もうすぐにでも獣医の所に駆け込んで、避妊手術をしてと思ったのですが、
向こうもいろいろスケジュールがありますので、明後日に連れてきてくださいということになりました。
もう一晩、泣き叫ぶネコと過ごさなくてはならなくなりました。
そこで、綿棒の知恵を授けてくれた教授に電話して、経過を報告したら、
「それは、綿棒の突っ込み方が足りなかったんじゃないか?」
「もっと奥まで突っ込んで、だしいれして、ひねくり回さなくては・・・」
えええっ!そうなの?おっかなびっくり綿棒を入れ、稚拙なテクニックだったので効き目がなかったということです。
しかし、もうこりごりです。発情が炎上したチョロは人間である私にスリスリしてくるし・・・
義母も何か怪しい?!と疑っているようです。義母にはこんな事をするとは話していませんでした。
とにかく、1日おいて、病院に連れて行くことになりました。
駅の前を通ってその向こうにある動物病院です。歩いて行ける距離なので、
ネコ用のキャリーバックに入れ、家を出ました。
チョロは、キャリーバックに入れて移動するのは初めてだったので、
キャリーバックみて、なんだこれは?と面白がって自分から入ってくれました。
そして、家を出発したとたんです。またすごい声で鳴き出したのです。
「ウギャー!ゴッワー!ブギャー!!」
それは発情の声ではなく、いやがっている声ですが、それがなんとも凄まじい声で
今までに聞いたことのない、怪獣のような大声でした。
このまま駅前を通ると、道行く人々が、みんな振り返り、何事か!?と騒ぎ出すかもしれない。
動物を虐待している人がいると通報され、パトカーが来るかもしれない?
そんな不安がわき起こり、駅前に行く道の寸前で家に戻ることにしました。
そして、家から近いのに車で行くことにしたのです。
つづく、