落札したSD-1がトーンが削除されてた件ですが、回路を確認したところ、本来の信号ルートからトーンを削除したことによってフィードバック回路にショートカット接続されていて中途半端な状態でした。
しょうがないので手持ちのヴォリュームを付けてフィードバック回路を開通させて、信号ルート本線は有るべきところに接続を戻しました。
トーンのコンデンサーと抵抗は外されているので信号経路を正常にしてトーンはカットしている状態になりました。
左側のトーンの黒い摘まみの方が落札して手直ししたものです。
この状態で変に高域がカットされる事無く、素直な歪みになりました。この状態なら、ドライブを下げてフル帯域ブースターとしても使えるようになりました。
トーンカットはOD1を意識してのことと思いますが、そもそも回路が違うのでSD-1でトーンをカットする意味は無いような気もします。このままでも特に不具合は感じないのでそのままでも良いのですが、本日はパーツ類が荷物に埋まっていて取り出すのが大変なのでここまでとします。
自然な歪み回復の落ちでした。
昔集めたSD-1の回路図が役に立ちました。
因みに、現行品とは音の出方が少し違いますね。チップでなくパーツ本体のためか若干太い音に感じます。歪み方はチョイ悪な感じでダーティー寄りですね。パーツなのか個体差なのかは分かりませんが、現行品は3個買ってほぼ同じ音なので構成の違いのように感じます。
このチョットの違いがライブでの大きな音では影響でかいです。
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