなみにこのルートは、「ツーリングマップル」でもお勧めルートになっている。

新緑に囲まれた、適度なワインディング、適度なペース(制限速度内ですよ)、そして道路沿いを流れる清流。




初心者でも走りやすいと思いますが、ただ注意したいのは、そのまま進むと「山伏峠」と言って、結構なタイト&アップダウンのあるテクニカルな道になってしまうこと。


山伏峠→正丸峠入口を通過し、国道299へ合流。

休憩予定の「道の駅 あしがくぼ」を目指そうとするも、さっき自分の前を走っていたライダーがなぜか引き返してくる…。

「?」

答えはどうやら羊山公園による渋滞が、正丸トンネル付近までつながっていた。

結構昔から、かなりの頻度で通っていた秩父だけど、ここまで連なっている状態を見るのは初めてに近い(と、思う)。

恐るべし、GW! 国道299を走る予定の方は、期間中はご注意を!


そしてワタシもUターンして正丸峠→刈場坂峠(奥武蔵グリーンライン)へルート変更。

正丸峠着。とりあえず、パチリ!





若かりし頃、AE92レビンで何度も通った場所。「ここでサイド引いてたな~」、「ここギャラリーコーナーだったのになぁ~」などなど、ちょっと
懐かしい。

茶屋のババァ(失礼)も変わらず元気。

それで良い!




そして一路刈場坂峠へ。

久々に見る、刈場坂峠からの景色。

見慣れた景色だけど、やはりこの季節はちょっと特別。




新緑に囲まれた奥武蔵グリーンライン。さわやかな空気、香りがなんとも気持ちい!




この道も「ツーリングマップル」のお勧めルートだけど、初心者の方はちょっと気をつけて。

おおよそ写真のような道路だけど、路肩の崩落や、隆起がいたるところにあり。そして枯葉のタマリは滑りやすい。あと、この時期は、各コーナーで対向車があると考えて!


そして、突如現れたダート。たしか「この先札所二番」って書いてあったっけ?(地図確認できず…)。

嫁に「ひとりでダートは禁止(転んだり、落っこちたりしても誰も助けてくれないから)」されているけど、「ちょっとだけ…」と思って入ってみました
(ゴメン)。

そして、そこで出会ったのがこれ。


もう、今年は会えないかと思っていました。。

テンション上がりまくりです!

ちなみにテンションがあがって、メットの中で口ずさむ曲は、なぜか「ブランデーグラス(石原裕次郎さん)」

自分でもなぜこの曲が出てきたのかわからない…。


国道140号に出ると、案の定秩父市内は結構な渋滞。そば屋、そしてわらじかつ屋さんは、どこを見ても人・人・人!!!

こんな込んでいる秩父市を始めて見たような気がする!景気上昇・気分上々か?



そして、本日2度目の休憩。

カフェ「きこり」(←ホントは当て字の漢字がアリ)。



ご覧のとおり、独り占めです!



普段はライダーでにぎやかなこのお店だけど、今日はワタシの独り占め状態。

「去年あたりからライダーが減ったのよ…」とお店のおカミさん。

やっぱりライダーを取り戻すなら、

 1.若い女性を店頭に出す 
 2.食事をだす
 3.走っていても見える看板! 

に尽きるでしょう。
※ワタシが入ったときは「食事は出せませんが…」とエクスキューズがあった。

お店の佇まい、雰囲気は120点(あとコーヒーもまいう~)なのに、もったいなし!



にぎわっている「道の駅 大滝」を通過し、



本日の目的のひとつ「大滝大橋」へ。

大橋を見上げられる駐車場で記念撮影!



嗚呼、すばらしき人工造形美!

大滝大橋というスタンダードな名前のほかに、「雷電廿六木端」(らいでんとどろきはし」と言う名前があるそうです…。

河津のループ峡より凄い(完全に主観)ハズ! スゲー! デカイ! ひと目では全体像がつかめないワケです!

ちなみにもう一枚。



コイツで助走をつければ、離陸できる…ような気がするのはワタシだけ!?



中津川峡を右手に見ながら、一路雁坂峠を目指す。

この中津川峡、「中津川林道」にはお世話になっているのだよな…。今年は順調ならば5月1日開通か?

ココは紅葉も凄くきれいで有名! もちろん新緑も美しい! 盛夏も良い!


冬以外凄くいい場所!


