朝の詩 「百日百夜」

震災から1年10ヶ月目　かき消されていく呟きを
「百日百夜」
　　　　　　　　　　　　　　福島県会津若松市　滝沢　幸助　87
野にも山にも
雪が降り込め
今年も冬が来た
今日から
百日百夜
只ひたすら
春を待つのです

荒れ寺に寝た夜の雪
よっぴて歩き明かした
夜の雪
八十八年は皆私の命
私のいのりです
・被災地の人々の孤立感を共有するために・
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「更紗（さらさ）ボケ」 茶花 鎌倉にて

“鎌倉でさがした茶花”
「更紗（さらさ）ボケ」　


紅白咲き分けるボケを言います　ボケは年末に咲くボケ　
紅ボケ・白ボケ緋紅色ボケなど色々、鎌倉浄妙寺の本堂
が北風をさえぎってくれて、3月を間違えたのか
名歌　花木瓜の　ふくらむいろよ　しましあれ
　　　　　　　　豊かな夏の　光にゆかむ（土田　耕平）　
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「手を使って移動している動物は」

「
人は足を使って歩いたり走ったりします。これは位置の移動です。動物は4本の足を
使って移動しますが、2本足です。人の手は位置の移動には使われなくなりました、
その代り手を使っていろんな事が出来ます。この手の動
きは位置の移動には無関係です。

位置の移動のために、手だけ使っている動物は有るでしょうか？鳥かしら、確かに
鳥は手、つまり羽を使って移動します。でも地0面を歩く時は足を使い、水鳥は足を
泳ぎに使います。

正解はコウモリ。コウモリの足は止まる時に使い、移動はもっぱら手です。コウモリ
の羽は要するに腕ですが、羽になっている、本当は手なのです。指の間の膜が広がっ
て、水かきみたいになっています。もちろん水ではなく「空気をかく」のですけど。

コウモリは位置の移動に手だけを使うと言う意味で、人とは対照的です。その一例は
直立でなくて、倒立（とうりつ）する事です。一生の8割は逆立ちして暮らす。そう
いう話があります。構造が上下逆になっているのです。養老先生さかさま人間学より
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