てくてく歩く ぷくぷく笑う 

自分の歩幅で、自分の速さで歩いていこう。今日はどんな日、明日はどんな日。毎日てくてく、こつこつと。

産山の味 おはぎと漬物

2009年10月07日 13時27分22秒 | Weblog
訪れた地域について、こんなに何度も書いたことがあったでしょうか。
また、産山のお話しです。

今、私が書いたブログを見直してみると、お漬物とハーブの事は書いているけれど、おはぎの事を書いていない。

 あんなに感動したのに。
 でも、確かに書いた。のは、どこかのコメントとして書いてしまって、私の中で書いたつもりになっていたのでしょう。

なので、改めて産山のおはぎについて。

 秋彼岸 野山に萩の花が咲き始めると、どうしても食べたくなるおはぎ。
 先週頃から、おはぎを食べたいと思っていて、産山に向かう車中でも「おはぎ、食べたい」と思っていました。

 昼食のために入ったお店は、山菜料理や赤牛の焼肉、ステーキを出すお店でした。山菜料理は予約のみということで、焼肉定食を!

 まず最初に出てきたのが、5~6種類のお漬物の小皿たちと、そして何とおはぎでした。

       何でーおはぎがーー!じゃなくて「え、おはぎですか!」とお店の方に尋ねると。
「この辺じゃ、お客様にはおはぎ出すんですよ」と。
しかも、小豆から煮て作る餡子だそうです。
「手間かかるでしょー」というと
「昔から家でやってる事だし、同じ手間ですよ」とさらり。

 美味しいいいいいいいいいいいいいいい!
(と、産山村の界隈にこだまする)


しかも!
何と!
 泊まった宿でもおはぎが!
 
  産山では、おはぎ出すのが風習なのかな・・・と、仕事柄何でも興味があったり聞きたくなり役場にメールで尋ねてみました。

■以下、役場からのお返事です。
 この度は、産山村まで足をお運び頂き誠にありがとうございました。

 早速ではございますが、メールにてご質問のありました“おはぎ”の風習についてご報告します。 
10月3日(土)に昼食に寄られた店舗は多分、民宿山の里(※詳細は民宿山の里のHP記載)だと思いましたので、おかみさんに“おはぎ”の風習について確認しましたところ、産山民宿(3店舗)ではおもてなしとして民宿を始めた昭和47年あたりから“漬物”をお客様へ提供し始めており、その中で他にも何かないかと検討した結果、田舎らしく“おはぎ”を作りお出しするようになったとのことです。
 
“おはぎ”は通年で出しており、他の店舗でも同じく提供しているとのことです。(※宿泊された「奥阿蘇の宿やまなみ」 も同じく)おかみさんが昔からやっていると言われておられたように、今ではおもてなしの顔になっています。
だそうです!

 いいですねえ。周囲のロケーションや空気にぴったりです。

それに、お漬物ですが、お漬物は基本的に火を使わないお料理で、しかも保存が利くという究極のエコクッキングではないでしょうか。

 エコのために生まれた味ではなく、昔から日本の土地風土が生み出した日本の味だし。
 今、まさに消えようとしている「おばあちゃんの知恵」や「味」が、ここでは観光のため、そして暮らしの糧として受け継がれているのですねえ。

 すごい!
これも、きっと「過疎」という事と真摯に対峙し、一人一人の中から搾り出されたローカルな力なのでしょう。
 お漬物とおはぎ。一見地味だけれど、きっとスローフードのようにじっくりと永~く続くことだと思います。
  

  おはぎを食べるなら 産山だな。
*写真は、池山水源の湧き水です。ここへ向かう途中にオムライスの有名なお店や、岩魚の塩焼きを食べられるお店などがありました。夏に、ここでおにぎり食べたいなあ!

10月6日 火曜日 食べ物帖

2009年10月07日 08時03分11秒 | 料理
■朝ご飯  オオオオオオオ!牛乳がない!
      のでコーヒー、ハーブトースト(オリーブオイルとハーブソルトのトースト)、野菜スープ(キャベツ、ニンジン、ジャガイモ、パセリの茎)、サツマイモとリンゴの塩煮(まだありますの)、ハーブティ


■おやつ ハーブティ(薔薇の泉)、リンゴ

■お昼ご飯  ラーメン(キャベツ、ニンニク、ニンジンをナンプラー、オイスターソースで味付けして)、ハーブティー

■夜ご飯  サムゲタン(頂き物)ハクサイ、ネギ(小ネギ)、ニンジン、モヤシを入れて。
       ご飯、ビール350ml1本

*聞いてください!
「今夜は少し寒いからサムゲタン・・」と歌いながらお買い物へ。少しお野菜を足していただこうと思っていたので。
 たか~い!
 何と白ネギ(宮崎産)が298円! 298円がないからというわけではなく、300円あったら、モヤシが何個買えるというのでもなく、お百姓さんも苦労もわかるけれど、でも高い。