音心塾 映像部(芸術部)のS君は、希望の高校に合格しますますアートに!
3月最後の音心塾では、先週からちょっと企画していた大作に取り掛かりました。
「え! 先生 いいんすか! これに描いて!」
「いいんっす! めったにできないよー。障子に絵を描くなんて!」
えええええええええええええええええ! で始まりました。
前にもブログに書きましたが、うちにはニャンコが3匹もいて障子の枠は、ニャンコの通り道。一度爪でビリッといこうものなら、そこからは私の手が出せない猫ワールドです。
あれよあれよという真に、障子はおもちゃと化し、見るも無残な姿になることから、障子をプラスチック混合紙にしたのです。
爪がグサッと入っても ビリビリと広がることがなく、また、汚れも水拭きで落ちるので超便利ー。
さらに、この前から取り掛かっている仕事部屋の改造で障子も新しく。
そこへ 絵を描くことにしたのです。
テーマは「夢の樹」です。
夢 だから 一応何でもありで、今回はまず下から描きました。画材は最初、アクリル絵の具と考えていましたが、アクリルは一発勝負であると同時に、相当な量を使う。ことを覚悟して、じゃあ下書きをしよう!と いろいろ試した結果、クーピーに決定。
ちょっと着きにくいけれど、一本一本線を描いている内に微妙な表現ができることや修正が効くことがわかり、アクリルから急遽クーピーで描くことにしました。
それも、サクラのクーピーが柔らかくて色が良いことも判りました。
さあ はじめよう。
頑張れー清四郎!「先生 上の 枝先 描いてください」と。
次回までに ここの空白に何を描くか。障子が2枚なので、左右のバランスと色。後 幹の動き 動きの流れる先、先端の処理。
夢の樹には 何を実らせるか。
根元のが地面から出てくる力感を上までどう持っていくか。
いつもは、暗い絵を描く清四郎君ですが、今回は「私の部屋のだから」と無理やり明るい色に立ち向かわせました。
結構 のってました。清四郎君の口から「妖精を登場させましょうか」とか出たときには 嬉しかったです。