From mitsuzawa northeast

横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

三島・南二日町人工芝Gオープニングイベント堪能記(その3)

2008-07-17 | 静岡県東部&伊豆フットボール(話題)

三島南二日町人工芝G・オープニング記念エキシビジョンマッチ
2008.07.06(Sun) 18:55KO (30分ハーフ)
会場:三島市南二日町人工芝G
観衆:約400人(目測)
日大三島高校32-01韮山高校
1-1
得点者
10番
23番?
9番
時間
10分
19分
35分
40分
得点者



5番
テクノラティ タグ: 日大三島高校  韮山高校

オープニングイベント最後の催し物は
日大三島高校vs韮山高校の30分ハーフのエキシビジョンマッチでした。
19時開始の予定だったけど5分早い18時55分のキックオフ。
両校のスタメンは下記の通り。
フォーメーションはどちらも4-4-2の中盤ダイヤモンド

《日大三島・スタメン》
GK 1
DF 4、20、21、23
MF 25、14、8、10(C)
FW 11、9

《韮山・スタメン》
GK 1
DF 4、3(C)、2、6
MF 19、5、7、10
FW 11、9

日大三島はJR三島駅に程近い文教地区に構える日大系列校で
アテネ五輪監督の山本昌邦氏の出身校でもある。
ユニは大学等と同じスクールカラーのピンクと白。
どうもこのカラーは、系列校共通らしい。

対する韮山は静岡・伊豆地区トップクラスの伝統ある公立進学校で
在校生の半分位は三島市内の中学校出身なので三島の高校生を
代表として招待されたといったところなのだと思う。
(少なくとも地元民の方ならその意味が分かるはず・・・
といっても、オイラはどちらの高校の出身ではありませんがw)

ユニはバレンシアを連想させるオレンジと黒。3年生は受験のため
インターハイ予選後、全員引退し、1、2年生主体のチーム
だった。もっとも、静岡の公立進学校の運動部は夏の高校野球
が終われば3年生は殆ど受験勉強のため引退してしまうので
致し方ないところ。

試合は前半立ち上がりから2,3年生主体の日大三島ペース。
日大は右MF25番がスピードに乗った飛び出しでチャンスを
多く作る。
前半10分、その日大の右からのクロスを韮山GKがパンチング
ゴール前に転がった所を2列目から上がった日大10番が押し込み
日大先制。




その後前半19分には日大CKから23番(?)のヘッドが決まり
追加点、リードを広げる。(ヘッドが決まった直後の動画でスミマセン)


高原選手が出たセレモニーが終わって1時間ほど経過した後だったので
どれ位のギャラリーが残ってもらえるか心配でしたが、それが杞憂に
なるほど多くのギャラリーが残って観戦。
画像のゴール裏には少年団の子供たちがまだ多くいたので全体では
400人近くのギャラリーになったのではと。




後半5分には日大9番の選手が左サイドから個人技でDFを置き去り
にして、そのまま右足を振り抜いてゴール。
日大三島3-0韮山
画像は別の時間帯のものなので中へ絞ってるけど、
これで勝敗はほぼ決してしまった。



韮山は立ち上がりの時間帯でDFのカバーリングの連携が
良くなかったのが残念。
数は少なかったけどカウンターの基点となったとき5番の基点パスと
7番のテクニックは上手いなと思う部分があった。

後半は日大のペースが落ちてきたためか韮山も左右のMF7番19番が
ポジションチェンジを繰り返してペースを掴み40分頃には
5番が綺麗なミドルを決めて1点返し、左サイドを中心に
攻め込むも相手を崩すまでには至らず。
終盤は両校とも5人近く選手交代したため膠着状態となり
そのままタイムアップ。
2、3年生主体の日大三島が3-1で勝利した。



試合全体を通して感じたことは、欲を言えば
(これはオイラが他のユースレベルの試合と比べてしまうからかも知れないけど)
もう少し、個人技のディティールを深めて欲しいなと感じたのは否めなかった。
日大の9番、10番、25番、韮山は先に述べた5番、7番と静岡東部の
このクラスの高校生もタレント性のある選手がいて、それだけでも
10数年前のレベルから見れば相当な進歩なのだけど
まだまだ、もっと上手くなれる余地はあるんじゃないかと思う。

男子と女子を比べるのもあんまりかも知れないけど、
スキルだけなら同年代の女子だってここまでやれるのだし
もっともっと頑張って欲しいなとも・・・(失礼)。



試合後は、見学していた子供たちが再び芝の感触を確かめたいのか
ボールを持ってピッチで遊んでいた。
この日は空いた時間があれば、ピッチの至る所でこのような光景が
見られ、楽しそうにプレーしている姿が印象的でした。

この南二日町人工芝グラウンドは、これから様々なサッカーの試合を
組み、回転率を上げていくという。早速、12日には三島地区中体連
サッカー大会の試合が行われている。

ただし、天然芝に比べ手間が掛からないとはいえ人工芝ピッチも
定期的なメンテナンスは必要となる。
人工芝ピッチ公認に関するガイドブック(第 4 版)(PDF)
素人のオイラが言うまでもないことだと思うが、末永く多くの方が利用
できるよう、関係者各位のこれからの一層の努力に期待したい。

もちろん、このピッチでボールを蹴る選手達のプレーにも・・・!!

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