バイクと綴る物語 ~CRF250 RALLYと旅風景~

転職を機に二輪免許を取得。以後、バイクの魅力に取り憑かれ、毎週末はソロツーリングへ。旅先で出会った出来事を綴ります。

夏休みキャンプツーリング最終日 奥只見 樹海ライン

2014年09月27日 | XR250
まもなく10月、季節は本格的な秋に突入 というこの時期に、夏休みのブログですみません。

では、早速ですが国道352号線(樹海ライン)について。


この日のルートは、キャンプ地の福島・檜枝岐から出発し、新潟・奥只見湖の脇を通って枝折峠を下り、小出へ抜ける。



檜枝岐から新潟を目指し、走り出して直ぐにワインディングが始まる。森林限界が近いのか?葉の細い樹木が立ち並ぶ。

左手に尾瀬の玄関口(御池)の駐車場が現れる。尾瀬を目指すたくさんのハイカーでにぎわう場所。

御池を過ぎ、さらに高度を上げていく。左手方向には日本100名山の「平が岳」だろうか?
スケールの大きい眺望が広がる。

子供や奥さんにも見せてあげたい…と思うが、クルマで来るにはちょっと酔いそうな道なので、帰って土産話でも聞かせてやろう。

このような風景に出会えることこそ、「バイクが好きで良かった!」と思える瞬間だ。


福島/新潟の県境に近づくにつれ、今度は高度を下げてゆく。そして新潟に入ると、木々の葉の面積がとたんに広くなる。

ちなみにこの樹海ライン、2006年からバイクも通行可能となったようだ。

そして僕は、2012年に新潟側から檜枝岐を目指さそうとしたが、「新潟・福島集中豪雨」による災害で通行止め。

次は2013年に福島側から新潟を目指した。通行可能だったものの、ところどころで大規模な復旧工事の真っ最中であった。

道路に沿って流れる川(只見川)の河原には、ずいぶんとでかい岩がごろごろ転がっている…。
こんな大岩を転がす水流とは、いったいどんななのだろう?


奥只見に近づくと、沢が道路を横切る「洗い越し」が多くなる。沢の大小もあるが、いわゆる“ザバーッ”という感じ。はっきり言って、汚れます…。




奥只見湖畔。この湖は大きすぎると言うか、長すぎるというか。全体像を見ることはできない。「なんだ、小さい」なんて見えてしまうが、ホンの一部しか見えていない。

※2013年の画像ですが、こんな感じです。





真夏の日差しに、空冷エンジンのパフォーマンスが下がる。そして人間も、脱水症状ぎみに…。ところが、ふと対岸の山々を見ると、雪が残っている。実は昨年も見た景色だけど、これには改めて驚いた。





奥只見湖畔の道は、日差しをさえぎるものが少なく、とにかく暑かった…。
※この日は関東・甲信越で「高温注意報」が出ていた。



枝折峠を下り、高度を下げるにつれ、それは顕著。小出周辺は37度だったような…。


すばらしい夏休みのツーリングも、そろそろ最後。高速道路にのり、家路を急いだ。

もちろん、家に帰るまでがキャンプツーリングであるという注意をはらいながら…。