地下鉄はもう何回乗ったのか分からないのですが、ロンドンを歩き通す勢いでございます。いろいろあって30kmくらい歩いた気がします。やべえ。栃木よりはロンドンの方が詳しいかも(笑)。医大生•たきいです。
日本の近代化とは、いわば西洋化であった。文明開化の音がしたのは創造ではなく受容によるものだったのである。日本の近代化のスピードは称賛されることが多いようだが、それに伴って時の日本政府が期待したのは夏目漱石のロンドン留学であったに違いない。
漱石先生の留学先はロンドンであった。下宿先は転々としていたらしく全部で5箇所。最後の下宿先は今では日本人で唯一のブループレートが飾られている。その向かいに現在あるのが、倫敦漱石記念館である。
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ロンドンを無理矢理仙台に例えてみれば、普通の日本人が観光で行きがちなところは全て青葉区にあるわけだ。しかしこの倫敦漱石記念館はいってみれば泉区のベットタウンにある。観光客がいる気配がない。探すのに結構手間取った。来場客の日本人男性から、「学生さんとは感心ですねぇ」と日本語で言われたが、関心されて当然のような場所にあった。
漱石先生は下宿籠城主義といって、ずっと部屋にこもって勉強していたらしい。日本のエリートは違う。ノイローゼになったというのが確かだとしても、流石漱石先生というところである。
倫敦時代の漱石先生の重圧を垣間見ることができた。漱石先生の日記というのが面白そう。日本に帰ったら買ってみよう。漱石先生から学ぶべきことは計り知れないのであろう。
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(フリーWiFiの為に喫茶店に入りがちな人(笑))
↓今日も一発、よろしく頼む↓
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