医大生・たきいです。

医大生的独言。

コラムを綴るお医者さん

2014-11-03 22:55:43 | 医大生的生活

リポビタンDとじゃがりこだけスーパーで買うという超絶女子力皆無なことして帰ってきました。料理をする時間なんてありません、とついつい言っちゃう試験前。黒のプレモルが新発売していたので手が出かかりましたがひっこめました。カゴに入れかけましたが棚に戻しました。おれ偉い。あ、よく考えたら昨日飲み会だったの忘れた。医大生・たきいです。




肝心な本文よりも、ちょこっと載っているコラムなんかのほうがむしろ好きかもしれない。コラムは文章のリズム感が大事。作文のコツとは、音読しても淀みなく読める文を書くことだ、と中学生のときに教わったけれど、コラムにおいてはその重要性がさらに高まるに違いない。短いながらもハッとさせられる文章はまるで魔法のようだ。

価値のある文章だとして認知されるためのひとつの要素は、「新規性」だろう。


「7時に起きました。朝ご飯食べました。学校に行きました。」


なんて書いてあっても、誰が読んでも面白くないことは明白だ。

その新規性とは大別すると2種類あって、「情報として新しい」か「見方が新しい」かのいずれかである。コラムが面白いのは、「見方が新しい」からだ。なるほどね、と思わされるコラムは素晴らしい。

産科学の参考書を紐解く。勉強が後手後手のおかげで今日初めて気が付いたのだけれど、妙にコラムがいっぱい載ってあった。あまり期待せずに読んでみた。いい意味で期待を裏切られた。「やっぱり産科医になってよかった」というベタすぎる締めだったけれど、それさえ爽やかな印象だったからあれは名文だ。コラムのページだけは全部読んだ。どうしてこんなにも物書きの才能のある医者は多いのだろう。

ブログを続けるのは「医大生」という冠言葉を名前につけられるうちかな、と今のところは思っているけれど、コラム執筆の仕事がたまにくるような医者になりたいという野望がある。そんなどうでもいいことを考えていると、やれやれ、暗記すべき内容がちっとも頭に入ってきていないようである。








(最近御食事招待券とか無料券に生計を助けられている人(笑))

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