昆虫嫌いの人が増えていますが、じつは私は昆虫大好き人間です。
昆虫写真を中心に定年後写真を撮り続けています。
読売新聞にも「昆虫百面相」という写真エッセイを6年前に1年間連載させてもらいました。
そんなことで、昆虫の顔に異常なくらい興味を持っています。
そんな撮影をしているうちに、ネコのいたずら書きのような模様を持つテントウムシの蛹を見つけました。
キイロテントウムシという種類で、キュウリなどの葉につく白カビ(うどんこ病)を食べるという変わった食性の昆虫です。
昆虫百面相の連載のせいか、とにかく昆虫を真正面から撮るという癖が付いていますので、
このテントウムシの蛹も正面から撮ってみて、驚きました。
まるで、誰かがいたずら書きをしたみたいなネコの顔がそこにあったのです。
神様のいたずらかもしれませんが、ネコに擬態しても何の利益もないと思うのですが・・????
大きさは5ミリくらいの大きさです。
成虫になるとこんな顔になってしまいます。
昆虫の世界にも、不思議な世界があります。
虫嫌いの人もこの程度なら許せるかもしれませんが。ネコばっかりでは飽きるのではと思って。