シルクパミリア初公演の様子が公式にYoutubeにアップされてます

2018/06/03シルクパミリア初公演


以前、こちらでもギリギリ(日曜の公演を金曜に紹介という^^;)に紹介した
シルクパミリアの初公演の様子が動画としてアップされているので紹介したいと思います。
シルクパミリアはサーカス情報発信センターを運営されているダンボさんが立ち上げたサーカスグループです。
ダンボさん自身も男子新体操の経験があったり、実際に外で演技をされたこともある方ですが
目標を《サーカス団立ち上げ》に明確に定めて、今できること、未来に向けて必要なことを
必死に自分で考え、実際に行動されている方です。
その大きな一歩はやはりスイスのサーカス学校に合格したことでしょうか。
個人として学ぶこと。
そしてサーカス団としてどうショーを行うのか。グループのリーダーとしてやることを
学び実践する第一歩がこの公演だったと思います。
私自身は残念ながらその記念すべき一歩に立ち会うことはできませんでしたが
一人のサーカスファンとして日本にこうやって具体的に未来のサーカス団に向かい進まれる方が
おられることをとても嬉しく思ってます。
サーカス的な芸を学ぶ人、演技をする日本人はいます。
しかしその多くはイベントで単発的にやるサーカスだったり、どこかのサーカスを渡っていったりという
活動に限られてます。
日本に今存在する常時公演を行なっている、テントを張ったサーカスはたった3つ。
しかもそのどれもが外国人演者に頼ったものばかり。
(木下大サーカスは日本人による日本らしい演技を演目に入れることをされてますが
正直それをメインに持って行けてない。実際外国人と違ってローテーションでさせてたりする)
そういったサーカスも必要だと思いますが。
海外から招聘してどうだ〜ってサーカスだけではあまりに寂しいです。
これは明日や明後日、来年再来年という話ではないかもしれませんが
将来、ダンボさんを中心に日本のサーカス界に新しいテントがたてばいいな〜と願ってます。

山東省雑技団 杂技剧 《丝路欢歌》 公開！

シルクドゥソレイユのドラリオン(アリーナ)に多くの演者を派遣し
今もマイケルジャクソンを始め、いろんなシルクドゥソレイユのショーに芸人を派遣している山東省雑技団。
そんな山東省雑技団の雑技公演が始まりました。期間は一ヶ月。
タイトルは《丝路欢歌》 シルクロード賛歌、、、とでも訳せばいいのかな。
ショーの様子を見てみましょう







ドラリオンを思い出すスキッピングロープもありますね。
エアリアルフープなどはドラリオン出演時にしっかりと演技構成を受け取っていて
このショーでは分かりませんが、以前山東省雑技団に行った時は
まさかのドラリオンのエアリアルフープが見れたことにびっくりしたものです。
シルクドゥソレイユとの長年のタッグからショー作成に対してもいろいろ学んでいるようで
ここ数年、このような大型ショーが増えてます。
どのようなショーなのかは実際に見てみるか動画を見てみないと分かりませんが
期待していい作品だと思います。

公演期間は一ヶ月。毎週金土日の夜に公演があるみたいです。
公演時間は70分
チケット代金は60〜280元
1000円〜5000円ぐらいなので私ならすぐに飛びついてます。

武漢の図書館でにて夏菊花展が開幕！

夏菊花展
パッと見ると花の展覧会っぽいですね。
でも花は花でも世界を舞台に咲いた中国の伝説的な雑雑技界の花
夏菊花先生に関する展覧会です。
伝説的といってもご本人は健在です。
夏菊花先生にはさまざまな２つ名があります。
雑技の女王、雑技の外交官などなど。

そうなんです。芸人というだけでなく、中国伝統の芸術である雑技をもって
世界に中国を紹介し、世界との窓を開き続けたのが夏菊花という雑技芸人なんです。
有名な写真はこちらでしょう。

柔术と顶碗を組み合わせた演目です。
6歳で学びながらステージに立ち始めていた夏菊花は
この演目をたった一年ほど、20歳の時にマスターしたそうです。
そんな夏菊花先生も今日から武漢図書館で始まった展示会に来られています。


優しそうなおばあちゃんって感じですね。
普通じゃないのは、、、

今でもこんなことできちゃうことでしょうか(≧∀≦)

ちなみに武漢には以前も紹介しましたが雑技専用劇場
武汉杂技厅というのがあります。

こちらは夏菊花先生が湖北省出身ということで先生の働きで建てられたものです。
ということで実は、、、気づかれたでしょうか。

先生の演技はここにしっかり記録されてます。
武漢に行った時は是非探してみてください。

マカオの新しいMGMで始まるショー「Destiny」は8月末ごろに完成。。。らしい

さて、これはどこでしょうか。
正解は今年開通する香港、マカオ、珠海を横断する橋の人工島部分だそうです。
香港からのアクセスがよくなるのは飛行機代を抑えたい身としてはめっちゃ嬉しいです。
橋を通した記念に紙幣も揃えてくれたらありがたいんですけどね。
一応マカオでも人民元をそのまか使えるんですが
1パタカ 1元というぼったくり表記が多い(￣∇￣)

