「ニッポンの嵐」のこと

全国の小、中、高等学校に無償配布されたという‘嵐本’
実際に目にすることができました。

約26.5×22、厚さは2㎝強。

全200ページ。オールカラー。

装丁も紙質もしっかりした本当に素晴らしい本です。


中身はさらに素晴らしい。

「自分が暮らすこの国のことを
もっと知らなきゃいけないんじゃないか？」

そんな気持ちから始まり、もっと知りたくて、
それぞれがそれぞれの旅に向かう。


確かに写真もたくさんで、まずはそこに目が行ってしまうけど、
ちょっと字の細かい記事を読んでいくと、いつもながら、
どんなことにも真剣に取り組んでいくメンバーの姿に感動してしまう。

「日本のいろんなところで、みんながんばってるんだなぁ」
素直にそう思える。

人気絶頂の嵐のメンバーが、自分の足で訪れ、
全身で感じて、体験して作った本だからこそ、
伝えることのできるものがあるんだと思う。


「僕たちにとって大切なこの1冊が
多くの人にとっても
大事な1冊となりますように」

本の最後には、こう書かれています。


‘多くの人に’

読んでみて、私もそう思いました。

できるだけたくさんの人が、嵐のメンバーが感じたことを
自分のことのように感じて、この国のことをもっと考えるように
なってくれたらいいなぁ。

「今自分たちがやるべきことは、
きっと日本人である自分自身にきちんと誇りを持つこと」

学生だけじゃなくて、たくさんの人にそう思ってほしい。
子育てしてるお父さん、お母さん。
仕事が忙しくて、自分を見失ってしまいそうな人。
先行きの暗い社会に不安いっぱいの就活してる人。

ニッポンのたくさんの人に嵐からのエールが届いてほしい。

‘全校、無償配布’すごいことです。

相当、お金かかってるだろうに、
‘子どもたちのために’‘無償で’配るなんて、
とてもとてもありがたいことです。

でも、日本中の嵐からの元気を分けてもらいたい人たちのために
一般販売を考えてほしいです。

見られないものだからこそ、見てみたい。
そう思うのは、仕方のないことです。
その気持ちに付け込んで、なにか悪いことが起こってしまわないうちに。

今朝の‘ズーム　イン’で羽鳥さんも言ってたじゃないですか。
「これ(ニッポンの嵐)を巡ってトラブルが起きないことを
私は祈りたいですけれども」

誰もが、定価で、普通に、手に入れることができるように、
どうか、一般販売、考えてみてください。