Steel Pan 珠(たまき)

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313きょくめぇ〜☆

2023-11-09 06:30:00 | スティールパンで童謡唱歌
スティールパン×パンダ🐼♡
大好きすぎる❤️


朝ブログをアップするために、前日の夜にブログを準備するわけですが…うーん、久々に眠すぎて、途中でスゥーっと寝てしまって意味のない言葉を書いてしまったりしてました😆

11/9、さぁ、今日は忙しいぞ。
1日の予定が3本立て。
元気いっぱいがんばるどーん!!!

*****♪*****

11月9日。
スティールパンで童謡唱歌(313)
『風』
作詞:C.G.ロセッティ
訳詞:西條八十
作曲:草川信


昨日に引き続き、西條八十サンが関わっている曲(=訳詞)です。

イギリスの詩人クリスティーナ・ジョージナ・ロセッティサンの詩を、西條 八十サンが訳詞、それに草川 信サンが曲を付け、1921年(大正10年)に雑誌「赤い鳥」で発表された曲です。

◎イギリスの詩人・クリスティーナ・ジョージナ・ロセッティサンの原詩。
↓↓↓
Who has seen the wind?
Neither I nor you;
But when the leaves hang trembling
The wind is passing thro’.

Who has seen the wind?
Neither you nor I;
But when the trees bow down their heads
The wind is passing by.


◎原詩に対して…
西條八十サンの訳詞はこちら。
↓↓↓
1.
誰が風を 見たでしょう
僕もあなたも 見やしない
けれど木(こ)の葉を ふるわせて
風は 通りぬけてゆく

2.
誰が風を 見たでしょう
あなたも僕も 見やしない
けれど樹立(こだち)が 頭をさげて
風は 通り過ぎてゆく


◎「誰が」という歌詞には「たあれ」と仮名がふってあるそうです。
風は目に見えないけれど、木の葉をふるわせて通り抜けて行くのを見ることができたり、樹立(こだち)をゆらゆらさせて通り過ぎて行くのが見えるよね!…という感じですかね、そのままですが!笑

詩の表現って、端的で趣があって素敵ですよね。

◎歌詞を調べていたら『風立ちぬ』というワードが出てきました。
『風立ちぬ』では、主人公がこの詩を読むシーンがあるそうですね。(見たことない…見たい…!)

映画の中では最後の方が主人公のコトバに変えられているそうですが…。

◎この「風」というのは、クリスティーナサンの詩だったり、西條八十サンの訳詞だったり、その映画の中であったり…何を伝えているのだろうか?と思いました。

あれこれ調べていたら、なるほど…と。

→見えないものを感じること、見えないけれど存在し、見えないけれどこの世界に作用を及ぼしている、ということ。

→映画の中では、風とは、夢を目指すことであり、生きることである…という解説がありました。
さらに言うなら、生きるというのは夢を追うこと…とのこと。

この短い詩の中から広がる世界。
いろいろな、人それぞれの解釈もあるでしょうね。
素晴らしい曲を演奏できました。


◎「スティールパンで童謡唱歌」で弾いた西條八十サンの曲は昨日の解説内に入れたので、本日は草川信サンの曲を!

『ゆりかごのうた』

『どこかで春が』

『汽車ポッポ』

『みどりのそよ風』

『風鈴』

『夕焼け小焼け』


◎明日も「風」が歌詞に出てきます!でも、え?そんなタイトルだったの?って感じでした☆
お楽しみにー!

コメント
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