さて、そんなマカオで一番注目してるのはやはりこちら

新しいMGMホテルで始まる新しいショー「Destiny」です。
そしてそのショーに関してこんな投稿があったので、、、、
《澳门美狮美高梅 剧院，演出视频展示》
いつ始まるの？ってストレートに聞いてみたところ
8月末に完成するって回答を得ました。
ということは9月かな、、、
どうあれ、年末年始にマカオに行くと見られるっていうのは確定かなって思いました。
このショーにはドラリオンのワンジング、ワンシュエルイというメンバーが参加してるので
ドラリオンファンも注目ですよ。

六一儿童节の特番に九级浪登場！でもショートバージョン あとおまけ

六一儿童节 中国の子供の日です。
全くチェックしてなかったんですが、たまたまWeChatの友達のタイムラインで
テレビを見てる動画あって、よく見ると、あれ？それって中国雑技団の九级浪やん！！
ってタブレット片手にめっちゃびっくりしてました。
そしてこれってたぶん、、、、公式でYoutubeにアップされるよな
と思って検索したら、ありました〜
というわけで是非ご覧ください。
ただし！
フルでやると10分超えの演技なんですがテレビ番組ということもあって
ショートバージョンでの演技になってます。
あと、、、子供向けにいろいろ演出が加わって、、、
しかもその演出をやたら写そうとする。
いや、私は九级浪だけをしっかり見たいからもっとカメラ近づけて欲しいんだけど
なんて思ってました。
それでも公式でこうやって動画が残るのは嬉しいです。
(公式といっても中国雑技団ではなく、テレビ局の公式です)
[2018年六一晚会]杆技《九级浪》 表演：中国杂技团 | CCTV少儿


おまけ
実は中国から2週連続で友達が遊びにくるんで
今週と来週(正確には先週と今週かな)がバタバタしてます。
昨日は京都に行ってきました。
この友達は中央美術院出身の絵本作家なので絵画を中心に芸術にすごく興味があります。
そんな彼が見たいと言ったのが妙心寺の天井画雲龍図でした。
ぶっちゃけ私一人ならまず行かないです。友達が言ったからこその場所。
そして実物が想像以上に圧倒される天井画、大迫力でした。
基本、一人で行きたいとこを見つけては一人で行き
他人と予定が立てられないコミュ障気味な人ですが、自分と違う趣味の人が与えてくれる
機会って本当に貴重だと実感でした。
夜も京都をぶらぶらと。納涼床が始まってましたね〜
そんな夜の京都の写真でもどうぞ。ちなみに雲龍図は撮影禁止。








ちなみに写真は中国から来た友達の
Huawei P20 pro を使わせてもらってるんですが、普通にスマホを向けて
シャッター押すだけでこれだけの写真が撮れれば、確かにコンデジいらんかもって実感。
ドコモめ！ P20pro独占ずるい！！

① 明日開催のサーカス公演情報 ② 日本唯一のサーカス学校が最後の生徒募集！？

日本のサーカスに関する情報を2つ届けたいと思います。
１つ目は嬉しいニュースだけど、ぎりぎりすぎてここで書くのも今更感あるんですけど
せっかくなので。
2つ目は少し寂しい感じもしつつ、ただ希望者がいるなら応えてくれるって感じの明るいニュースです。

①6/3「僕らの文化祭」にてシルクパミリアによるサーカス公演開催！
はい！明後日です（笑）

このシルクパミリアはこちらのサイトを運営されているダンボさんが主催のサーカス団です。
ダンボさんご自身がスイスのクラウン学校への入学が決まっている方で、自身の演者としてのスキルアップ前に
未来の興行主としての大きな一歩となる作品になってます。
サーカスファンの方には是非足を運んでもらいたいです。
「僕らの文化祭」の詳しい情報はこちらの公式サイトをご覧ください。

②日本唯一のサーカス学校「沢入国際サーカス学校」が最後になるかもしれない学生募集

こちらの学校は7月で休校予定なのですが、もしも希望者が10名ぐらいいれば4月から再開するかもしれないということです。

日本で唯一の本格的なサーカス学校で代表者の西田さんはサーカス関連の本も書かれていて
私も読ませてもらってます。
中国だと雑技団員は体操など別分野からスカウトされてくるメンバーにせよ
子供の頃に雑技団に入るにせよ、どうあれ住み込みで集中的にトレーニングを受けます。
休みは旧正月のみというところもあります(日曜は休みってところもあります)。
中国だけでなく世界中で活躍する雑技芸人は誰もがこの道を通ってます。
こういう練習に集中できる環境が日本でどこにあるかというと、現時点ではこちらだけではないでしょうか。
もしもサーカス芸人を目指す方がおられれば検討されてみては如何でしょうか。