昨年にはドラマ化もされ、ドラマpart2の放映も噂されている人気病理医マンガ「フラジャイル」ですが、最新刊もやはりよかった。医大生・たきいです。
![]() | フラジャイル 病理医岸京一郎の所見(9) (アフタヌーンコミックス) |
草水敏,恵三朗 | |
講談社 |
孤高の天才病理医・岸先生の過去を探る「岸先生、後輩が来ました!」。岸先生、昔は感染症科のドクターだったんだ。そして無味乾燥な人物なのかとばかり思っていましたが、決してそんなことはありませんでした。医師としての信念の礎となる物語があったのです。岸先生、天才なだけじゃなくていい奴じゃん。
9巻終わりの「ハル先生」にもドキドキ。
「医者が病室に長くいないのはよく聞く話だね どんどん回復する患者には会うのが楽しいけど 回復の見込みのない患者の部屋は… なるべく早く去りたいってね」
「寄り添う」という気持ちはもちろん大事だけれど、こうした医療者側の気持ちもよく分かります。うん、これはドラマ化続編も大アリだと確信します。コードブルー人気も越えてしまうじゃないかというほど私は期待しております。また1巻から読み直しちゃおうかな~。
(国試まで200日を切ったという話を聞いておっと~と思っている人(笑))

![]() | [まとめ買い] フラジャイル 病理医岸京一郎の所見(アフタヌーンコミックス) |
草水敏,恵三朗 | |
メーカー情報なし |
![]() | フラジャイル DVD-BOX |
長瀬智也,武井咲,野村周平,小雪,北大路欣也 | |
TCエンタテインメント |
といいますか、上司(院長)がきちんとした感覚を持っていないと、病院自体が潰れていくこともあると感じました。
特に、輝の父が(真東光介)が何で日本を出なくてはいけなくなったのか…この真相に、まさか四瑛会の会長が関与していたなんて…蓋をあけてびっくりの事実に、私は心なしか、人間性を疑う行為をする人間も医療関係者になれてしまう怖さを身に染みて感じました…。
自分はそうはなるまいと思う、今日のこの頃ですね。