日本で最も雷の多いのは金沢で、1年間に雷が観測されたのは42,4日。2位以下も福井、新潟の順に続く。気象庁が気象台ごとにまとめた平年の雷の観測日数では、北陸地方を中心に上位5位までが日本海側の都市が占める。
ランキングでは北陸地方が圧倒的な強さを見せるのは、冬に雷が多く発生する為だ。シベリヤ大陸から吹く冷たい寒気と、沖合いを流れる暖流との温度差により、雷雲が発生しやすくなる。
金沢の月別の観測日数は12月が約8日と最も多く、最も少ない5月の6倍以上になる。
逆に全国の気象台で最も少なかったのは北海道の釧路と帯広でともに4・9日。都道府県でも札幌の8、8日が最小だ。首都圏の東京や横浜は約3日で、金沢に比べ8分の1以下にとどまる。
雷は、雷雲の中の氷の粒が擦れてできる電気が放電する現象だ。気温が低い冬に雷雲の位置が地上に近いことが多く、地上から雲に向って放電する上向の雷が多い。
冬の雷は夏の100倍のエネルギーを持つといわれ、人身事故や風力発電所のへの落雷被害など後をたたない。しかし観測は難しい為、その性質にはいまだ謎が多い(日経新聞より引用しました)
※地震・雷・火事・親父、前に「高幡山の杉に雷が落ちて」凄い破壊力だった
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