先日も色違いの写真を載せましたが、我が家の天井にはバルーンが飛んでいます😊
上からパンダたちが眺めてて、癒されます🎶
さて、今日はメダカさんの登場です🐟✨
5月24日。
スティールパンで童謡唱歌(144)
『めだかの学校』
作詞:茶木滋
作曲:中田喜直
1950年(昭和25年)に茶木サンが作詞し、1951年(昭和26年)3月、NHKのラジオ番組「幼児の時間」のコーナー「歌のおけいこ」で発表されたそうです。
レコードも発売されて、片面には、サトウハチローサン作詞、中田喜直サン作曲の「かわいいかくれんぼ」が収録されていたということでした!
◎作詞の経緯
作詞・茶木滋サンは東京の製薬会社に勤務するかたわら、童話や童謡を作っていたそうですが、作詞をした時に参考にしたのは、依頼が来る4年前の1946年(昭和21年)に神奈川県小田原市にある荻窪用水で息子サンと交わしたやりとりだったそうで。
その4年後の1950年、雑誌に書いた童話を放送したいと、NHKサンから茶木サンに連絡があり、その打ち合わせの際に、茶木サンが本職である童謡を作らせて欲しいと要望を伝えだそうです。
NHKサンは「春先に放送する明るい歌」という条件を出した上で、茶木サンの要望を受け入れたとのこと。
茶木サンは息子とのやりとりを思い出して詞を完成させたそうです!
ふとした瞬間を作品に生かすことができる才能、私もいろんなアンテナ張っておきたいと思いますっ!!!笑
◎作曲の経緯
茶木サンが作った詞は、曲を担当する中田サンのもとにNHKサンを経由して届けられたそうです。
当初、茶木サンが作った歌詞には特定の歌詞の繰り返しが存在しなかったそうですが、その箇所を繰り返した方がいいという知人の女性の指摘を受け入れた中田サンは、歌詞を変更した上で作曲を行い、楽曲の完成へと至ったとのこと。
「繰り返しがないと8小節で曲がまとまってしまい、小さくまとまってしまう…」ということも、理由のひとつだったそう。
中田サンはこの作品について、作曲した当初は多くの人々に歌われ、親しまれるようになるとは思わなかった…と証言していたそうです。
発表された当初は
「新しい童謡はなじみがなくつまらない」
「昔からある童謡がいい」
…などと批評されたこともあったそうですが、やがて日本中に知れ渡り、1954年(昭和29年)には文部省芸術選奨文部大臣賞を受賞した…と!!!
また、2007年(平成19年)に文化庁が選定した「日本の歌百選」に選ばれたそうです。
2013年の保育士実技試験課題曲に取り上げられた…とのこと。
◎茶木滋(ちゃき しげる)サン
1910-1998、神奈川県出身。
日本の作詞家、薬剤師。
◎中田喜直(なかた よしなお)サン
1923-2000、東京都出身。
日本の作曲家。
お父さまは『早春賦』で知られる作曲家の中田章サン。
では行ってきまーす!