2012/06/17 全日本女子サッカー選手権神奈川県予選1回戦 14:00KO(35分ハーフ) 会場:湘南学院高校グラウンド(横須賀市) 観衆:100人(目測) | ||||
ノジマステラ神奈川 | 5 | 1-0 | 0 | 藤沢清流高校 |
4-0 | ||||
得点者 15長澤 13河原崎 13河原崎 13河原崎 13河原崎 | 時間 29分 37分 45分 59分 66分 | 得点者 |
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ノジマステラ神奈川 スタメン 4-4-2
14金井 13河原崎
15長澤 16井上
9尾山 2吉見
8坂本 5吉田 4寺田 3後藤
1南条
ノジマステラ神奈川 選手交代
53分 16井上 → 7西村
65分 14金井 → 6片岡
ノジマステラ神奈川 警告・退場
なし
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藤沢清流高校 スタメン 4-4-2
10 9
5 11
16 17
12 4 3 2
1
藤沢清流高校 選手交代
36分 3 → 8
60分 16 → 17
68分 8 → 13
藤沢清流高校 警告・退場
なし
*記録は管理人独自集計による。
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17日は横須賀市内でノジマステラ神奈川の試合があるというのでフラリと湘南学院高校グラウンドへ。
このグラウンドは横須賀市佐原のサッカー場建設予定地視察の際に何度か通り過ぎるのですが
こうして実際に試合を見るのは初めてでしたね。
人工芝グラウンドですが、竣工から大分年月が経っているせいか、表面は結構デコボコしており
雨が降ると大きな水溜りが出来てしまうとのこと。
周囲はメインスタンド相当からホームゴール裏相当に掛けてL字状に小高い丘のような土盛りが
設けられていてそこにあるベンチなどから試合を見るのに適した形状になっていました。
湘南学院グラウンドはこの人工芝サッカー場の他にもソフトボール場(画像左)野球場などが
完備され一大スポーツ複合施設な様相となっています。校舎の方も現在建設中で(画像右)将来は
ここに全ての学校施設が集中する予定になっているのだとか。
本来はこれくらいの施設を私立校ではなく、横須賀市で作ってもらいたいものなんですけどね。
と、いつもの如くグラウンドマニアの血が騒いでしまってグラウンド評ばかりになってしまったので
試合のレポートを
神奈川から、なでしこリーグ入りを目指すチームとして今年から家電量販店のノジマが興したチーム
ノジマステラ神奈川。初めての公式戦は先月に神奈川県女子3部の試合が綾瀬(本蓼川)で行われ
中学生主体のさがみ大沢FCを30-0で下していますが今回は全日本女子選手権の神奈川県予選という、
勝ち進んで全国大会まで行けば強豪大学チームや、なでしこリーグチームと対戦できる
またとないチャンスを秘めた大会になります。
試合の格から言えば神奈川県女子3部より断然グレードの高い大会となるのですが、
この日見かけた報道陣の数はほとんどなし。
神奈川県女子3部の緒戦には一般観客はおらず報道陣が10~30人、観客は100人以上来たという異常事態だったと
当時の試合を見た方から話を伺っていただけに、この落差はなんともなあという感じ。
本来はこちらの試合こそ注目すべき試合でしたけどね。
ノジマ側はこの日初めて応援団らしい応援団の男性陣数名の方々がチームコール中心に応援が形成。
どうやら即席コールリーダーは某なでしこチームの緑なあの方だったようで
ノジマ側はまだちゃんとした応援団というものは無く、この日の試合は女子サッカーマニアによる
即興応援だったもよう。
対する藤沢清流の後輩応援団はとても元気いっぱい。昔懐かし80~90年代ポップスから
男子高校サッカー応援の定番曲など途切れることのない応援はとても楽しそうでしたね。
特にノジマ側のCK時に掛ける応援歌はノジマ選手には相当プレッシャーになったせいか
ノジマのCKはほとんどがミスキックに終わっていたのが印象的。
で、試合内容はというと(やっとか)、高校生相手に内容で圧倒するかと思われたノジマだったけど
リトリートして守る藤沢清流の守備ブロックを崩せないシーンが続く。パスにしろドリブルにしろ
個人技頼りな印象が強く、連携面ではミスが多かったですね。なんかそんなサッカーを以前、横須賀の
某女子チームでも見たような印象あるなあと。
そんなこんなでGKを中心に集中した守備で頑張っていた藤沢清流だったけど29分にノジマ15長澤が
PA外左からゴール右隅へドカーンと突き刺さるミドルで先制点を挙げ1-0で折り返します。
後半になると立ち上がりの2分(37分)に試合に入りきれていなかった藤沢清流の隙を突き
13河原崎が個人の突破から2点目をゲットすると、45分には裏を抜けた後にGKの頭上を抜く
ループシュート、59分には9尾山のシュートの跳ね返りをプッシュ、66分には相手が疲れた所を
個人の突破でゴールと13番河原崎が4得点し、結局5-0でノジマステラが勝利。
スコアだけ見れば5得点とったノジマステラ神奈川だったけど、内容を見ると連携面で
あまり見るべきところがなく期待はずれかなという印象。
これだと、関東女子リーグに所属するチームの方が連携面なら上かな~という感じでした。
年齢的には大卒直後の選手が多く、全国クラスの強豪大学と同等レベルかなと思っていたのですが。
なお、横須賀シーガルズFC出身の片岡選手はベンチスタートで出場したのは最後の5分間のみ。
こちらもちょいと残念。怪我でもしてたのかな。次の試合での活躍を期待しています。
試合後は、横須賀のマニアックなサポーター同士で女子の会場でなぜか神奈川男子社会人サッカー談義に花開く始末。
女子の会場なのに長々と話しこんでしまって、スミマセンでした~って犯人はオイラか(おい)
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県3部の初戦の報道陣数は7社10人程度だと伺いました。
でも、監督の囲み取材時はカメラマンなど含めると30人以上はいたという目撃情報も
いただいているため、10人という数はノジマステラ側への取材記者の申請数なのだと解釈いたします。
ということで、メディア数は10~30人と修正を加えました。
でも、やはりこの全日本選手権神奈川県予選にこそ取材に力を入れて欲しかったですね。