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嵐・大野智さんとにゃんこをこよなく愛するワタシの日々のあれこれ

京都旅日記②

2012-03-29 00:08:13 | 旅行・街歩き
京都2日目。

今日は鞍馬山、貴船神社方面に行く予定ですが、
その前にまずは朝ごはん。

今回のツアーは食事がついてないというのも、
ポイント高いんですね。
京都には美味しいものいっぱいありますからね~。

まず、地下鉄に乗って、錦市場へ。

おいしそうなものたくさんありました。
京野菜とかも東京より全然安い!
湯葉とか、じゃことかも買って帰りた~い。

食べ歩きできるものもいろいろありましたが、
実は朝食に狙っているお店があるので、
ここでは‘ふくさ焼き’のみにとどめました。
青菜や鳥肉が入ったふっくらだし巻き卵。
おいしかった~!!

そして、9時半開店のこのおそば屋さんへ。



*本家尾張屋 錦富小路店*

なんと、500円でおそばとかやくご飯のセットがいただけるという!!
(昼間だと1000円以上するのですが、朝11時まではこの値段だそうです)



早くに来ていた私たちに「お待たせしました」と言って、
通してくれたお店の方は、歌舞伎の中村勘九郎さん(前の勘太郎さん?)
に似ていて、とても感じのいい対応でした。
ちょっとした会話とかが楽しいんですよね~。



お店の前にある井戸で水を汲んで、鞍馬へ出発!!

バスで出町柳に向かい、そこから叡山電車に乗ります。
‘叡山電車’森見ファンなら、その響きだけで、もうワクワクしちゃいますよね。

切符売り場の横に案内所があったので、どの切符を買うのが一番いいか
聞いたのですが、そこのおばさまの親切なこと!!

私たちは始めに貴船まで行って、貴船神社をお参りして、
山を抜けて、鞍馬寺に向かおうとしていたのですが・・・。

地図を持ってきてくれて
「ここはホント、キツイから。登りよりは下りのほうが楽だから」
そう言って、鞍馬から貴船に向かうルートを勧めてくれました。

体力には割と自信のある私たちでしたが(正直、私はアヤシイが)
ほとんどが山道と思えるルートの中で、ピンポイントで
「ここはキツイ!」と教えてくれたからには、相当なのだろうな、
と思い、その言葉に従うことにしました。

このおばさまには、本当、のちのち大感謝でしたよ~。



矢二郎兄さんが化けた…訳ではない叡山電車に乗って、鞍馬へ。



駅前には大きな天狗のお面。

それにしても、寒いです。
京都の寒さプラス山の寒さですね。

さて・・・

一体、どれくらい歩いたんでしょう?

途中、ちらちらと雪が降ってくる中、白い息を吐き、
若干汗ばみながら、まずはひたすら登りました。
あまりに続く石段に、途中休憩を要請しまくりでした。

鞍馬寺の管理している範囲だからなのか、
登りのうちは石段もきちんと整備されていて、
キツいけれど、足場はしっかりしていました。

義経が修行をしていたと言われる‘木の根道’あたりからでしょうか?
丸太で作った階段(?)が崩れていて、さらに雪でぬかるんで
滑りやすくなっていて、とにかく神経使いました。
手すりにつかまり、足元を確かめて進むような感じでした。

これが登りだったら・・・

恐ろしい話です。
切符売り場のおばさま、本当にありがとう。

あと少しで貴船川に着くという頃、貴船側から
パンプスを履いて登ってきた女性を見かけました。
ガイドブックにも‘歩きやすい靴で’と書いてあったのに。
彼女はどこまで行けたのでしょう?


ようやく、貴船神社に着いて、まずは水占みくじを。
私は普段、おみくじをひくことはほとんどないのですが、
なぜかここではひいてみようと思い…。

重ねてあるおみくじの一番上を取って、御神水に浸すと…。



「大吉」!!

やっぱり、何か、予感があったのかな?

