多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

天津市雑技団 7月公演の案内

2018-06-28 20:22:15 | 杂技の雑記
中国の雑技団の公演は北京や上海の外国人向けを意識した常設公演と
HanShowやDaiShow、The House of Dancing waterのような超大型の常設公演を除くと
あまり情報が得られにくいです。
実際、広州市雑技団は公演を逃しちゃいましたしね。
そんな中、珍しいぐらいに情報がオープンで、しかもほぼ毎週の勢いでなんらかの公演があるのが
日本とも目と鼻の先の中国、天津にあり天津市雑技団です。
今まではあまり紹介してませんでしたが、せっかくなのでここでも紹介してみようと思います。

儿童杂技剧《精卫填海》
华夏未来剧场 7月1日、8日ともに10時、14時、16時からの3回公演
このショーのタイトルは卫を衛の字にすると意味が分かる人いますか?
日本語の四字熟語にもなってる言葉なんですが、そのことを含めて辞書を調べて初めて知りました。
「人ができそうにこないことを企てて、結局それが無駄に終わること」
中国の古代炎帝の娘が溺死して変身した小鳥の名前だそうです。
その小鳥は自分が溺死した海を小石や小枝で埋めようとしたけど、結局効果はなかったという
伝説に由来するそうですが、、、、
確かにポスターの中央は小鳥のようですが、どこか明るい感じがしますね。
どんなショーになっているか、想像もできませんが
1つ言えるのは最高の雑技はそれが実際に完成するまでは
他人から精衛填海と思われてたに違いないってことかな。

杂技儿童剧《玩具王国奇妙夜》
光华剧场 7月6日19:30 7月7日10:30 14:30 19:30
宝坻剧院 7月22日 、23日ともに 14:30 19:00 の2公演
そしてもう1つが

全新儿童杂技剧《白雪公主》
二宫剧场 7月20日19:30 7月21日 10:30 14:30 19:30
雑技の白雪姫ですね(^O^)
どの公演にも儿童の文字が付いていて、子供たちが楽しめる公演を作っているのが分かります。
子供の頃から世界トップクラスの雑技に無意識のうちに触れられる。
そんな環境が天津にはあるんですね。

ちなみの私個人が一番見たいのは

综艺展演
ようするに演目総まとめ公演です(^ ^)
が、7月は予定がないようです。6月だと4日間あったのでそのうちまたやってくれるでしょう。

天津は春秋航空であったり多くの直行便がある街です。
興味がある方は是非気軽に足を運んで本場での雑技を楽しんでください。
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