だけど、先ほどまで21度あった気温が、17→14と順調に下がってゆく。

高地ゆえか? 気のせいか? 相棒(XR250)の吹けが鈍いような…。

そして寒さもあって、運転手のテンションも…

お腹もすきまくりで、LOWテンションのまま、黙々と走る。

機嫌ワロシ…。


雁坂峠(雁坂トンネル)。通行料金560円也。
高くないか? アクアラインだって4000円→800円の時代なのに!(って、4000円が異常か…)。



「道の駅 みとみ」でも飯食えず…、ソッコー出発して次を目指す。

ひとりだからどこでも良いのだけど、なぜかこだわる面倒くさい自分がいる。

「大勢の中には入りたくない」とか、「ラーメンはヤダ」とか(昨日の夜がラーメンだったというだけだが…)。


そうこうしているうちに、気がつけば、フルーツライン。その奥に、富士山が見える。


特に山梨、静岡の方たちには珍しいことではないのだろうが、なぜか、各地から見える「富士山」には反応してしまう。

世の中、「富士見○○」と名のつくところの多いこと…。

例えば、飛行機とか。新幹線とか。東名高速とか。箱根から…とか。

そんなこんなで柳沢峠着。気温8度。ブルッ空腹の限界。ここの食堂はまだ営業中! とりあえず、温かいものを食べたい!

と言うワケで、急いで撮ったいい加減な「柳沢峠の夕日」写真はこれ。



帰りはとにかく国道411をひた走り、一路自宅へ。

途中、トンネルの注意表示には「凍結注意」とのこと。まだまだ夜→早朝は侮れないので、皆さんも気をつけましょう!


いつも通っている奥多摩湖について、なぜかホットするが、我が家はそこからさらに1時間30分くらいかかる…。

嗚呼…orz。

ちなみに、用意周到な皆さんは問題ないと思いますが、朝夕はまだまだ冷え込みます。

装備はしっかり!(山はまだまだ寒いこともあります)。

それと、中高年のリターンライダーさんたちの事故件数が多くなってきたそうで(by yahoo news)。

お互い充分注意して、ハッピーなバイクライフを送りましょう!

では、また明日!

小菅村到着!

2013年04月14日 | XR250
秋川から五日市街道→檜原村→上野原を
経由して、山梨側から小菅村へ。


小菅村と言えば…。






初めて上から見た。

自然豊か、木の香りがするとっても良い村なのに…



とっても謙虚。

ますます気に入った


そして締めは「小菅の湯」。



入場料600円ナリ…だけど、内湯3つ(ジャグジーや寝湯も
あり+サウナあり)、
そして露天も3種類。
全部楽しむと、充分元は取れるとかんがえて良いでしょう。



そして風呂上りといえば、



もちろんノンアルコールですが、最近のノンアルコールビール
って、ホント」美味しいですね。

※イッキに飲んでしまったことは言うまでもなし…。



ゆっくり入り、幸せな気分に浸ったのですが、帰りは
ちょっと気温も下がり、若干湯冷め。。

明日、熱を出して会社を休んだらゴメンナサイ

まあ、それは冗談として、東村山から秋川渓谷→桧原街道→
都道33号線→県道18号線→小菅村→奥多摩街道→青梅街道

全走行距離、210キロでも、行程に温泉が入ると充分
「小旅行気分」が味わえました。。

最後は小菅村の夕陽がお見送り。





また来ます!


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XR250乗りの皆さんにはオススメかも?

2013年04月07日 | XR250
<valuecommerce ptnOid="3052693" url="http://pub.ne.jp/bikestyle/" />
おはようございます!
(いや、「おそよう」か?)

昨日の雨も上がり、気温も上昇し、バイク日和!!!
(風がもう少しおさまってくれたら…)

というワケで、愛車XR250で出陣を前に、ちょっと本をご紹介します。



初歩から、キャブレター、ダンパー、ブレーキキャリパにいたる高度な
メインテナンス術まで、写真付きで紹介されています。





「本格的な部分までは自分ではやらない」方が多いかと思いますが、愛車の
構造を知っているのと知らないのとでは大違い…かもしれません。

XR250の後継(?)のCRF250が登場してしばらく経ちますが、XR250も
まだまだ戦闘力は高いと思います。

先日CRFを試乗しましたが、軽快感、パワー感はXR250は負けていないと感じ
ました。
※剛性感はCRFの方がひとクラス上かな…。

まだまだXR250に乗り続けたい方には、バイブルになる本かもしれません。


■名称  :実戦メカニック 大田原修のHONDA XR250 MD30
      ロングライフメンテナンス
■出版  :スタジオ タック クリエイティブ(http://www.studio-tac.jp/)
■監修  :大田原 修
■ページ数:全175ページ
■販売価格:3500円(税別)