奥宮まで歩いて、戻ってくる途中でお昼ご飯。
抹茶パフェがおいしそうだな~とチェックしていたお店へ。



*貴船倶楽部*

ログハウス風のとてもオシャレなお店でした。
釜飯セット(1500円)を頂いたらお腹いっぱいで、
パフェまで行き着けなかった。残念。

ご飯を食べている間、かなりの雪が降っていました。
本当に寒いんだなぁ。

雪がやんだので、バスで貴船駅まで行って、叡山電車に乗って、
再び、鞍馬へ。

この日の一番のお楽しみ、鞍馬温泉です♪



私たちの買った切符は「鞍馬・貴船散策チケット」というもので、
叡山電車の往復+鞍馬寺入山料+露天風呂入浴料で2120円が1700円!!
入浴料も込みなんて、ホント、お得な気分です。

露天風呂は正面に鞍馬の山々が見える素晴らしい景色。
そこにタイミングよく雪が降ってきて、最高の眺めでした。
山歩きの疲れも落ち着いて、身体もあったまって、
やっぱり、温泉はいいなぁ~。

のんびりしたところで、帰路に着きます。

出町柳についたら、急ぎ出町商店街へ。

森見ファンならずとも、是非とも食べてみたい
出町ふたばの豆餅を買いに走ります。
5時半閉店なのに、時間は既に5時15分!



あわてて行ったら、まだまだ人が並んでいました。
私たちの後からも次から次に人が来てました。

無事ゲットできた豆餅を持って、鴨川デルタへ。
森見ファン&万城目ファン、憧れの地です。

それが、不思議な光景でしたよ。

蛾の大群、ならぬ、トンビの大群(多分、トンビだと思うんですが)
ぱっと見ても、10羽以上は飛んでいました。
出町橋の近くをぐるぐると回るトンビの群れ。
その下の鴨川には、サギやらカモやらが餌を食べるのに集まり、
河原にはスズメたちがかたまって、のんびりしていて。

なんでこんなに鳥たちが集まっているんだろう?

トンビを激写するのに大騒ぎだった私たち。
一段落ついたところで、ようやく鴨川デルタへ。



亀の形だったり、千鳥の形だったりする石をぴょんぴょんと
飛び越えて行きます。意外に流れが早く、水量も多かったので、
落ちないようにちょっとドキドキ。

なのに、反対側から自転車を抱えた学生風の男性が!!
地元民なのかしら?大胆だわ~。

憧れの鴨川デルタで食べた出町ふたばの豆餅は、
シチュエーションも手伝って、とにかくおいしかった!
ふわっと柔らかいお餅、ゴロゴロ入った豆はほんのり塩味で、
中のこし餡と引き立て合う!しあわせなおいしさでした。

次に目指したのは京都大学。

今出川通りを歩いていると、かわいいパン屋さん発見!



ベーコンエピを買って、歩きながらムシャムシャ。

百万遍交差点の手前をちょっと入ったところに
日本で唯一の金平糖の専門店、‘緑寿庵清水’を発見。



一子相伝、習得まで20年、そうやって生み出される手作りの金平糖。
実は、今回は留守番している長男くんのリクエストがここの金平糖
なのですが…。
残念、5時で閉店でした。
京都はどこも早仕舞いなんですね。
8年前に来たときには、清水寺の近くにもお店があったんですが。
まだあるのかな~?



夕闇に佇む京大、時計台。
もう、すっかり暗くなってしまってます。
急いで、京大の奥にある吉田神社へ向かいます。



観光スポットとしてはあまりメジャーじゃないけれど、
広くて、手入れも行き届いた大きな神社でした。
ここで年に一度行われる‘吉田代替りの儀’は本当にあるのかは
わからないけど、‘節分祭’はもちろん本当にありますよね。
暗くなった境内で「きつねのはなし」を思い出しそうになって
ブルブルッときてしまいました。

さんざん歩いて疲れ果てた今日はデパ地下でいろいろ買い込んで
部屋で食べることにしました。