Truth Diary

パラリンピック障害別の呼称

 連日パリ、パラリンピックでの各アスリート達のメダルラッシュにマスコミも国民も沸き立っているがその中で水を差すようなひとつ気になることがある。世紀の快挙と言える金メダル獲得を伝える放送でアナンンサーが「知的障害の部門で○○さんが金メダルを」と報じることである。
 以前は新聞なども障害者と漢字表現していたが害とい漢字が負をイメージして印象を悪くするという理由で「障がい者」と、かな表記するようになった経緯があり障がい者のイメージを慮った報道だとの印象をもっていた、テレビ、ラジオなどの音声では知的障害者と明確明瞭に報じている。一般の人がその言い方をダイレクトに感じ取れば、知的に問題がある人、イコール「呆けたかのような人」との負の受け取り方をされはしないかと感じて当惑する。これに近い表現のしかたに、近年は精神分裂症を統合失調症と名称を変えている事例もある、正確でダイレクトな名称はケースバイケースで使うべきではないか。悪い印象を持たれる呼称は 当事者は勿論、その家族の方々でさえ名誉ある快挙を報じてもらうのに素直に喜べないのではないかと思ってしまう。
 そこでカテゴリー○○など別な表現はできないものかと考える、パラリンピック組織委員会は無理でも例えば日本だけでも、メンタルハンデーカテゴリーなどと表現を代えて放送することは出来ないものか。身体障害者以外のこうした方々へ配慮したもうひとつのオリンピックでこそ皆で喜び合える真のスポーツのの祭典になるのではないかと思う。

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