貴志裕介の「新世界より」読みました 
ハードカバーで、上巻４９８ページ、下巻５７３ページと、ぶ、分厚い…
かなりの量でしたが、図書館で借りたので、期日までに読み終わらなきゃ、と、のべ３日くらいで、早読みしました 
すごく、読みごたえのある本です
量だけでなく、内容も、とても重くて、考えさせられる内容でした 面白いです 
ＳＦではありますが、主人公が生きていこうとする姿勢が、とても潔くて、今悩んでいる人たちにも、何か共感する部分とか、見習いたいな、って思う部分とか、あると思います。
量的にはちょっと大変でしょうけど、ＳＦっぽい設定が嫌いでなければ、お勧めです。私はＳＦ大好きですが、中には現実離れした話をあまり好きじゃない人もいますよね…
ＳＦとか、ファンタジーとか、現実から少し離れて、より「自分が生きている現実の社会」を考えさせられる、ということはけっこうあるので、私はいいと思うんだけど…
外国語を学ぶと、自国語のことも、改めていろいろわかってくるのと同じで、ＳＦやファンタジーなど、現実とは違う世界の話を呼んで、現実について考える、というのもありなんじゃないかな…
もちろん、むずかしく考えず、単にＳＦで面白いよね～、って読み方もあり、だとは思います
読まれた方いらしたら、感想聞かせてくださいね～
