耳鼻科で習うオージオグラムの記号って、どうしても「お久しぶりです」になりがちだし、右と左で、赤か青か〇か×かをいっつも忘れるんですが法則に気が付きました。実習中に“Right”が“Red”だからと教えてもらって感動しましたが、さらには“Round”ではありませんか。いわば「Rの法則」です。少なくとも自分の国試終わるまでは一生忘れない気がします。医大生・たきいです。
HZM先生という人気講師がいます。東大医学部卒で、すぐには臨床研修をせずにまさかのマッキンゼーに就職。現在は予備校講師というカリスマ感の漂うお方です。かつては大学受験進学塾で東大合格者もたくさん送り出していたそうで、頭のいいお兄さんというイメージ。
大手から独立して「medu4」を立ち上げた、医師国家試験業界の時の人です。超リッチ系の医学生は、TECOMなりMECなりを見終わってmedu4を観ているとの噂を聞きましたが(笑)、そんな金銭的余裕も時間的余裕も私にはありません。しかしミーハーなぼくはHZM先生がどんな講義をなさっているのかついつい気になってしまうわけです。Twitterでフォローしている全国の医学生もmedu4やってる人多い気がするし。
公衆衛生の勉強が直近の課題です。手持ちの大学単位NET講座には公衆衛生がないようだし、ここはノリで買ってみるか。ブログネタにもなるし。と、軽い気持ちでポチっと購入してみました。そして先ほど公衆衛生全コマ視聴完了。
よかったよ。
HZM先生、Youtuber的なことをなさっているだけあってか、映像がめちゃくちゃキレイでスタイリッシュでした。イケメンだし画像もなんだか華やか。
「すっごくよく出るところです」
「ここはもういいと思います」
と、小気味よいテンポで進む講義は実にクリアカット。「社会の教科書みたいになってしまう」という膨大な公衆衛生の範囲を国試対策的にまとめていただけます。
「勉強において慢心は禁忌」というHZM流名言も頂けておなかいっぱいです。
1コマ1時間程度で全12コマ。およそ計500問弱くらいの国試の過去問もついてきます。7,560円。これを完璧に仕上げればQBもいらない気がするし、安いくらいではないでしょうか。クレジット決済にすれば今すぐ視聴開始可能です。
うちの大学はなぜか5年生になって初めて公衆衛生の講義が始まるのですが、明日から短期集中講義ウィーク。medu4のおかげで、頭の中に薄い公衆衛生の目次が出来上がってくれたので、大学の公衆衛生の講義も楽しんで聞ける気がしています。私のような初学者にも「使える」講座でした。ありがとうHZM先生!
臓器別の勉強をいったん放置してまで公衆衛生の勉強に数日間を捧げてしまったのは自分の勉強のバランス的に果たしてどうだったのかという点は若干疑問に思いますが(笑)、総じてmedu4の公衆衛生はよかったように思います。自学自習でやるより遥かに効率的。まっさらな状態での復習問題解きも明日から授業の合間にでも始めてみようかな。
目の前には大学一括で買わされた積み重なるTECOMのテキスト。そんな事情で、わたくしはMTM信者になって国試を乗り切ろうと思いますが、medu4もよさげでした。公衆衛生しか見てないけども。これからさらに人気が出てきそうな予感。自分より下の学年はmedu4の人が増えてくるのかな、だなんて思います。
とはいえHZM先生も男性。前にも同じこと言いましたが、ドS美人カリスマ予備校講師がいたら勉強も楽しくなるし「転校」もアリなんだけどなぁ(笑)。容姿に自信のある女子医学生のみなさんは、臨床医と言わず、予備校講師として天下を取る人生もいかがでしょうか。医学生の数もしばらくは多い時代が続くし、今がビジネスとしてはチャンスではないかと!
(科目的には公衆衛生好きな人(笑))
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