若かりしとき、わたしは思っていたし、人にも言っていた。せっかく生まれて来たからには色んな体験をし、さまざまな思いも味わいたいと。そうでなければ、死ぬとき必ず後悔するから。そして、年を重ねて現在に至った。
わたしは痛感する。なんて、思い上がっていたのだろうと。わが子を死なせてしまったのも、よく考えてみたら成るべくして、そうなったような気がする。そして、何年経っても立ち直れないで、心が辛くてのたうちまわっているのも、自分の深層心理のどこかで、そういう感情にあこがれていた? 今更、後悔先に立たずという言葉が胸を刺す。わたしは取り返しのつかないことをしてしまった。自分で死ぬ勇気もないくせに、死ねない理屈をあれこれ自分に言い聞かせて納得しさせる。そんな自分に我ながら唾を吐きかけたくなる。波乱万丈の生涯を夢見ていた自分を直ぐにも抹殺したい。まだ、文鳥たちがピイチクパァチクやっているから、あの子と一緒に暮した延長上に居るような気がして、いくらかでも気持ちが救われているけど。
ピーとチャピー、何時までも元気でね
ココに記事を書いてください。
あの子は夏祭りで金魚すくいが好きで、得意だった!し
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます