いやいや「お座り」して、「お手」をするちゃーちゃん
犬は、飼い主の言うことを聞いて、ほめられようとするので、芸を仕込むのが容易です。
しかし、ネコは飼い主の言うことを聞く,言うとおりにするということ自体が理解出来ないのです。
芸を仕込もうとして、なにかをさせようとしても「なんでそんなことしなくちゃいけないの??」
「バカなことさせないでよ」と思うのがネコです。
ご褒美におやつをやるよと言っても、そんなことしなくちゃならないなら、いらないわよ。フン!となります。
ちゃーちゃんは、「お座り」、「お手」をやるようになりましたが、けっこう時間がかかりました。
お腹が空いて、ご飯が欲しいと鳴いたときに、ご飯を用意して、
お座り、お手をしたらご飯をやるようにして、やらないときは、ご飯をやりません。
これを繰り返すうちに、お座り、お手をやるようになりました。
それでも、気分が乗らないときは、「うるさい!もういいわよ!」とばかり、プイとどこかに行ってしまいます。
でもやはりお腹が空いて、ご飯ほしい、と鳴いたときに、また「お座り」、「お手」と繰り返すうちに、
とにかく、お座り、お手をしないうちはご飯がもらえないのだ、分かってきて、最近はいつもやるようになりました。
でも気まぐれネコさんなので、気分が乗らないときは、意地でもやりませんね。
空腹を我慢して、ふてくされて寝てしまったりします。
さすがに、お腹がぺこぺこの時は、自ら、先手を打って「お座り」をし、「お手」と言わないうちに手を上げたりします。
いまは、どちらかというと、イヤイヤやっていますが、いちおうお座り、お手は必ずします。