お盆の入り墓参りに実家に行った、満96歳になる母は元気で最近の事を忘れる物忘れがひどいだけで元気だ。父は秋に誕生日を迎え同い年になるが、時々畑に出て草むしりなどをして、好きな時に好きな酒を呑んで赤い顔をしている。集落で一番の年長者にあんるとか。ゆき。常日頃年寄がお世話になっている御礼を兼ねて盆礼を済ませ、娘が一日遅れて来たので一緒に墓参をした。雨が上がり暑くもなく墓参りには丁度良い日よりだった。久しぶりに会う孫に両親も嬉しそうだった。盆明けにまた来るのですぐにまた来ますと、おいとまを告げて帰路に可愛らしいポニーを見つけ車を停めて「写真を撮らせてください」とことわったら上にサラブレットが居ると教えられこちらも見せてもらった。趣味で育てているとの事で乗馬の訓練せず、人を乗せた事が無い馬体崩れずに綺麗だというように、手入れされた毛並、すらりと伸びた足はまさに芸術品の様な見事な美しさ。見とれていたら、まとわりつくハエを尾で払いながら後足を蹴ったものだから湿った泥が顔や服を直撃泥だらけになってしまった。蹴られたのでなく泥だけだったのが不幸中の幸いと飼い主に礼を言い辞去した。
13歳になるというが可愛らしさはまだまだ、ブラウンのたてがみと尾っぽが長く美しい
底光りする毛艶、すらりと伸びた無駄の無い肢体は芸術品のような美しさ、まさに観賞馬だ