Moon・・・月から 月へ
Vol.15 stage concert
2112.10.19(fri)
えびの市文化センター 大ホールステージ
風 空 うたうように…ささやくよう
Moon・・・月から 月へ
9月の十五夜を過ぎ、今日10月19日は月齢3.6。
新月を経て再び満月へと向かう途中の月の光が、秋の夜空に
静かに輝きわたります。今日を経て10月22日は上弦の月。さらに30日には満月となり、えびのの大地を凛とした月光で照らします(宮崎科学技術館監修)。
太陽の光がエネルギーならば、月の光は安らぎ・ある時は悲しい光にも。でも、悲しみは、私達の心には必要な栄養の一つ。
悲しさがあるから、その道のりは遠くても喜びや嬉しさに辿りつくのだと思います。
海に、湖に、山々に降り注ぐ月の光を思い浮かべながら…。
♪曲の聴き方のコツ。
・まずは、皆さんの頭や心の中の創造力を全開にしてください。 特にドビュッシーは印象派。絵画ではセザンヌ、ルノワール、モネ
コローなど、どれも陰影や光を巧みに表現した作風が特徴です。
ドビュッシーは音楽界の印象派。その中でも月の光は、聴き手の創造力をかきたてる曲として親しまれています。
湖面に静かに降り注ぐ月の光、木々の葉を照らす月の光。一枚一枚の葉で輝く光は、音のないきらめきをつたえるようです。
一方のベートーベンの月光は、悲しみ・絶望を感じさせるような1楽章に始まり、軽快な2楽章。そして3楽章はベートーベンの激しい感情がこみあげてくるような曲です。 「月の光」&「月光」。どちらがお好きですか?
最後のサティは、リラックス効果のα波音楽とし病院などでよく耳にします(ベートーベンの月光ソナタ全楽章を弾いてたぶん血圧が上がってしまうので、サティでクールダウン)。
Program
1. 音の実験 音響反響板をこう使うとどうなるでしょうか? いつもは観客に向けて配置される反響板を、ピアノに向けて置いてみました。いつもとどう違って聞こえるでしょうか?
*レクチャー 社会教育課 東さん
2. ドビュッシー ベルガマスク組曲より 「月の光」
3. ベートーベンピアノソナタ Op27. No2. 「月光」1・2・3楽章
3. エリック サティ ジムノペティ
*時間の都合により 変更。(田中 カレン 光のこどもたちより「青い惑星」 ・光のこども 1
*次回は、11月22日 木曜日。午前11時15分からです。(2012.10.18 writ)