ネコは生まれて2ヶ月の間がそのネコの性格、人との付き合い、人なつこさ、愛想のよさなどが決まると言われています。
ネコは人間に比べて成長が早いので、この2ヶ月というのは人間で言えば3才に当たるのかもしれません。
人間に関しては「3つ子の魂百までも」ということわざがありますが、ネコの場合は「2ヶ月の魂百までも」となるわけです。
ブリーダーの方も、この2ヶ月は大事な期間として、子ネコに接します。
この間に、どれだけ人にかまわれて育ったかで、その猫が人や他の動物に対する、態度が決まってきます。
この間にあまり人と接触しなかった猫は、人に対しても、他のネコに対しても愛想の無いネコになります。
この間はネコの母親も”猫かわいがり”にかわいがります。
ですから、ブリーダーの方は母ネコに真似て猫かわいがりをするのです。ブリーダーさんにとって子ネコは商品ですから
無愛想なネコにしてしまっては、商品価値が下がってしまいます。
この期間に猫可愛がりされた子ネコは、人好きになり、社交的で他のネコとうまくやって行けるネコになります。
ペットショップで、ネコを選ぶときも、あまりにも若すぎるネコは要注意です。
これはイヌにも同様なことが言えます。
あまりに若すぎるときに親や兄弟と離されたイヌは、社会性がじゅうぶんの育っておらず、問題犬になることが多いです。