多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

いったい何を信じたらいいのやら

2010-07-22 22:33:20 | Weblog
小さい頃から新聞読め~
って言われてたけど・・・


今日会社のエレベーターに乗ったら,なんかうちのことが書かれた記事が
印刷されて貼り付けられていたんです.
それがおもいっきり自分の仕事内容なんですよね.

誰がインタビューに答えたかも知ってるんですけど
その内容といったらまあ・・・

別に,そのインタビューの答えが悪いとかインタビューした人が悪いとか
そういうことが言いたんじゃないんです.
インタビューから記事になるまでの工程にふと思うことがありました.

言われた数字が本当に現実味がある数字なのかを
同業他社にも取材したりして自分たちで検証して
それに対する見解とかそういうのはないんだな~って.
言われたことをうのみにしてただインタビューとして記事にする.

それをふだん見ている新聞の記事でもやっているとしたら
それってかなり怖いですよね.
だって誰にどのように取材をするかっていうのは新聞社が自由に決められるわけで
大切なのはそれが事実なのかとかいろいろ検証をどうやってそこから
どう自分達の結論を出して記事にするか.
もちろん私は新聞社で働いたことがある人じゃないんで
どういう風に仕事をするのが“普通”なのかを知りません.
ただ取材してそれを記事にする
それが普通だとしたらイヤだな~と思いました.

“新聞を読みなさい”
っていう言葉には“新聞”に対する根拠のない信頼感みたいなのが
あると思うんですが,結局新聞の記事を書いている人がこんなのだったら
ホント根拠のない妄想に自然と取りつかれているような気がします.


うちの記事なんてどうってことないことだと思うんですが
こういうのを見るとふといろんな記事を疑ってしまいます.


まあ何を信じたらいいのかって考えるんじゃなくて
いろんなものを読んで,その中で自分自身で検証しながら
どういうことなのかを理解していこうって姿勢が必要なのかもしれませんね.

何を信じたらいいんだろうって思っている時点で私自身が一番ダメなのかもしれません.

テレビてやってた~
っていう言葉はそれをまるで完全に信じて根拠にして話をしたら
バカにされることですけど
そのうち“新聞に書いてた~”っていうのもそうなるのかも(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする