音の傾向を変えずに、高級な音、大きな音に変えるエフェクターのマイクロアンプに歪みを追加するモデファイをしてみます。
3inエフェクター試験ボードに搭載したマイクロアンプの所にドライブツマミを増設します。今回は仮に1MΩ(1000k)を使います。
回路に挿入する場所ですが、OPアンプの2、6番に入っている56kの抵抗の値を変化させるように直列に挿入します。
必要なら、出力の10kΩの抵抗の手前にクリップを追加します。
次の工程は
🚙ドライブの追加実験
増幅率のアップ用のボリューム1MΩは、良い加減にドライブの調整が出来ますね。出力のクリップも追加して歪みの加減を試します。クリップ試験用のブレッドボードを出して来ました。ODとディストーションでは、同じクリップでも感じが変わります。
ガバナーのLED、Zendrive のFETクリップ、パワーダイオード、シリコンクリップと試してみましたが、一番しっくり来たのはシリコンでした。
😓組込の構成
あとは出力のレベル調整ですが、歪み調整を500k位で固定してレベル調整とゲイン、クリップ切替は無しでシンプルですかね。
元のマイクロアンプの特性を残したいなら、歪み調整を付けた方が良いですね。調整0で元のマイクロアンプになります。
クリップとレベルツマミを追加しました。出音は良好で、ゲインを上げていくと歪みが乗るようになりました。アウトにクリップを付けたので、音を大きくした時のクリーンが失われます。大きい音の時のクリーンが要るならクリップをオンオフする切替が必要ですね。
🚙クリップ切替を追加
背面です。
切替はクリップ有無です。レベルが無いと歪ませるのに音が大きくなりますが、調整が出来ません。マスターレベルが付いた事でゲインで大きく歪ましても、マスターレベルで音量調整が出来るようになりました。
クリップ切替は、クリーンか歪みの切り替えが出来ます。増幅率はノーマルのままですが、充分歪みますね。
切替スイッチは1個端子が空いているので、追加したければ別のクリップを追加できます。
😓オリジナルの構成との比較
オリジナルは1ノブのシンプルな構成で、レベルとクリップ切替の付いたものと並べてみると同じものとは思えないですね。
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